2012年11月24日

曼殊院門跡の紅葉

洛東も北の方、一乗寺なる曼殊院
格式高い門跡寺院であります。

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寺の中には重要文化財や国宝・黄不動、古今和歌集曼殊院本、などお宝がたくさんあるのですが今回はそれらはすべてすっとばして、ひたすら紅葉をめでることにいたしましょう。


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くねくねと、白川通りからすごく細い道をまがりくねってたどりつく参道も紅葉が美しいトンネルに。

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紅葉シーズン以外はひっそりとしたお寺ですが、さすがにこの季節はたくさんの方であふれております。


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寺院のモノトーンの建物に対照的な彩り。




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玄関から大書院へ通じる渡り廊下より。
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龍田の川のごとき小路。

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大書院前の庭園。



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こんなかわいい二畳(一畳台目?)の茶室が。
しかも洞庫付き!


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この奥には予約すれば拝見できる八窓軒茶室が。
江戸時代建築の重要文化財。


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枯山水と紅葉のいろどり。

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有名な梟の手水鉢。
梟と言うより、、、、まのぬけた烏にみえるが[E:coldsweats01]



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美しいですが、日ごろのお手入れもさぞや大変でしょう。

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仰ぎ見る東山も紅葉がすすんでいるのがわかります。

春は「山笑ふ」。

秋は 「山粧ふ」。


さてさて、曼殊院まででばったのは、実はこちらに用事があったから。




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北白川の和菓子屋さん、山もとさん。
(本店は馬町)

こちらの上生はとてもおいしいので、今度のお茶事に使うお菓子の注文に。
オリジナルをお願いすることができるんです。
これこれこういうイメージで、とお願いして、さあ、当日どんなお菓子ができるかお楽しみ。






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山もとさんのある北白川あたりの疏水べり。
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桜がなんとかまだ散りきらずにがんばっています。
こういう日常の中で楽しめる紅葉もよいですね。


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白川通りは車で走るのがとても気持ちのよい紅葉のトンネルです。





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歩きながらほおばる、山もとさんの銀杏餅もFantastic!!

(11月19日の宗旦忌に裏千家では、宗旦が植えた裏千家のシンボル宗旦銀杏にちなみ銀杏餅がでます。)


posted by しぇる at 23:15| Comment(8) | TrackBack(0) | 京都めぐり2012 | 更新情報をチェックする

2012年11月23日

御土居の紅葉と茶室・梅交軒

北野天満宮の境内西側、梅林の奥には、秀吉が洛中洛外の境界として築いた御土居の一部が残っており史跡となっています。

ここがもみじ苑として、また意外と穴場の紅葉の名所。

以前からここには梅交軒という茶室があったのですが、その由緒や、いつごろからここにあったのか全くわからないそうです。
天満宮の古文書をしらべてもわからないくらい古いらしい。

それが今年、有職菓子御調達所・老松さんの肝いりで使える茶室に再建なりました。



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こちらでは薄茶ではなく、濃茶がいただけるのです。
(明日までです!おいそぎを!)

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紅葉を楽しみながら、まずはこちらでお茶をいただきましょう。



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梅交軒からみた見事な紅葉。



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建具の額縁付で。

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貴人口からの眺め。

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残念ながら、お点前は見られませんが、お道具は拝見できます。

この風炉先は天満宮の古材でできたもの。
お軸は牛に乗った天神さんの画賛。扶桑(=日本)の文字の祖、、云々(仮名文字のことね、たぶん)
茶杓は妙喜庵袖摺り松からできためずらしい松の茶杓、銘も「老松」。


桂窯・檜垣青子さんのお茶碗で濃茶をいただく。


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そうそう、お菓子はもちろん老松さん。

銘を「手向山」。

   このたびは幣もとりあえず手向山 もみじの錦神のまにまに


これは天神さん(菅公)のお歌でしたね。


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点前座から見える正面のまだ青いもみじが一番最後に紅葉するのだとか。


さて、お茶もおいしくいただいたし、紅葉を愛でに御土居周辺をそぞろ歩きいたすことに。


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おお〜[E:coldsweats02]


底を流れるのは紙屋川。
かつては紙を漉いていた川だったとか。


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真っ赤ではなく、この微妙な色がなんとも美しい。


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これがその御土居本体。

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もう、説明なしでいいですね。


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青紅葉襲。


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爪紅。

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青竹の結界には結び目ひとつひとつに照葉がくくりつけられているにくい演出。





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ちなみに早春の頃、花を楽しませてくれた梅林はもうすでに葉を落としたあとでした。



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天満宮の境内にも見事な銀杏が。


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少し足をのばしたところの千本釈迦堂のあの阿亀桜!
春は花の瀧でしたが、今はこんな紅葉の瀧がなだれうっていましたよ。


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      龍田川もみぢみだれて流るめり
              わたらば錦なかや絶えなむ
  (詠み人知らず)
posted by しぇる at 22:06| Comment(4) | TrackBack(0) | 京都めぐり2012 | 更新情報をチェックする

2012年11月18日

錦繍・京洛の夜を徘徊す

錦繍の頃、京洛はあちこちの庭園でライトアップ。

昼間忙しいこの身にはなんとありがたい。

仕事を終えたあと、家に帰って猫の世話もそこそこに夜の京洛へくりだそう。







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家からチャリで5分の南禅寺・天授庵。
紅葉の名所。

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応仁の乱(京都人がいうところの先の大戦[E:coldsweats01])で失われた天授庵を再建寄進したのは細川幽斎。
よって、この細川の九曜星紋も納得。

(近くには細川別邸もあるし)



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書院より。



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人の姿はあっても、ここではみんな言葉を失うのか、静かです。
秋の夜の空気の底。または海の底のような。
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書院にかざられた花。
このツクバネのような、小柿のような実は何の実だろ?
(nageire様より、つくばね柿 または 老鴉(ろうあ)柿とお知らせいただきました)



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本堂の前の庭へまわる。


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おお!
お見事!


南禅寺の西門から暗い道にチャリを走らせれば、、、


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ごぞんじ永観堂・禅林寺。



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市中のかなり離れた場所からでも眺められる多宝塔を真下からみあげる。

ここはさすがに人が多く、(ウルサイ)修学旅行生もいて、ちょっと落ち着かない。
時間選択を間違えたか。(閉門間際がよろしい)





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それでも紅葉は美しいのだ。

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爪紅(つまぐれ)。

たおやかな白い指の先の紅いろを連想させる。
なまめかしい。


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紅葉のトンネルをとおりぬけ、阿弥陀堂へ。

「永観、遅し」




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(多分)シダレモミジ。



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モミジだけでなく、苔庭にふりしく銀杏も美しいのだ。

  

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*  *  *  intermission *  *  *


さて、きょうもきょうとて雨をおして夜くり出せば、雨もあがって空には三日の月。



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町家の格子からもれるあたたかい灯り。

これがたまらなく好き。

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西陣・浄福寺通り大黒町、石畳の町。(昼間の景色はこちらからどうぞ)



おりしも雨に濡れた石畳は夜に美しさを増す。


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あちらも、、、

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こちらも。


実はこれは大黒町と上七軒を舞台に静かにおこなわれるイベント都ライト
同志社、造形芸術大の学生が地域の協力を得ておこなってる「町家から漏れる暮らしの灯り」。



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なにか催しがあるわけではなく、ただ静かに町家から漏れる灯りを楽しむ。
その家の中の普段の暮らしに思いをはせる。

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道の境界に受付があって、こんな提灯を貸してくれる。
またこれが螢の光より淡い光で、なんてそぞろ歩きに似つかわしい。



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格子の向こうに晴れ着。

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暗い道を歩くとき、よそのおうちの窓の明かりがどんなに心をあたためるかということを、思い出した。







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それでも西陣界隈の町家は住人がいないので、真っ暗で明かり一つ見えない家が多く見受けられる。
残念なことだが、数年以内には更地になるところも多いだろう。

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浄福寺通りの北の端から、GPSだけを頼りに入り組んだ路地をぬけて上七軒へ。

こんなことでもなければ、通ることなどないだろう細い暗い道を行くのは少しスリリングだが、わくわくもする。


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北野天満宮。


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上七軒を南下してバス停へ。

夜の徘徊、きょうはこれにて終了。
posted by しぇる at 00:06| Comment(12) | TrackBack(0) | 京都めぐり2012 | 更新情報をチェックする
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