2011年02月17日

真如堂・鈴声会月釜〜吉田山荘・真古館

平安神宮・澄心亭月釜のあと、丸太町を越えて北上します。

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ここは金戒光明寺、通称黒谷さんです。

新撰組が京の町を闊歩した時代に会津藩、松平容保公が京都守護職本陣を置いた場所としても有名で、幕末の戦乱に命を落とした会津藩殉難者墓地もあります。(黒谷〜真如堂の抜け道にひっそりあるんですよ。ここもお気に入りの場所)




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おや、さっそく大河ドラマ効果ですね。

春日局が、お江亡き後に供養のためたてた塔がここにあるんです。
去年まではこんな立て札なかったんですけれど。
(一体だれが大河で春日局を演じるのか、楽しみですわ。すでに春日局の父親は登場して、お江と会ってますしね。)

しかし、ずっと前から文殊塔とよんでいた(中に文殊菩薩像が以前は安置されていた。現在は本堂にて特別公開中です)三重塔が実は秀忠の供養塔だったなんて、しらんかったわ。[E:coldsweats02]


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黒谷さんといえば、いろいろなブログ記事に必ずでてくる通称アフロ阿弥陀様。
お江さんの供養塔のすぐそばにあります。

でもこれはアフロヘアではなくて、長い間の修行、思惟のため髪が伸びてしまった、、、と言う状態をあらわしているとか。



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真如堂へぬける墓地の中の道。
ここもおすすめ散策スポットです。


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真如堂にぬけました。
紅葉の頃あれほど美しかった木々もすっかり箒になっています。

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では、こちらで月釜の連チャンを。

鈴声会。こちらは裏千家のお社中の月釜で、臨時参加OKなんです。

さすがにこちらはお着物姿の方が多かったです。

非公開のお庭もガラス越しに見せていただきました。
お寺の中のお茶室はほんまに雰囲気良いですね。京都では当たり前のように思うかもしれませんが、よその都市ではお寺さんのお茶室なんて、なかなか大寄せには使わせてもらえないんです。

小雪のちらつく中、お軸の「是雪是梅花」がまさにぴったりで。

席主はどちらかのお寺の庵主さん。
お運びさんに小学生のお子たちが、ウールの肩上げをした着物ででていたのがとってもほほえましくて。
男の子は絣の着物に羽織でした。
きちんと姿勢良くお茶をだしていただいて、この子たちはきっと礼儀をわきまえた大人になるだろうなあ、、と。







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真如堂の正門から振り返ったところ、ここから出てまっすぐ行くと、、、

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吉田山の一画にある宗忠神社。(黒住教の神社です)


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そのおとなりが吉田山荘です。
旧・東伏見宮別邸(昭和天皇の義理弟の宮さん)を利用した料理旅館です。

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数年前にこちらで食事のみしたことがありますが、さすが旧宮家別邸、とてもすてきな建物でした。
丸いのはステンドグラスです。




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今回利用したのは、最近作られた同じ敷地内にあるティーサロン真古館。



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なんといってもここのご馳走はその景色なんです。

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東には大文字が。


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北には比叡山が。
[E:lovely]



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比叡山が見える窓辺を選んで、ぜんざいをいただく。
お食事の時もそうでしたが、能筆な女将さんの和歌がついてくるんですよ。(これは紫式部の歌)
まあ、みやび。

あとからこられたお一人様のお客さんに「ご旅行ですか?」と聞かれて
「いえ、近所のものです。」

ちょっと誇らしい気持ち。


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帰りに門の手前からみる東山はいつみてもいいですねえ、、、、


posted by しぇる at 23:44| Comment(10) | TrackBack(0) | お茶と着物・2 | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
しぇる様
早速月釜を楽しんでおられますね。この日の亭主は庵主さんではありませんでしたか?
多分私の友達の社中だと思います。茶会だったと聞いていますから。真如堂の塔頭のところで教えておられると思います。
Posted by ひいらぎ at 2011年02月18日 08:34
月釜のハシゴ。お疲れさまでした。

真如堂の月釜は、今年一月にお手伝いで行かせていただきました。12月は社中が当番に当たっています。よかったらぜひお越しください。

15日は北野天満宮の明月舎の月釜でした。こちらもの月釜も、表(堀内)、裏、速水、武者小路の各流儀が掛けられますが、平安神宮の月釜は、色んな流儀が掛けられるそうで、面白そうですね。

京都に住んでいても、ちっとも知りませんでした。

15日が済んでやれやれと思っていますが、5月22日にまた北野天満宮の、今度は松向軒の当番です。こちらもどうぞお越しください。
Posted by 山名騒然 at 2011年02月18日 09:31
時折お茶事でお寺のお茶室をお借りしています。
近くでは3月に伯母の米寿のお祝いの茶事をする予定です。

そこは先々代住職のときまではお茶会やお茶事に使われていたのですが、
使用状況のあまりの傍若無人さにあきれて、先代さんのときからお断りしているようです。
お寺でお茶会をされるというのをお聞きすると、お茶会自体の準備だけでなく、
会場の準備と後片付けの大変さに思いが行ってしまいます。
Posted by 野中の清水 at 2011年02月18日 22:46
ひいらぎ様

本文中にも書きましたが、席主は庵主さんでした。ご友人のお社中だったのですね。
真如堂にもお稽古場があったのですね。さすが京都、ええなあ。
小学生〜高校生くらいまでの若い社中さんのきびきびした動きが印象的でした。
Posted by しぇる at 2011年02月18日 23:16
山名騒然様

すごい神出鬼没さですね〜[E:coldsweats02]あちこちの月釜で騒然様、ひっぱりだこなのですね。
松向軒にも一度は参りたいと思っていましたので、それは是非に。おまねき、ありがとうございます。
それにしても毎日曜、京都では月釜巡りで忙しくなりそうです。そのうちうちのお社中の月釜にもお招きできるように、精進いたしますわ。
Posted by しぇる at 2011年02月18日 23:21
野中の清水様

つい心茶会の茶会を思い出してしまいました。
いろんなお寺さんでするのですが、心茶会の掃除はマニアックな域に達していて、やりすぎて苔がだめになったとか、良い感じに古びた建具をぴかぴかにしてしまったとか、、、で、いやがられていましたねえ。
それでも茶会のおわった夕暮れ、ばたばたと片付けがおわって、ほのかな白熱灯の明かりのともる庫裏にご挨拶にいく、あの雰囲気がとても好きでした。
Posted by しぇる at 2011年02月18日 23:25
アフロ仏さん、わりに小さくてひっそりとたたずんでおられるのですが、階段を上がると目の端にチラッと入ってくるんですよね。あの重たそうなヘアスタイルが。

日本に数体しかないそうですが、あの造形を石で彫ってしまうところにしゃれっ気を感じるんです。
Posted by ぽん at 2011年02月19日 19:14
ぽん様

いや、これを彫った人はきっと大まじめに彫ったんだと思いますよ。後世の人におもしろがられるとは思わなかったでしょうねえ。[E:coldsweats01]
最初もっと大きい阿弥陀様の頭だけよそからもってきてのっけたのかと思ってた[E:coldsweats02]
Posted by しぇる at 2011年02月19日 21:33
しぇる様から(大山崎山荘を)「制覇」と書かれて、しばらく縮こまっておりました。一見(百聞より上の)くらいでお許しを。
真古館は一見、吉田山荘は七、八見になります。初見は雑誌の取材で泊まった時でした。真古館が出来る前は喫茶だけも可能でしたのに。私が選ぶ京都三大珍トイレの一つは食事か宿泊かでしか見られなくなったことになります。いやそんなもの見なくてもいいんですが。
Posted by Mariko Ishii at 2011年03月02日 22:18
Mariko Ishii様

いえいえ、きっとご本に中のMariko様の勢いなら、「制覇」されたにちがいありません[E:happy01]
吉田山荘は一見しかしていませんがずいぶん昔なので、トイレの記憶がないんです。う〜残念。
学生の頃「吉田山山荘」というアパートに下宿していた友人がいて、一字ちがいでエライ違いやな、とよく話のタネになっていたものです。
Posted by しぇる at 2011年03月02日 22:43
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