2011年08月26日

東寺さんの弘法市

  ♪ 姉三六角蛸錦、、、、、十条東寺でとどめさす


の東寺です。

ここの五重塔は新幹線からよく見えるので、学生の頃、実家の岡山からの帰りこれを見ると、ああ、京都へ帰ってきた、、、とおもっていたものです。

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毎月21日は弘法市がたちます。
やっと日曜日にあたったので、でかけてきました。



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境内の蓮池には名残の蓮が。

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蓮の古名「はちす(蓮、蜂巣)」とはよくいったものだと、種をいれた花托を見て思います。

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あいにくの雨と、でかけるのが昼過ぎと出遅れたため、もう店じまいしているお店も多くて、ちょっと残念。


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弘法市のはじまりは、弘法大師入寂の旧暦3月21日にちなんで、毎月21日に御影堂で行われる御影供の縁日。
それにあわせて初めは茶屋が、のちにいろんな生活用品を売る店が出だしてかれこれ700年、という実はすごく長い歴史のある市なんですねえ。




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お天気のよい日などは1000以上のお店がでるそうです。

少しのぞいてみましょう。




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うわ〜、、、なんだかよくわからないけれど、昭和のにほひがするものがたくさん。



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こちらは古伊万里や茶道具が。
腰をすえてさがしたら、掘り出し物がけっこうありそう。

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ここの市はとにかく着物関係のお店が多いですね。

このお店は反物まで売っていますが、多くはアンティーク着物のお店。
状態のよいものが、え?というお安いお値段ででています。
昔の着物の意匠、色づかいはかえって斬新ですね。
もう20も若かったら着たいなあ、、、、

外人さんもたくさん買ってはりましたが、どうやって着るつもりだろう?

雨なので、商品がぬれるとこまる着物屋さんは早々に店じまい。
もう少しみたかったし、凡蔵母さん様のアンティークきもの凡蔵さんをさがしたのですが、お目にかかれず。

雨模様なのでこの日はお休みだったとか。
残念!


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こちらは濡れても全然大丈夫な古伊万里のお店。
でも、ぬれすぎとちがう?


あと、この市では梅干しやら、昆布やら、豆やら、、、食料品が豊富なのも楽しいですね。

もう一つ目をひいたのが植木の店コーナーがあって、(かつての)ガーデナーとしては心がさわぎます。





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ああ!
苔玉もええなあ〜。

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茶花の苗がこんなにあるなんて、やっぱり京都だわ。
買いたくてウズウズ、、、、でしたが、(今の生活では)ガーデニングは無理無理と言い聞かせてガマン。


で、結局買ったのはこちら。
農作業ウエアのお店で。

もんぺや、手甲などといっしょに売られていました。
夏の庭の雑草とりや落ち葉とりなどの作業時の必需品。
これひとつで蚊も日焼けも防げるすぐれもの!


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妙に似合ってる、、、、、

これをつけて作業中、お客さんが来られたら、
「奥様はおでかけです。」

、、、と言おうと思っている[E:coldsweats01]


posted by しぇる at 22:40| Comment(16) | TrackBack(0) | 京都めぐり1 | 更新情報をチェックする

2011年08月07日

六道参り〜五条坂陶器祭

今年もお精霊(しょらい)さんを迎える盂蘭盆会の時期になりました。

でもわが家には仏壇はないの。

仏教的祭礼、儀式が葬式くらいになってしまったのはいつからでしょうね。
子供の頃には家の前で小さな迎え火、送り火をたいたり、お盆飾りを仏壇前にこしらえたりしたものですが。

六道参りを以前したのはまだ京都に住んでいなかった一昨年のことでした。
今年は京都の家からですので、夕方から浴衣なぞ着てお参りです。



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東山松原を少し西にはいったところ、かつて鳥辺野と呼ばれる葬送地で、あの世とこの世の接点だった場所になる六道珍皇寺にはたくさんの信者さんがおいでです。

私はまあ、いわば観光客ですので少しひかえめにお参り。

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お寺にはいるとすぐ、たくさん売られている高野槙。
霊が宿るとされた霊木で、天から戻ってくる魂はこの枝を依代にするとか。

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とてもよい香りです。
槇の風呂が檜よりも珍重されるのもうなづけます。

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蓮の花や、ミソハギなど、お仏壇に飾るお花も売られています。

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昼は宮廷に仕え、夜になるとこのお寺の井戸を通って、閻魔大王の元に出仕していたという小野篁の有名な伝説。
左手のおじょうちゃんがお持ちなのが水塔婆。
ご先祖様の戒名を書いて、お線香で清め、高野槙で水回向(槇の枝に含ませた水をかける)をしておさめるのです。

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そうそう、その前に迎え鐘をつきます。(すごい行列ができます)
この鐘は中に密封されているので、見ることはできません。
綱だけが出ていて、これを引いて音をだすのですが、中の構造は不明。

陰にこもった音なので、いかにもご祖霊さまが、あの世からまよわずおいでになりそうです。


六道珍皇寺をでて、さらに松原通りを西へ行くと、、、





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お針子セットという、お裁縫もできちゃうコーヒーセットがいただけるカフェ、柴洋さんや、



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この立地にあってこそ、の「幽霊子育て飴」のみなとやさんなどが。


さて、ここがあの世とこの世の分岐点、六道の辻です。

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六道とは、死後行くとされる地獄道、餓鬼道、畜生道、修羅道、人間道、天上道。
どこへいくかは閻魔さん次第なんですよ〜。


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この辻にたつのが西福寺。
六道まいりの時期だけの公開です。


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(きったねえ字〜〜)
2年前にお参りしたときに、いただいた祈願銭、本当は昨年お返ししないと行けなかったのですが、その時期京都に来ることができず、今年やっとお返ししてきました。

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右下に写っているのが祈願銭、新しいのをいただきました。
ちなみに右端に、有名な壇林皇后九相図も写っています。(法医学の教科書のようですわ〜[E:shock])

お堂では熊野観心十界図 地獄絵の絵解きをされています。
→参考はこちら

BGMというか、効果音がクラリネットの生演奏なんで、ちらっと聞いていましたがおもしろいですよ。




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最後は六波羅密寺へお参り。
こちらではお迎え鐘は地下にあります。


お参りをすませたあと、五条通を目指して南へ歩いて行くと、、、


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今年春に、5小学校、2中学校が統合されて開校されたばかりの東山開睛館(開睛小・中学校)。
小中一貫教育を売りにしていくらしい。

先日お邪魔した粟田小→白川小もここになったのね。
京都の市立学校の統廃合は、ほんまに最近ドラスティックだわ。



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さて、五条通はいまや陶器祭の真っ最中です。


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日ごろやや敷居が高い感じで戸が閉まっているお店もオープンになり、屋台もたくさん出て、白熱灯(ほんとはLED)のなんだか懐かしい灯りのともる夕まぐれ〜夜にきたかったのです。その念願がかないました。

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ぶらぶらお店をひやかして、ちょっとお気に入りの器をみつけご満悦のわたくし。
(ありゃ〜、浴衣もちょっとくたびれてますな〜。)


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屋台で購入したのは大好きな菊割の小皿でしたの〜。
posted by しぇる at 23:18| Comment(8) | TrackBack(0) | 京都めぐり1 | 更新情報をチェックする

2011年07月08日

北野散歩〜立本寺の蓮

いきなりタイトルとは関係ないですが、、、、

ない!
吉田の東一条にあった左京区役所がない!

学生の時からお世話になって、京都に移住したときにもここで手続きをした左京区役所がぁ〜、、、

そういえば、松ヶ崎に移転したというお知らせが入っていたような気もする、、、(←早く気づけよ)

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というのではるばるやってきた新しい左京区役所。
なんでこんなへんぴな(松ヶ崎の方、ごめんなさい)場所へ???
五山送り火の妙法の下くらいの場所。
おまけにおもいっきり交通の便悪いし、、、、

と、まあ悪態を(心の中で)つきながら、所用をすまし、さらにその足で北野白梅町あたりで別件をすまし、そういえばこのあたりに北野商店街があったはず、、、とお散歩開始。

上七軒から七本松通りを南下すると、有名なお豆腐屋さん、とようけ屋山本さんの本店が。


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北野天満宮の向かいにある、とようけ茶屋は知っていましたが、本店はここにあったのね。
「とようけ」って一体なんなんだろうと思っていましたが、穀物の恵みをつかさどる神様、豊宇気毘売神からきていたんですねえ。
ほんに京都にはお豆腐の名店があちこちにあります。


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こちらが北野商店街。
七本松と一条通の交差点から斜めに南東に走る道沿いにあり、千本中立売りまで。


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なんだか懐かしい感じの商店街です。
地方の駅前にあるような。

昭和40年代、千本通商店街の賑わいがピークだった頃、この商店街も西陣の台所として賑わったそうです。
今はどこの商店街もそうであるように、往時の面影はありませんが、それでも現役の商店街であることにはかわりありません。


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千本通りとクロスするところでこんな時計台をみつけましたが、由緒不明です。
ビルの1Fは焼き肉かなにかのチェーン店でしたし。



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歩道にはこんなチンチン電車のデザイン。
なんと昔は北野天満宮から、この商店街を横切って京都駅まで行く北野線という市電の路線があったそうです。
昭和36年廃線ということなので、さすがに残念ながら見られなかったですね。

この北野商店街から南下し、白梅町まで戻ろうとした道すがら、、、、



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あらまあ、、、、
お墓もディスカウント、、、、[E:coldsweats01]
(お墓に)入れられる方にしたら、ちょっと苦笑いですねえ。

歩いて行くとなんだか立派なお寺の屋根が目にはいりました。




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具足山・立本寺。
こんなところにあったのか!

日蓮宗のお寺ですが、縁起をみると、移転につぐ移転で長い間さすらったお寺のようです。
ようやく安住の地を得たのは18世紀初頭。


観光寺院ではないので、しかもこの日は暑かったので、人っ子一人いません。
し〜んとした境内は、廃寺のなかにいるようで、、、



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そんな感じでしょ?
これは本堂ではなくて祖師堂ですが。


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え?
豹でもでるの?
もとい、危険な猫さんがいるの?


さて、立本寺といえば蓮の花です。

大きな池に蓮がたくさん咲いている、、、というイメージだったのですが、そうではなくて本堂の前に蓮の鉢がたくさんならべられているのですね。


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参拝に来る方に楽しんでもらうために、いろいろな種類の蓮を各地から、遠くは中国からも集められたそうです。

しばし蓮花をご覧あれ。


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日傘の下でしばしまどろむ貴婦人。

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そのつぼみは合掌の姿。




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もの言いたげな、、、



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傘の下は美人度アップですね。

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蓮の実はじょうろの口。


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これぞ甘露。


しばし擬似極楽浄土体験の後は、百鬼夜行ストリートへ。


北野商店街を西へ行くと一条通にそって大将軍商店街



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一条通はかつて付喪神(つくもがみ)たちの百鬼夜行の通り道であったといわれます。

付喪神はもともとうち捨てられた古道具が化けたモノ、なので、古道具市のたつ北野天満宮近くであることも納得ですね。


この商店街では町おこしの一環として、妖怪ストリートなるものをたちあげました。
各商店の表にはこんな妖怪たちをみることができますよ。


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え〜?
ぬらりひょん(左)は付喪神じゃないと思うけど、、、、



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これは洋品店の付喪神さん。
(洋服が化けているのか?)



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魚屋さん。
魚そのまんまやし。

ようするに別に付喪神にこだわってないようですが、各お店の情熱と努力には頭がさがります。

この商店街をぬけて西大路へ行く道で、あの、先日のブログで紹介した幻の○○酢さんを発見!





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こちらだったんですね。
「小売りおことわり」の看板がでているので、敷居が高いんですが、裏技があるらしく、、、、[E:coldsweats01]


さて、最後はこちら、上七軒、老松さん。
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この季節だけの銘菓、「夏柑糖」をいただきに。

栽培されることの少なくなった夏蜜柑のすっぱさを、寒天に閉じ込めたさっぱりとした名物です。


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一個まるまる一気喰いしてしまいましたわ。
甘酸相和、いとおいし[E:heart01]
posted by しぇる at 21:43| Comment(20) | TrackBack(0) | 京都めぐり1 | 更新情報をチェックする
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