2012年07月13日

山・鉾建て〜曳初め〜杉本家屏風飾り〜祇園祭2012

長刀鉾は人が多いのでスルーして、室町通りへ。

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菊水鉾ではもう曳初めが始まっているようです。

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曳初めは女性でもお子たちでも参加できます。(もちろん観光客もね!)

私もちょいと手を伸ばして参加。
大人数で引くせいか、意外と楽々ひけるのですね。
おまけにすごいスピード。



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このまま室町を南下して四条通りの真ん中まで。



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コンチキチンのお囃子もにぎやかに。


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いってらっしゃ〜い!


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あとから四条通りに出て振り返ってみると、菊水鉾は室町通りにご帰還中。
あっというまにビルの谷間(室町通り)にすいこまれていきました。
都会にあって、このシュールな景色!


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新町通りでは放下鉾が。

三光丸君(稚児舞をみせてくれる稚児人形)がのる鉾ね。



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これを後ろに見送って北上すると、、、



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南観音山の真松。

毎年、北観音山と南観音山で松選びのくじがひかれ、くじに当たった方が先に選ぶ権利があるのですって。
今年はどちらが良い松を選んだでしょうね。(どちらも松も遜色ないのですけれど)

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その松を真木に取り付けているところのようです。

大工仕事のようだなあ。
重量のある松を支えるわけだから、しっかり丈夫につけないと危ないですものね。

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後刻また来てみると、こんなんなってました。
初めて見たわ〜、この接合部。
巡行の時は赤い網隠しに隠れていますものね。



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釘を一本も使わない、縄で支えるこの巧の技。
いままでもず〜っと伝承されてきて、これからも伝えられていくのね。
そうあってほしいわ。






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会所でなごむお町内、氏子のかたがた。
こういう姿が好き。

さて、北観音山の真松立てを見ることができました。
動画じゃないけど、雰囲気伝わるかな。

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垂直に立っているのは実は引き手。
そう、この曳き山は90度ひっくりかえっているのです。[E:coldsweats02]

(ちなみに左端の鴇色のシャツの方は吉田孝二郎・山鉾連合会理事長さんです。)



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かけ声とともに向こう側で引っ張る人たち。
滑車の原理ね。



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おお!
立った立った!

おもわず拍手がおこりました。

こんなにして立てるのか〜、知らんかったわ。


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こちらはさきほどの理事長のお家、吉田家。
はや、屏風飾りがされています。



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坪庭をはさんで奥庭まで風がぬける京町家。
うっとり[E:lovely]


さて今度は新町通りを四条から南下。

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こちらは船鉾。
独特の形ですね。
神功皇后出陣の鉾。(新羅に攻め込んだそうです)

2年後には大船鉾が巡行復活予定ですが、こちらは凱旋の鉾。

(ちなみに神功皇后は身重だったという伝説。)






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左手の重厚な町家は3年前和菓子の会でおじゃました最大級の京町家、長江家。(京都市登録文化財)


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さて、石畳を新しく敷き詰めたという膏薬図子。(四条〜綾小路への抜け道)
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ほ〜、、、こんなになったのね。
石がまだ新しすぎておちつかない。
もう少し時代色がついたら良い感じになるでしょう。





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図子をぬけてやってきたのは重文杉本家
屏風飾りの特別公開。

こちらの季節ごとの特別公開はもう何度もいっていますが、今回あまね様から一般公開にさきだつ維持会員特別公開の券を拝領。


会員限定とあって、大きな町家の夏の室礼をゆっくり堪能できました。
何度見ても、この町家はほんと、すごい。
維持も掃除もたいへんだろうなあ、、とは思いつつ、期間限定でちょっと住んでみたい。やっぱり夏に。


俵屋宗達「秋草屏風」が拝見できます。
これもすごい。

会員限定の日には茶菓接待があるのがうれしい。
あれは三女の歌子さんかな、つめたいお茶をみなさんに配ってくださる。
渋い夏着物すがたが、あの町家にとても似つかわしくて(当然ながら)すてきでした。







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大事にお持ち帰りしたお菓子。
懐紙の模様は琴柱。

なにせ杉本家は琴の名手伯牙にちなむ伯牙山の飾り場所ですから。


posted by しぇる at 00:06| Comment(12) | TrackBack(0) | 祇園祭2012 | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
子供の頃に比べ、ほんまに人出が多なった祇園祭。あの人波をぬって歩くほどの体力が・・・[E:sad]
宵山にも巡行にも行かへんようになって何年やろ・・・・ 
 そやけど、やっぱり「生コンチキチン」は聞ーとかんと夏が来ーひんしねぇ。明日、主人と行って来ますわ!
(それにしても、毎度のことながらしぇるさんの元気さに脱帽ですわ!)
Posted by 花咲おばさん at 2012年07月13日 11:28
お役に立ててよかったですわ。

うちらが寄せてもらうと、何かとたいへんなので、お好きな方が行って
くださるのが一番ですわ。

こうしてきっちりレポもしてくれはるし。
引き続き、よろしゅう♪
楽しみにしてま~す[E:happy01]
Posted by あまね at 2012年07月13日 16:23
北観音山の真松立て、豪壮なんですね。この画像を見てるだけでも、思わずパチパチ。
あれ、長江家でお菓子の会があったのは3年前じゃないですか? 確か、私がしぇるさまに初めてお会いしたのがその時と記憶しています。Iさんもご一緒で。
ふむふむ、杉本家と伯牙は深い縁があるんですね。倉澤行洋先生が、茶会での亭主と客の関係を、伯牙と鐘子期の知音の関係に例えられた講演を聞いたことがあります。その時は、難しい話だなと思いましたが、いつかそんな茶事ができるようになりたいものだと、夢見ています。
Posted by そらいろつばめ at 2012年07月13日 17:50
鉾建てが全部終わったのですね!
真松って、こうやって建てるのですね。知らないことばかりでした。
南観音山は上がって見たことがあるのですが、北観音山は女人禁制なんですよね(>_<)
今年は屋台も4割方減るとかで、少しは歩きやすくなるのでしょうかね?
杉本家は伯牙山の町会所にもなっているのでしたっけ?
こちらの生活の様子をDVDで見せていただいたことがありますが、しきたりを守りながら生活をしていくというのは大変なことだとつくづく思いました。
さて、今夜は迎え火を焚いてご先祖様をお迎えしたので、いよいよこまちも明日は上洛です。
たったの二日なので、雰囲気だけでも楽しんできたいで~す♪
Posted by こまち at 2012年07月13日 19:16
まだ 試し引きに参加したことがありません。
来年くらいは行ってみたいです。
Posted by ひいらぎ at 2012年07月13日 20:03
今年もしぇるさまのブログで楽しませていただきます[E:coldsweats01]
再来年辺りにはガイドブック片手に実際に体験したいですね~
Posted by 夢風庵 at 2012年07月13日 21:13
花咲おばさん様

私も以前京都に住んでいたときは、ああ、祇園祭やってるな、人混み苦手やし、、、と思っていたんですよ。
いったん外に出てみると、これはただならぬ一大ページェントだ!と思うようになりました。こうして気軽に祇園祭行事にでかけられるのがありがたいです。
Posted by しぇる at 2012年07月13日 22:54
あまね様

券、おおきにでした。
やっぱり一般公開は人が多くてわさわさしているので、会員公開の日がええですね。
その道の専門家、みたいな方もけっこうこられていて、蘊蓄を拝聴できましたし。(^◇^)
Posted by しぇる at 2012年07月13日 22:56
そらいろつばめ様

そうそう、確かに3年前でした!
(引き算まちがえてた〜!)訂正しておきました。この歳になると月日が経つのが早すぎて、、、(←言い訳)[E:coldsweats01]
知音の茶事、、、それは正客にも高い教養を要求されるので、おとろしいです[E:coldsweats02]
Posted by しぇる at 2012年07月13日 23:03
こまち様

いよいよ明日からですか。
こまちさんのことですから、私がいわなくても十分満喫されることでしょうが、楽しんで来てくださいね。
私も実は鉾建て、曳き初めは初めてだったんです。真松もあんな風に立てるなんて、知らんかったわあ。毎年なにかしら勉強させてもらっています。
Posted by しぇる at 2012年07月13日 23:06
ひいらぎ様

あれも結構楽しいですよ。
曳き初めに参加すると1年間、厄をはらえるというし、来年は是非。
Posted by しぇる at 2012年07月13日 23:07
夢風庵様

今年はもうええかげんにしておこう、、と思いつつ、この時期になると自然に時間をやりくりして動き回るのよねえ。もう、本能的なもの?
Posted by しぇる at 2012年07月13日 23:09
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