なので、まぢかで見られる予行演習をみてみましょう。

ここは四条傘鉾。
今年はこの山では中学生とおぼしき3人組が町行司・副司のようですね。
くじ改めは、奉行(京都市長)により、山鉾巡行の順番が、くじ取り式で決まった順番であるかどうか確認する儀式。

まずは副司が供物(ちまき?)を持って奉行にささげます。

さあ、行司さんの出番です。

くじ札が収められている文箱の結び紐を、手を使わず、扇子を使って解き、蓋を開けます。

中のくじ札が見えるように文箱を奉行の目の前に、勢いよく体全体でお辞儀するように差し出す。
これがかっこいいのよね[E:lovely]

ふたたび手を使わず扇の一降りでくるくるっと紐をまきつける、これがむつかしそう。
よくできました。
パチパチ。
拍手がおこります。
鉾町によっては行司は外人さんだったり、まだあどけない小学生だったり、まあおぢさん[E:coldsweats01]だったり、、、
やはり人気は小さいお子。
この日のためによく練習したんだろうなあ、えらいえらいとほめてあげたくなりますしね。

最後のお仕事。
扇子を高く大きくかざして、山鉾に進行を促す。
これで山鉾はくじ改め処を通過できるのです。
本番もしっかりね!
(ちなみに四条傘鉾では15日・16日に19:10〜4回ほど、この予行演習をされます)

そのあとは棒振り踊りのご披露。
棒振り2人、鉦・太鼓・ササラ各2人の計8人。
山鉾町の小学生のお子たちです。

この四条傘鉾は昭和63年の復活。
当時はまだ京都在住でしたね。なんとなく記憶にあるんですが。

なれぬ草鞋は大丈夫かな?

お囃子方。

みなさん、背中に厄除け粽を差しています。

おわるころには駒形提灯にも灯りが入り、よい宵になりました。
私も京都が好きで前世はここで暮らしていたんじゃないか?と思うくらい 京都にいると落ちついてしまうほど大好きな町です。
何時か 住んでみたいと思いながら此方のブログを楽しく読んでおります[E:happy01]
京都の魅力はこの面々と続くお祭りですよね。
今や薄れゆくコミュニティーが色濃く残り
受け継がれてゆくって 本当に素敵です。
時代を作る若者たちがしっかり祭に参加しているっていいなぁ、、、。
これからも更新楽しみにしております。
以前は籤改めといえば大人ばかりだったようですが、最近は小学生や中学生が増えてきましたね。
昨年、こまちのマイミクさんもこの籤改めをやっていましたよ(お爺さんですが[E:smile])。
毎日、たくさん練習したようで格好良く決まってました(DVDで観ました)。
京都の子供さんたちは、こうやって古い風習を覚えて後世に伝えていくのですね。
明日の巡行は晴れますように…
はじめまして。
私のまわりにも京都が大好きで移住した方がたくさんおられます。[E:happy01]
洛中もかつてほどコミュニティの絆が強くないと聞きますが、あたらしく転入した方々ががんばっておられるところもあるようです。
ほんと、私も一時は真剣に鉾町移住を考えていたんですがねえ、、、諸般の事情で洛外住まいですわ。
2日間の祇園祭、住んでいる人以上に堪能されたことでしょう。
それにしても暑かったですね。
明日の巡行は晴天(猛暑とも)のようですよ。
午後から仕事なので、どうしようか迷っています。今日、ちょっと体力使い果たしたので、、、(もう若くないなあ、、と実感)