2010年03月20日

神戸・元町〜kasparekさんの中国剪紙・緒指美影

先日三宮まで出かけ、用事をすませてからこの長い長い高架下商店街を西へ西へ。

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主に若者向けのちっちゃいけれど、個性的なお店が並びます。

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いくたロードを越えてさらに西へ。

この写真のつきあたりにかすかに赤い鳥居がみえているのですが、あれがノリカ様挙式ですっかり全国区になった生田神社ですのよ。

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トアロードも越えて元町の手前、鯉川筋の一本東、ここらは若者主導の個性的な小さなショップがたくさん。

めざしたのはその中のひとつ、「ザックバランな古本屋 トンカ書店」さん。

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まずはええ〜っと、、、、入り口どこ?!

皆さん迷われるそうです。

入り口、このビルの左側にはいったところにあります。(シャッターしまっているのでお休み、、と思わないように)

やってきた目的はこれこれ。

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ブログでおつきあいのあるkasparek様が趣味で(いや、趣味の範囲をはるかにこえてますが)つくられる中国剪紙の作品が展示されているのです。

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トンカさん、この奥。

狭い空間に種々雑多な古本がぎっしり。名のとおりザックバランな品ぞろえです。

図書室向きに特別にハードカバー装丁になってる古い岩波文庫にちょっと惹かれました。

kasparek様は私とは面識はないのですが、ぽん様とはリアルお友達。

いたちフェレット2本2匹様とご同居中。

お名前から判断しますと、アニメ大国チェコのアニメ、キッチュな雑貨などお好きだと推測いたします。(”kasparek”はチェコの人形劇にでてくるポピュラーな道化者)

剪紙とは中国の代表的な民間工芸品である切り紙細工で、主にハサミを使って、作られ、今でも中国の人の生活の中で、飾りとして、あるいは幸せを祈るおまじない(?)として使われているそうです。

そういえば中華レストランでも見た記憶があるなあ。
kasparek様のブログを拝見しだしてから、気付くようになりました。

作品は著作権のこともあり、写真にはとらなかったのですが、あとからご本人に写真OKといわれまして、ここに紹介できないのが残念です〜。

でも、やはり実物にはかないません。

ブログ上で拝見するよりはるかに緻密なもので感動です。

額にいれるのに、ちょっとでもミスったら折れ曲がってしまいそうな細い細い部分など、いったいどうやってハサミで切るのか、想像できませんわ。

文様も美しいものからかわいらしくユーモラスなものまで、いずれも吉祥文。

ハガキを購入しましたので、ちょっと小さいですが雰囲気だけでも。





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どちらも子供がすくすく大きくなりますように、、、、っていう感じだったのが気に入りまして。

すごいでしょ?

すてきなものを見た後は、おなかがすきましたので三宮にもどって行くのはやはりこちら。



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ブランジェリー コム・シノワ

こちらのエッジのたったクロワッサンは、少しトーストするとめちゃくちゃおいしくって、やみつきになりますよ。



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posted by しぇる at 22:32| Comment(8) | TrackBack(0) | 神戸・阪神間さんぽ | 更新情報をチェックする

2010年02月09日

灘・西宮郷酒蔵めぐり

伏見の女酒にたいして灘のお酒は男酒というそうな。

前者が仕込みの水にミネラルの少ない中硬水を使っているのに対して、後者はミネラル豊富な硬水を使っているのがちがいだとか。

全国の酒の3割を出荷している灘五郷(今津郷、西宮郷、魚崎郷、御影郷、西郷)、江戸時代からの酒の生産地です。

西宮郷、今津郷は実は自宅から30分〜1時間くらいの圏内にあるのです。

日本酒をこよなく愛する私としては(誤解なきよう言っておきますが、私は決してヘビー・ドリンカーではありませんよ。ちびちびたしなむ程度。そりゃ、たまには痛飲しますが)一度は酒蔵めぐりをしてみたい。

ところが年末に突然肝機能が悪くなって、もしかしてヤバイ病気かも?と飲酒できない日々が、、、、。

結局いろいろ検査したけれど原因不明のまま、肝機能は正常にもどったので、お酒も自主解禁(いいのか?)。

やっと出かけることができました。



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まずは仕込みに使われる宮水発祥の地の碑をおがんで、


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宮水庭園へ。

宮水は西宮の水、の意で、六甲山地からの伏流水。よい酒を造る条件をすべて兼ね備えている水なのだそう。

ここには各メーカーがそれぞれのくみ上げ井戸をもっており、ステンレス製の覆いがちょっと未来的ですね。

みえるのは白鷹さんの井戸。


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こちらは白鹿さん。他にも大関さんとか。

灘の男酒は、硬水仕込みゆえ、夏の暑さにも劣化せず、秋になると一段と味が冴えるので「秋晴れ・秋上がり」のする酒といわれます。

味で言えば、さらっとのみやすい女酒にくらべて、しっかりボディというか、それぞれの銘柄の特徴が際だつ感じ。


では最初に白鹿酒ミュージアム・酒蔵館をご案内。




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清酒「白鹿」の醸造元、辰馬本家酒造(1662年創業)の酒蔵です。(辰馬家は海運業もしていた旧財閥の名家です)

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かつて酒造りの一つ一つの課程が手作業だったのですが、現在ではもちろん工場でほとんど機械化されています。

このミュージアムでは、いまではほとんどみられなくなった(地方の地酒製造ではまだみられる)かつての伝統的酒造りの工程をしることができます。

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実はこの酒蔵、かつては煉瓦造りの建物でした。
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パンフレットからですが、こんな感じ。

この建物は残念ながら、あの阪神淡路大震災で全壊してしまいました。


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精米、麹作り、酒母、もろみ作り、火入れなどのようすが再現されています。


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これは圧搾。左端の木の箱に酒袋に入ったもろみをいれて、てこの原理でこの木材の棒に重しをつけて一気に酒をしぼりだすのです。

そういえば地方の小さな醸造所でこれ、みたことあります。

しぼられてほとばしり出てくるしぼりたてのお酒!

想像しただけでのどが鳴ります。おいしそ〜。

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これはもろみが樽の中で発酵熟成する様子を樽の中から眺めたら、という様子です。

お酒になった気持ちで見上げてみましょう。泡泡がこれまた美味しそうな色で、、、、


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お酒を出荷するときの印判。

この白鹿酒造さんは実は毎年その生徒の半分以上を京大に送り込む○陽学院の経営母体でもあるのですよ。知ってました?

さて、阪神淡路大震災では灘五郷のたくさんの蔵が被害にあったとききます。




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そういえば何年も前のNHKの朝の連ドラ、震災前後の灘の造り酒屋が舞台のがありましたね。

「あまからしゃん」。

あれで ”しゃんとあがった秋晴れの味”、という灘の酒の最高級の誉め
言葉を知ったのでした。

あれだけの地殻変動がありながら、宮水がとだえなかったのは幸いでした。

今ではほとんどの蔵が復興をとげています。



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酒蔵館をでて、お隣にある蔵を利用したミュージアムショップ+レストラン。

こちらでお昼です。


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さすがに吟醸酒の酒粕煮込みのハンバーグなんてメニューが。

ほのかにお酒の香りがして、ぽかぽかと少し体がぬくもりました。

お次は白鷹禄水苑


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こちらは白鹿の辰馬家の分家、北辰馬とよばれた清酒白鷹の蔵元の住居をイメージした建物。


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お酒やおつまみなどの販売に、日本酒バーやレストラン(竹葉亭がはいっているようです)、多目的ホールなど。

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戦前までの灘の造り酒屋の多くは、蔵元の住居と酒蔵が地続きになっているまさに職住一致の住まいになっていたそうです。

こちらでは当時の住まいの様子も復元され見ることができます。


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辰馬家で結納の儀が行われる日、という設定です。

その座敷でまた見つけたんですなあ、、、これが!


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赤穂緞通!きゃ〜!![E:lovely]


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おくどさんの左側は本格的に飲めるバー、で右でのテーブルではワンショット200円でお酒のテイスティングができるのです。


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吟醸酒、いただきました。

ほねぶとっ!という感じの味で、おいしかった〜。もう一杯いきたかったけれど、ここでできあがってはちょっとまずい。



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道の名前も「酒蔵通り」。

西宮郷の東はしになる日本盛の酒蔵通り煉瓦館


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ここではなんとお酒から造った基礎化粧品が買えます。

ガラス工房もあって、酒周りのグッズ充実。聞き酒もできるんですが、肝臓さんのことも考えてここはがまん。

時間がおしてきたのでちょっと急ぎ足でさらに東の今津郷へ。



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清酒大関さんの甘辛 関寿庵

その名の通り、甘いお酒を使ったお菓子(フィナンシェなど)と辛口のお酒が量り売りで買えます。

こちらで最後なので、お酒を1本求めて帰路につきました。

体調さえ万全ならば、完璧に楽しく酔っぱらえそうな酒蔵めぐりでした。





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右は蔵出しにごり酒、大関「しろささ」。韓国のマッコリみたいな軽い味わい。

左は白鹿酒ミュージアムでいただいた吟醸酒。小さいボトルですがしっかり灘の男酒。

ともあれ灘の酒は宮水、摂津・播州の米、六甲颪、丹波杜氏の技術、、、それらのたまもの、感謝していただきます。
posted by しぇる at 21:10| Comment(18) | TrackBack(0) | 神戸・阪神間さんぽ | 更新情報をチェックする

2009年12月17日

神戸三宮〜ブランジェリー コム・シノワ&オネストカフェ


大阪からは神戸三宮までJR新快速で20分かかりません。

この日は大阪から元町までJRで。

目的は先日のリベンジ(→こちら

超人気でなかなか手に入れにくい海岸通りパティスリーモンプリュのコンフィズリー、パートドゥフリュイ。

果汁をフルーツのペクチンだけで固めたそれはそれは宝石のようなお菓子なんです。

うふふふ、、、ありました、ありました。

2パックだけ残ってました!ふたつともゲット〜〜〜[E:smile]



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先日はバラでしか買えずに、お使い物にさしあげた方々、申し訳ありませんでした。

申し訳ないついでに一つは自分用に買っちゃいました。ごめんなさ〜い。(もう一つはまたまたお使い物に)






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もう一つの目的のために元町から三宮に歩いて戻って、やってきたのはこのあたり。

遙か向こうに市章山が見え、そごう、神戸国際会館の裏側になります。

実は過日来たときにここでわからなくなって、たどりつけなかったところが、、、、。

なんと目指すところはこの無機質なビルの地下にあったんです〜。


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パンがとてもおいしいと評判のブランジェリー コム・シノワの工房とお店。そしてそのパンのイートインができるオネストカフェ。






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地下にあるとは思えないグリーンにかこまれたかわいいお店です。

パンも種類がすごく豊富で見た目もすてきなのにびっくりです。

フルーツが乗っているデニッシュ系は新鮮なフルーツがもう、たあ〜っぷり!

シンプルなパンはこれまた香ばしそう。

クリスマスのアドベントシーズンなので、ドイツのケーキ、シュトレンも売られていました。

シュトレンは日持ちがするので、ドイツではクリスマスの4週間前から準備して、少しずつ削りながら食べるそうです。(あってます?ヘルブラウ様)



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スープなども付くランチもいただけるのですが、残念ながら時間がはずれてましたので、サンドイッチとコーヒーを単品で。

このサンドイッチの中味が半端じゃないのです。

左はサーモンとポテトサラダ、右はリンゴに生野菜サラダなんですが、味付けが、これはレストランのメニュー?と思うくらい、しっかり調理してあります。

パンもサクッと軽くて、サンドイッチにぴったり。

これはスープも期待できますね、いただきたかったわ。

帰りに持ち帰りを買って帰ろう、と思ったのですが、どのパンもきれいで、おいしそうで目移りして困ってしまいます。

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迷ったあげく、ダイエット、、、なんて言葉を忘れてこれだけお買い上げ。

特に感激モノはこのクロワッサン!

このエッジの立ち様!

うす〜い生地をくるくる巻いてあって、さっくり、ぱりぱり。

今まで食べた中で最高のテクスチャーでした!



   *    *    *


ブランジェリー コム・シノワ&オネストカフェ
兵庫県神戸市中央区御幸通7-1-16 三宮ビル南館 B1F  
078-242-1506
8:00~18:00 定休日 水曜日
posted by しぇる at 23:01| Comment(6) | TrackBack(0) | 神戸・阪神間さんぽ | 更新情報をチェックする
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