2011年07月23日

灰型〜梶の木

いよいよ灰型、二文字押切り3回目です。

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う〜む、、、、あまり進歩がないような、、、、

ただ、いままでは出たとこ勝負で形を作っていましたが、今では作る前に頭の中にこういうラインでこういう形、という設計図が描けるようになった気がします。(ただし施工はうまくいくとはかぎりません[E:coldsweats01])


相変わらず五徳の爪の周囲、前瓦の端、がシャープにいきません。

ご指導いただいている先生のは灰でできているとは思えないくらい、エッジがシャープなのですが、その境地まで果たしてたどりつけるのでしょうか。




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灰型は火が熾ってなんぼ、なんですが実際火の付いた炭をお稽古で入れるわけにはいかないので、炭だけおいてみました。
まあ、なんとか置くことはできました。
これも教えていただかなければ、形だけに満足して、胴炭がはいりませ〜ん、、、とか釜の底、思いっきりごりごりゆわしてます、、、ってことになっていたと思う。

せっかくなので、鉄風炉ではないのですが、掻上げの練習もさせていただきました。




P1110791

火箸を両手でもって下から上へ、掻き上げてつくります。


(真ん中のみだれは炭をおいた後なのでお見苦しいですが)

う〜む、、、これもテキストなんかのイメージとだいぶん違うわね〜、、、
まっすぐならないし、線の太さもでこぼこだし、、、

掻上げは本来、鉄風炉ややつれ風炉など、わびた風炉に使うもので、流水をあらわすため坎(水の卦)は書かず、捲灰もしないのが約束になっています。


さて、灰型のあとはお楽しみの先生の手作りのお菓子。


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この日は大徳寺納豆入りの琥珀羹。

亀屋則克さんの蛤にはいった「浜土産(はまづと)」を思い出します。


寒天でこの透明感をだすのはむつかしいのに、口溶けもよくほろほろで、大徳寺納豆の塩味がアクセントになって、おいしかった〜[E:lovely]
これをいただいて、平花月でお茶をいただきました。
ごちそうさまでした。


旧暦の七夕はまだですが、七夕と言えば梶の葉を思い出す方もおられると思います。
昔は七夕の短冊の代わりにこの葉に墨で和歌を書いたとか。
葉にびっしり生えている密毛が墨をとらえるので、字が書きやすいのだそうです。

お茶の方では、葉蓋(水指の蓋の代わりに梶の葉などを使う酷暑のあつかい)によく使われる葉です。
なので庭に1本、梶の木がほしいと思っていました。

たっての願いに造園屋さんが茶庭の裏に1本苗を植えてくれました。

なんとか冬をこして春先には葉芽がふいてきたのですが、、、、

ないっ!
葉っぱのあの特徴的な切れ込みがないっ!

これほんまに梶なん???と思っていましたが、ちょっとだけ分葉しているのもあります。



P1120091

右上の1枚だけね。

調べてみると一般的に梶の葉は分葉しない葉っぱも多いそう。
もうちょっと木が成長したら、かっこよく切れ込みがはいるのかなあ、、、

ちなみに近所の空き地に生えている雑草。
名前は知りませんが、こちらの方がよっぽど「梶の葉」みたいだなあ。


P1120094


さて、先日八坂神社でいただいてきた木槿「祇園守」、梶の木のお隣に地植えにしました。


P1120093

おお!
これはつぼみでは!

今年早速咲いてくれるのかなあ。
楽しみ[E:happy02]


posted by しぇる at 20:00| Comment(15) | TrackBack(0) | お茶と着物・2 | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
しぇる様
下から2枚目の写真は梶の葉だと思います。
お近くの疎水べりには 茶花によいものがあります。しかも所有者がいない。というかあえて言えば市かしら?
自由に取れると思います。
哲学の道ではありませんよ。
私は時々いただいておりました。持って帰るのが大変でした。
こちらでも所有者がない場所での茶花探しをしております。
雑草のようなそうでないような。

灰型は確実にお上手になっておられますねえ。頑張って下さいね。
この灰型ならすでに茶会に使えるように思うのですが。
Posted by ひいらぎ at 2011年07月23日 20:37
その空き地の植物・・・梶だと思いますよ。
梶の葉は、葉蓋としても夏には重宝しますよね。
それと七夕には欠かせないですよね。
良き景色に灰と炭が入っていますね。

槿、開花が待ち遠しいですね。
Posted by nageire at 2011年07月23日 21:08
かわいいつぼみですね。
 大きくて平べったい花より、何だか丸っぽくて好みです[E:bud]

 しぇるさん、今度<この世界の片隅に>ドラマ化されるんですね!!
 わたし泣けそうだし、見れないと思うので、かわりに見てください~[E:despair][E:happy01]
Posted by ちょきた at 2011年07月23日 21:11
私もいつか灰型に挑戦したいですね。
Posted by 山名騒然 at 2011年07月23日 21:21
ひいらぎ様

過分におほめいただき(?)ありがとうございます。
あまりに美しい灰型を見てしまっているので、穴があったら入りたいですが、、、

これ、やはり梶なんですか?
木というより、草、という感じだったし、あまりにぼうぼうに生えているので違うと思っていました。お茶の先生のところのは枯れてしまったそうです。なのでむつかしい木かと思っていましたが、空き地などで手入れされない方が元気なんでしょうかねえ。
Posted by しぇる at 2011年07月24日 02:08
nageire様

これがほんまの梶だとは思いませんでした。
てっきり雑草かと。
所有者がないようなので、これは2〜3枚いただいてこれそうですね。
得した気分です。

祇園守、無事咲いたらまたアップいたします。
Posted by しぇる at 2011年07月24日 02:10
ちょきた様

<この世界の片隅に>ドラマ化ですか〜?
北川景子さんのすずかあ、、、、ちょっとイメージが、、、、
けっこう重い所もある話なので、軽い演出でなければいいけれど。
見て泣けるようなら大成功ですよ、きっと。
Posted by しぇる at 2011年07月24日 02:15
山名騒然様

まず、灰型用の灰匙、買ってみて下さい。
やらなくちゃ、、、とがんばれること必至です。
おくどさんで火を熾せる方なら、きっとうまくいくと思います。(根拠lessですが、、、[E:coldsweats01])
Posted by しぇる at 2011年07月24日 02:17
このテーマの記事を拝見するたび、火鉢の灰がこんなにきれいになるなんて・・とびっくり。[E:coldsweats02]
お茶ってこんなことまでするのですね。

火鉢愛用者ですが、炭の置き方も空気が通ればいいやでワシャ、灰はホジホジして遊んでます。
ほとんどおもち焼き用の火鉢、大体炭のかけらが混じって、こんなきれいな灰やないし[E:coldsweats01]
Posted by 夢風庵 at 2011年07月24日 13:22
火鉢じゃなくて、炉ですね[E:coldsweats01]
Posted by 夢風庵 at 2011年07月24日 13:23
暑い最中、毎日精力的に歩き回っておられるしぇる様、すごいわぁ。
灰型も、どんどん上達してきてはるし。
我が家には電気釜しかない、というのを言い訳に、私は一生できそうにないです。

皆さんが仰るように、これは梶ですね。
ご近所のお茶を教えておられる家にも梶の木があって、こちらのも見事に深い切れこみが入ってます。切れこみありすぎて、これはこれで葉蓋の時、畳みにくそうですが。
Posted by ぽん at 2011年07月24日 14:17
夢風庵様

さすがに火鉢の灰ではこんなになりませんよ〜。
風炉の灰はとくに粒子を細かくするために乳鉢で摺るくらいですから、特別な灰なんです。
火鉢も使いたいのだけれど、うちはほんまの町家ではないので、気密性がやや高いので、危険につき(一酸化炭素中毒)断念しました。
Posted by しぇる at 2011年07月24日 22:32
ぽん様

電熱はたしかに便利なんですけれど、目標の茶事をしようと思うと、炭点前はかならずついてきますので、そのためだけに灰型やっているといってもいいんです。
次は私のもっている切掛風炉用に丸灰の練習ができればな〜。

葉っぱは梶で納得なんですが、生えている状況(かなり生育環境悪い)からはどうも納得できない。あれで分葉した梶が大きくなるなら、うちの梶も大きくなっていいはず。、、、、と、期待。
Posted by しぇる at 2011年07月24日 22:42
灰型はまず灰作りから・・・。大変ですが自分で染めた灰を乳鉢で擂り、灰匙で固めていくのはなかなかの感動です。灰を自分で作ると湿り具合で押え方のコツが解ります。市販品は乾燥しすぎです。
風炉に残った木灰は、じょうを取り除き、その都度に甕などに貯めておいて、風炉の季節が終わったら水に溶いてあくとゴミを抜き、一旦乾かしてまた番茶で染める、繰り返すほどに市販品とは違う趣きある色が出てきます。ぜひ一度ご挑戦あれ・・・。
ムクゲの蕾、4~5日で咲きますね。祇園守は普通のムクゲより2~3週間開花が遅いです。うちのも15日くらいから咲き始めました。
うちでは7月は縞葦と、8月からは矢筈薄と活けて名残と走りを表現します。軸も「夏月半簾風」と秋の気配を感じさせるものに変えます。
そういえばここ数日、矢筈薄に絡んだ昼顔が咲き始めました。そのまま切り取って宗全籠に活ければ酒井抱一の夏秋草屏風が出来上がります。来客の評判も上々です。
Posted by へちかん at 2011年07月25日 00:38
へちかん様

今月の裏千家茶道誌「淡交」の特集が酒井抱一で、夏秋草屏風のカラー写真が出ていたんです。
縞葦、矢筈薄、昼顔、、、ですか。
少し侘びた秋の庭が目にうかぶようです。すてきですね。
私は茶人としては、へちかん様の足元にもおよばない未熟者ゆえ、なかなか灰を自分で作るところまでは遠い道でして、、、、、[E:coldsweats01]
なにしろまだ自分ちで風炉に火をいれたことがないのです。(灰作り以前の問題ですよね)
Posted by しぇる at 2011年07月25日 22:19
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