お点前は炉の流し点て。

お床の花は、姫水仙、バイモ、アオモジ。

お軸は「且座喫茶」。
臨済録より。まあ、すわってお茶でものもうよ、という意味でしょうか。
喫茶去ににていますね。
この日は絶対炭点前をするぞ!といの一番にお稽古場に到着。
炭点前をせずして、釣り釜の季節をやりすごせましょうか[E:angry]
勢い込んで炭斗を用意しましたが、勢い余って鐶まで準備してしまいました[E:bearing]あちゃ〜。
(釣り釜では大きな鐶で釜をつり下げているので、普通の鐶はいらないのです)
炉の中に五徳がないので、炭がのびのび入れらます。
(といっても、あんまり間延びをした入れ方だと、火のおこりは悪くなりますが)

どうでしょう?
なんとか火はおこってきました。
釜の蓋を開け閉めするたびに、ゆらゆら、、、、
フーコーの振り子を思い出す。
あれは地球の自転を証明するものだったけ。
じっとみていたら催眠術みたいに眠くなってくる、、、、そんな浅い春にお似合いの風情です。

季節ですので、香合は大蛤。
これも炭斗のなかでゆらゆら、、、、安定が悪い。

これはおまんやさんのお饅頭ですが、野原に芽吹く緑とタンポポか何かの花を連想させて、「野遊び」とでも銘をつけたくなります。

お干菓子は私のさしいれ。
梅に鶯の寒天のお菓子。
そういえば、3月3日がすぎると、あっという間にお花屋さんから桃の花がなくなりました。
旧暦のお雛様はまだまだこれからですのにねえ、、、、