2011年08月18日

ドレスデン・ベルリン紀行2〜マイセン

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ドレスデンから列車で約40分、陶磁器にご興味おありの方には[E:lovely]な憧れのマイセンでございますよ〜。

東独時代にはマイセンの製品は貴重な外貨稼ぎの資源だったはず。
たしかに今は少しお安くなった感があるものの、やはり日本ではけっこうなお値段です。

さて、ヨーロッパにおける磁器が産声をあげた町、マイセンをそぞろ歩き。

(今日は第二次大戦の被害が少なかったので、中世の町並みがたくさん残っている小都市、マイセンの景色を、主にお楽しみくださいませ〜)鉄道の駅を降りると目につく二つの塔をもつ建物群、あれがマイセン磁器のふるさとです。

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あれを目指して地図と標識をたよりに歩きます。

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おもちゃのような家の並ぶ市庁舎(なんて可愛いサイズの市なんだ!)前広場。

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あそこに標識が。

目指すお城はアルブレヒト城。




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こんな細くて緩やかな坂の道をくねくねと。


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今年1月、京都えき美術館でひらかれた海を渡った古伊万里展に書きましたが、17世紀、ヨーロッパの諸王たちは競って東洋の磁器に魅せられ厖大な数の磁器を蒐集していたのです。

初期には中国の、清国の政情不安ののちには日本の伊万里を。


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それをどうにかしてヨーロッパで、自国で生産できないかと強く思ったのがツヴィンガー城の主、ザクセン選帝侯アウグスト1世。
宮廷錬金術師・ベットガーに命じて、このアルブレヒト城に研究所をつくり日夜研究させたのです。


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これがそのヨーロッパ初の磁器が完成した1709年の図でしょうか。
(えらそうなのがアウグスト1世ですね)
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のちにこの磁器は「白い黄金」とよばれたように莫大な富をザクセンにもたらす物だったため、アウグスト1世はその製法の秘密を守らんと、ベットガーたちをアルブレヒト城に監禁したというから、いつの世も権力者という物は、、、

ちなみにマイセンは佐賀の有田市と姉妹都市なんですよ。
なるほどね。


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あら〜[E:heart01]
猫ちゃん。


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さて、歩くこと約30分、アルブレヒト城と隣接する双塔の大聖堂に到着。


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聖堂の中庭。
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さすが、マイセン。
キリスト像はじめ、荘厳具一式がマイセン磁器ですわ。

ここではクラナッハの祭壇画を間近で見ることができます。

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アヴァンギャルドな机の脚。



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こちらがアルブレヒト城、修復されて新しそうに見えますが、15世紀の建築。
1864年まではこのなかにマイセンの磁器工場があったそうです。


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中はマイセンの歴史がわかるハイテクミュージアムになっていますが、このように地道な壁画も修復もおこなわれている模様。

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こちら、ドアの意匠がとてもおもしろくて、これはお魚ですが、ほかに天使の頭やキノコ、、なんてのもありました。

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ここでマイセン磁器の歴史の知識を(ちょっとだけ)得まして、いよいよ念願のマイセン磁器工場へ。


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こ〜んな道を通って約15分、迷いそうな分かれ道には親切な標識があるので、大丈夫。

みえてきました。

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マイセン磁器工場。

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おお〜っ!
あこがれのブルーのぶっちがい剣のマーク!
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おお〜っ!
こちらにも〜!

(あ、いかん、つい理性がとんでしまった)




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中には観光客用の見学工房があって、製品のできるいくつかの工程をみることができます。


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ちゃんと日本語のオーディオガイドもあるので、大丈夫なんですが、アドリブで冗談を言われた日には、、、、まわりのドイツ人が笑ってても、ドイツ語全然わからないので笑えまへんがな。(たしか、大学でならったはずよねえ、、、[E:coldsweats01])


こちらではマイセン磁器のアウトレットがあって、しかもこの円高、おやすくいくつかの製品を購入。
マイセンと言えば有名なブルーオニオン(ほんとうはザクロらしい)、あのお茶碗買ったのよ。
お抹茶点ててだせそうな。

「お窯元は?」
「マイセンでございます。」

、、、、なんちって。うしししし[E:smile]


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付属のカフェではカップもお皿もシュガーポットも、当然ながらすべてブルーオニオン!![E:happy02]


この記事へのコメント
しぇる様
画面を拝見して気がついたのですが 人が少ないですね。
私が行ったのが所謂観光地だったせいか スペインもイタリアも人がたくさんいました。
静かな感じですね。
もし私が行けばきっとお茶に使えそうなものを山ほど買ってゴロゴロ引っ張って帰ってくるのでしょうねえ。
Posted by ひいらぎ at 2011年08月19日 20:26
ひいらぎ様

駅を降りたら、すごい田舎町に来たような感じで、マイセン磁器に興味がなければ観光客はこないでしょうねえ。実際少なかったです。
マイセンをみてもお茶に使える物はないか、という目で見てしまうのはお互い病気?[E:coldsweats01]ですね。
Posted by しぇる at 2011年08月19日 21:43
シェル様

砂漠の真ん中、ラスベガスのホテルから、京都はどんなぐあいかな、と思ってひらいてみたら、目に飛び込んできたのがマイセンの写真でびっくり。かなり寒そうな雲のかんじ、でも静かな落ち着いた雰囲気がいいですね。いつか行ってみたいものです。私もこの3週間ほど、あちこち飛び回っていますが、涼しいところでは体の疲れが随分違うように思います。
Posted by kiremimi at 2011年08月20日 19:49
kiremimi様

あら〜、現在はラスベガスですか?バカンスでしょうか。
USAは広いので気候も場所によってずいぶん違うでしょうね。
たしかにドイツのcool & dryの気候のおかげですごく快適な旅でした。
そしてガーデニングはやっぱりヨーロッパのものね、、と思っちゃいました。
こんな気候なら、害虫も病気も少ないでしょうし。(と、うまく植物が育てられない言い訳、、)
京都はお盆過ぎてもまだまだ蒸し暑さが続くようです。[E:shock]
Posted by しぇる at 2011年08月21日 00:12
しぇる様
ええ。。一応仕事..でもないとこういう所にはなかなか来ないですよね。
Posted by kiremimi at 2011年08月21日 20:29
kiremimi様

あら、お仕事でしたか。ご苦労様です。
ラスベガスは映画でしか見たことなくて、、、
でも多分一生行くことない、、、だろうなあ。そっちのほう、(当然ながら)仕事ないし、、、[E:coldsweats01]
Posted by しぇる at 2011年08月21日 21:03
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