2011年08月17日

ドレスデン・ベルリン紀行1〜ドレスデン

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ザクセン王国の首都、百塔の都、エルベ川のフィレンツェ、、、、そして第二次大戦で一夜にして破壊された町、旧東独の町、ドレスデン。

(パッチワーカーには「ドレスデンプレート」という模様が有名ですよね)猛暑の京都を離れて、ここはとても涼しい、、、涼し、、、いやちがう!寒い!!

一番にしたことが、お店が開くのを待ってキルティングのジャケットを買うことだったなんて、、、、[E:sad]
日本で言えば10月下旬〜11月初旬の気候です。



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エルベ川にかかるアウグストゥス橋。




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バロック様式の大聖堂。
屋根に林立する聖人像が、キューピッドが、、、、真っ黒。

この町の古い建物はみんな煤けていて、この煤け具合はなんとなく第二次大戦、冷戦下の東独をひきずっている印象。
東西統一後も旧東独領は、きれいにするお金の余裕がまだないのでしょうか。


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東独のなごりと言えばなんといってもこれですね。
現在はドレスデンフィルやツーリストインフォメーションがはいる文化宮殿。
絵柄がまるで北朝鮮みたいだわ。
ホテルのお姉さんが「あの建物はきらい。」とおっしゃってました。

さてお口直しにバロック時代の名建築群を。

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17世紀ザクセン王アウグスト強王(フリードリッヒ・アウグスト1世)の栄華のあと、ツヴィンガー宮殿。

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こちらは中にいくつかの美術館がはいっています。
この入り口はアウグスト1世の陶磁器コレクションルーム。

古い中国の陶磁器、日本の古伊万里、マイセンなどおびただしい圧巻のコレクション。
ようあの時代これだけ集めたこっちゃな〜。
たったひとつでもかなり垂涎物なのだが、あれだけあると、も〜どうでもよくなっちゃう。

さて、一番のお目当ては、同じくツヴィンガー宮殿のアルテマイスター絵画館。

京都でやっているフェルメールからのラブレター展、あそこにあった「手紙を読む青衣の女」によく似ている一枚「窓辺で手紙を読む女」を。
私はこちらの方が好きですね。



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まんなかの絵です。
(ちなみに左はラファエロのシスティーナのマドンナ、右はフェルメール20代の作、取り持ち女)

すごく近くまで顔を近づけて見ることができます。
絵の具の凹凸、筆の毛筋まで見えます。
たったこれだけの差し色で、カーテンのフリンジ一本一本が生き生きと、さわれば手触りまでわかりそうなほどに描くことができるなんて、、、[E:lovely]

時をこえて17世紀のフランドル地方、昼下がりの静謐な室内へいざなわれる、、、

日本の展覧会では、フェルメールといえばたいへんな人混みですが、ヨーロッパではそれほど人気じゃないのかな?2〜3人しか絵の前にたちどまっていなかった。
というより、他にも綺羅星のようなマスターピースがてんこもりなので、いちいちかまってられないのかも。
ここには、大好きなレンブラントもたくさんあったしね。






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絵画館の一部はカフェになっていて、名画を堪能したあとは、こちらで一休み。

さて、町歩き、再開。
ドレスデンの旧市街、どこも絵になります。



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奇跡的に爆撃をのがれたドレスデン城の「君主の行列」。
マイセンタイルに描かれた101mの壮大な壁画。
12世紀から1904年までの歴代ザクセン君主の像。


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バロック様式の堂々たるフラウエン教会。
建設に20余年を要した教会でありながら、1945年2月13日、たった1日の爆撃で破壊。
壁の一部しか残らなかったものを、東西統一後、数年を費やして再建されたとか。
これを見上げる、特に年配のドイツ人には、いろんな思いがあるだろうなあ。






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お城のアガパンサス。
日本では6月くらいの花なんですが、、、
そういえば紫陽花も咲いていたし。

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こちらは新市街にある、エーリッヒ・ケストナー博物館。

だれでも小学校の図書館で一度は彼の本を手に取ったことがあるのでは?
「エーミールと探偵たち」「ふたりのロッテ」「点子ちゃんとアントン」などなど。
私は「飛ぶ教室」が一番好きだった。
なので子どもたちがそれくらいの年頃に、その本を買って、自分も再読したっけ。

子供は甘い砂糖菓子のようにいつも幸せ一杯なんて、うそっぱちです。
子供にだって悲しいことや不幸なときはあるのです。、、、、、そんな彼の後書きが胸にしみます。

この博物館には日本のケストナー全集(学校の図書館にあるやつ)の一部がおいてあって、ついついまた「飛ぶ教室」ななめに読破してしまった、、、今度また文庫本買って、ちゃんと読もう。




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ケストナー博物館を出てすぐにある室内市場、マルクトハレ(ハレ市場)。


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中はまあ、ふつうの市場ですが、建物が古い物らしく、扉も重厚で、天井も高く良い感じ。
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そろそろ日も暮れてきました。

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灯ともし頃、旧市街をそぞろ歩き。

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カフェやレストランがにぎわう時間。
こんなに寒いのに、なぜヨーロッパ人は外で食べたがる???
屋外の席用のヒーターまでつけて。

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エルベ川に映る夜景と、満月に近い月。

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ほんま、ヨーロッパの古い町並みはどこも絵になるなあ、、、
(そう、ちゃんと保存・維持されているのがすごいのよ。爆撃をうけた町でさえ)


この記事へのコメント
お帰りなさい!
毎日ブログをチェックして どちらにおいでかな?と思っておりました。
東欧に行かれたのですね。落ち着いた町ですね。
どこにあるのかはさっぱりわからないです。
私もいつかプラハに行きたいと思っています。

しぇるさんの紀行文を楽しみしております。少しづつ載せて下さいね。
Posted by ひいらぎ at 2011年08月18日 00:33
ドイツにお出かけでしたか。
私は、ドイツは、仕事でフランクフルトとベルリンに行ったきりで、
ドレスデンには行ったことがありませんが、
涼しい由、なによりです(これからは、イザとなったら疎開できる涼しい場所を地球上にいくつか確保しておく必要がありそうですものね)。
いずれにしろ、ご無事でお帰りなによりです。
Posted by 老後は京都で at 2011年08月18日 00:44
お帰りなさい。
旅日記お待ちしていました。
何時拝見しても素敵なお写真にうっとりとします。
まるで絵ハガキ見て居る見たいに素敵です。[E:scissors]
Posted by 凡蔵母さん at 2011年08月18日 06:40
おかえりなさい。

しぇる様のブログを拝見しては、後追いのおさんぽをあちこち楽しんでいます。
ですがドイツまではちょっと無理かな。。
素敵なお写真で行ったような気分に浸っております。
Posted by アン at 2011年08月18日 20:03
ひいらぎ様

旧東独を見たいと思いまして。
またベルリン編もアップしますので、飽きた、とおっしゃらずに読んでね。
プラハは2008年のチェコ紀行のカテゴリーにのせてますので、また行かれるときのご参考になれば幸いです。(たしかに町はプラハの方がきれいですが、少し観光化されすぎかも、、)
Posted by しぇる at 2011年08月18日 22:49
S&Y様

ありがとうございます。
無事帰国して、日本の猛暑と時差ぼけにちょっとやられています。[E:shock]
ヨーロッパで長期避暑されるなら、やっぱり欧州言語をいくつかあやつれたほうがいい、と思いました。英語にも限界があるのよ。
旧東独が統一後20余年たってどうなっているのかみたかったのですが、数日の滞在ではよくわかりませんでした。ただ、旧市街の煤け方が印象に残りました。
Posted by しぇる at 2011年08月18日 22:55
凡蔵母さん様

そういえば母さん様も昨年ドイツにおでかけでしたね。
ミュンヘンあたりとはちょっと雰囲気がちがいます。
(まあ、ひとことでいえば、地味!)
写真がきれいなのは、景色自体の手柄で私の腕ではありません。
どこにカメラをむけても絵になるんですもの〜[E:happy02]
Posted by しぇる at 2011年08月18日 23:00
アン様

コメントありがとうございます。
後追いですか?[E:coldsweats01]
ちょっと王道をはずしたところばかりなのでスミマセン。
でもどんなところへぷらっとでかけても、何かしら見所があるのが京都ですよね。
また、逆に穴場があったらお教え下さいね。
願わくばもっと京さんぽの時間がほしいっ!
Posted by しぇる at 2011年08月18日 23:04
お帰りなさい!
ほんとにどこをとっても素敵な町ですね。爆撃されても一つ一つ瓦礫を拾い集めて昔のままの姿に復元したところがすごいですね。日本だったら、きっと大きな道をつけて区画整理した現代的な町に作りかえてしまったでしょうに。違いを感じます。
ところで、お留守の間に槿の祇園守はどうなっていたのでしょう。気になります。
Posted by vivasan at 2011年08月20日 22:58
vivasan様

ほんとうに中途半端な京都の景観条例がはずかしいです。
国をあげて中世の町並みを残そうとしているヨーロッパになぜ習えない?
ひとつは平野部の広さの違いかも、と思いました。欧州ではたいてい旧市街と新市街があって機能分担していますが、日本じゃよそに新市街を作るスペースがないんですよねえ。[E:despair]
あと古都の都市計画のグランドプランを描ける人材不足でしょうか。

あ、祇園守り、今2〜3番花が咲いています。
結構たくさん咲きましたが、ちょっと花のイメージがおもってたのとちが〜う!
おしべが唐子になっているのでなんだかえらくハデ!
やっぱり木槿は一重の方が茶席にはあうなあ、、と思いました。
Posted by しぇる at 2011年08月21日 00:20
何年か前に日本におけるドイツ年がありましたね。あの時、兵庫県立美術館でドレスデン国立博物館展というのに行きましたが、それがしぇるさまがご覧になった物の一部だったのでしょうか。
並居る絵画、陶磁器、工芸品の中で、イスラム系の物がたくさんあって驚いた記憶があります。あれもアウグスト1世のコレクションだったのでしょうか。もう、時代のタテヨコを考えると頭がグチャグチャになってしまいます。ちょっと年表と地図を見て整理しなくては。
Posted by そらいろつばめ at 2011年08月27日 17:42
そらいろつばめ様

たぶん、ドレスデンの名画といえば、やはりここのアルテマイスターだと思います。兵庫県のにはいっていませんが、、
う〜む、イスラミックなものの記憶はないのですが、アウグスト1世って意外と近世のひとだったりします。ついつい頭の中で、日本では何時代、、とか換算してますよね。
ドレスデンはクリスマスマーケットが美しいみたいで、いつかそのころ休みが取れるようになったら、いってみたいなあ、、、。
Posted by しぇる at 2011年08月27日 20:47
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