2010年01月21日

三条散歩〜締めは祇園又吉さんで

東福寺から京阪に乗って三条へ。

三条大橋を渡って橋の西詰め、本家舩はしやさん。



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あられや五色豆のお店ですが、私が目指すのは、食べ出したらやめられないとまらない「福だるま」!

いつもは寺町の舩はしや総本店でもとめているのですが、今回初めてこちらで。

なので福だるまが店のどこにあるのかわからず、きょろきょろしてレジカウンターの横の籠の中にあるのを発見!

「福だるま、あったあ〜!」

と、つい声に出ていたようで、レジで会計をしている観光客とおぼしきおぢさんがふりむく。

しばらくしてそのおぢさん、つれのおばさんに「福だるまというのが有名らしい。」とおっしゃってました[E:happy02]

その後おぢさん、福だるまを買われたのかどうかはわかりません。

舩はしやのおとなりのお店は内藤商店さん。

職人さん手作りの多種多彩な棕櫚のほうきやブラシのお店。


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フライパンを洗うのに1本ほしい、と思っていたのをもとめました。

機能的な物は同時に美しくもあるのですね。

棕櫚をたばねてあるのは銅線なので、これも水切りをきっちりしないと緑青がでそうです。

京都暮らしになったら、座敷箒を一本もとめたい。

さらに西へ。

河原町三条、かつて映画館、東宝公楽があった場所は、工事中のフェンスにおおわれて、そこだけぽっかり穴が空いたよう。

学生の頃、けっこう映画を見に行きました。ついに昨年閉館となり、すでにとりこわされたんですねえ。ちょっとした喪失感。あちらもこちらもシネコンばやりのご時世、これもしかたがないのでしょう。

三条河原町のアーケードを抜け、どんどん西へ。

ここらは観光客のメッカです。真冬でも人通りは多い。

目的はこちら。






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京都しゃぼんや

昨年できたばかりの、文字通り手作り石けんのお店。

コールド製法で作った石けん、ということですがホット製法とのちがいは作るのに手間がかかるけれど、低アルカリで油脂が適度に残り、よりいっそう保湿をキープする、ということらしい。

まあ、つかいごこちは後で確かめるとして、とにかくこのかわいさ!





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まるで和菓子みたい[E:lovely]

やわらかな感じがちょっと口に入れてもいけるかも、、、、という気にさせます。


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意匠はずばり「京都」、、、、ですね。

難をいえば、サイズがやや小さい。ゲストソープにちょうどいいくらい。お風呂で使うにはちょっともったいないかも。

こちらの奥には足湯カフェもあるんですよ〜。(足湯20分+ドリンク+オリジナル手ぬぐいで1000円)

さらに15分でできる手作り石けん体験もあって、家では廃油石けんを自作している石けん作りマイスター(?)としては是非ためしたかったのですが、お若いカップルが楽しそうにしてはったので、邪魔になりそうで遠慮しときました。




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天然素材の入浴剤もいくつか。

(このなかのハーブが、どうもまたたびかキャットニップと同じ系統のものらしく、香りの残る包み紙に、うちの猫たち恍惚となっておりました)



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しゃぼんやのある高倉からバスやら歩きやらでたどりついた八坂神社石段下。

ここで旦那と待ち合わせだったのですが、遅れるとの連絡。さっぶいのに、祇園四条の夜景を見ながら、ふきさらしの中、30分待つはめに。

八坂さんの石段で、しゃがみこんでまるまって文庫本を読んでいた怪しいおばさんを目撃された方、それは私です。








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食事をしたのはこちら、祇園又吉さん。

昨年8月京遊びの会の皆様とお邪魔して以来ですが、じつは私はもう4回目。

祇園から少し南下して、ちょっと小路に入っただけで閑静で、しっとりした雰囲気の中にある、隠れ家的懐石のお店なんですが、、、、、、

なんとあのミシュランで一つ星をとってしまったのです![E:coldsweats02]

しまった、、、というのは、あまり知られたくないな〜、とっておきにかくしておきたいな〜という自分勝手な気持ちがありまして。

お店にとってはとてもすばらしいことだと、重々承知なんですが。

同じようなことをこちらを紹介してくれはったあまね様もおっしゃってました。




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お料理は、今回もスキがなく、最後まで端整。

この九条葱がたまらん。

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一つ一つに素材を活かした仕事がしてあります。

実は夜にお邪魔するのははじめてでした。いつもは昼で、貸しきり状態だったので、他の一組のお客さんと同席するのも初めてです。

予約がとりづらくなるのでは、と心配していましたが、このもう一組のかたも、前日は断られて、どうしても、とこの日あらためてチャレンジされたそうです。



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関東から来られた方で、関西との味の違い、素材の違いなどあげられながら、「やっぱりがんばってここにきた甲斐がありました。」と。

私といえば調子に乗って、(まだ京都市民でもないのに)京都自慢、関西味自慢ばかりしてしまいました。

それでもお気を悪くされないで、おつきあいくださったお客様、その節はありがとうございました。[E:coldsweats01]




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普段は口に入る物ならなんでも文句言わず、ただし誉めもせず食べる旦那が「ほんま、おいしい。」というくらい、お出汁がおいしい。


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ああっ!また葱が![E:heart04]

これ以上よろこばさんといて〜というくらいのもんです。

茶事の懐石でこんなんだせたらねえ、、、、、


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最後のデザートまでゆるむことなく。(お皿が大好きな菊割皿だわ[E:heart01])

帰るときには、羽釜で炊いたご飯のあまったぶんを、おにぎりにして、自家製昆布の佃煮を付けてくれてもたせてくれました。

これでこのお値段でいいの?というくらいリーズナブルなので、京都に越したら、友人などもてなすのに愛用したいと思っています。

さて、お腹も気持ちもみたされた夫婦は満足して夜の四条通を通って、帰路につきましたとさ。



  *    *    *

祇園又吉



posted by しぇる at 22:53| Comment(25) | TrackBack(0) | 京都にて・その2 | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
しぇる様
又吉さんは行ったことがありませんが ミシュランにのってしまったのですね。
うちが主人と行く大神という店も載ってしまいました。あれからきっと予約が取れないと思って しばらくほとぼりが冷めるまで待ちましょうと言っています。そろそろ行けるかしらと思っています。
いつか行ってみて下さい。
コストパフォーマンスもいいし もちろん美味しいです。器もすばらしい!器に興味の無い人にはもったいないです。

手作りせっけんの店も知らなかった!私もせっせと手作りせっけんを作ったりしていました。材料はオリーブ油 ククイナッツオイル その他口に入れられるもので作っていました。子供達は使ってくれないので とうとう今は閉店です。

足湯は興味がありますのでその店行ってみたいです。
Posted by ひいらぎ at 2010年01月22日 08:17
このシリーズ、なんだか、京都観光しているような気分で
読ませてもろてます。うちはドコに住んでるんやろか…!?

又吉さん、夜はまだ未体験なので(何せ子どもが…)、
いっぺん寄せてもらいたいなぁ…と思いつつ。
あこのおだしは、ほんまつい「おいしなぁ」と言うて
しまいますよね。おだしだけでもごはんがいただけそう。

それにしてもねぎが夢に出そうです。
Posted by あまね at 2010年01月22日 09:33
しぇるさまが又吉さんについて書かれる度に、行ってみたいと思っていました。写真から、どんなお味なんだろうと想像しますが、きっと味わったことがないような美味しさなんでしょうね。これは辛口のお酒と一緒に、夜がいいですねえ。なんとかして、近いうちに機会を作らねば。。。
Posted by それいろつばめ at 2010年01月22日 18:06
ひいらぎ様

ミシュランもけっこう罪作りですね。[E:despair]
大神さんというのは辰巳大明神の近くなんですね。頭の中のグルメノートにインプットしておきました。
京都には美味しいお店がたくさんあって、一生かかっても全部は行けません。それに味覚はやはり好きずきで、どなたかが美味しい、といっても必ずしも自分が気に入るわけではありません。ですからお気に入りの店と巡り会うのはもうご縁ですね。

京都しゃぼんや、ひょんなことで知ったばかりの新しいお店です。
あたらしもん好きでついつい行ってしまいましたが、今度は足湯カフェ、私もためしてみたいです。
Posted by しぇる at 2010年01月22日 21:37
あまね様

そうですねえ、ネイティブ京都人にとって京都は生活の場であって、観光の場ではないですものね。いまだかつて金閣寺に一度も行ったことがない、という猛者の京女を知ってます。[E:smile]
まあ、私は京都に移住してもずっと観光客のままだと思いますわ。

いつか夜の又吉さんで酒盛りしたいですねえ[E:wink]
まあ、数年先ですね。楽しみにとっておきます。
Posted by しぇる at 2010年01月22日 21:46
そらいろつばめ様

ひいらぎ様へのご返事にも書きましたが、好みは人それぞれなので、合うかどうかはわかりません。少し味が濃い、という方もおられますが、私の実家の方では味付けがやや濃かったので、私にはとても合うのです。それでも標準よりははるかに上ですので、お口の肥えたそらいろつばめ様もご満足いただけるかと思います。
しかも日本酒はいいのがそろってますよ〜。(もちや様もおすすめの京都周山街道の羽田酒造さんの六友(りくゆう)など[E:wink])
Posted by しぇる at 2010年01月22日 21:55
又吉さん
一度主人とおじゃましたいと思っておりますが、
予約とれるか
心配してます

シェルさんはご主人と行かれたのですか
お一人で行かれたのですか

夜に私もぜひ 行きたいです

シェルさんのブログで
どこでも行った気になっております

今年こそ・・・[E:heart04]
Posted by みゅう at 2010年01月23日 11:54
はじめまして。
真台子のことを検索して、このブログに出会えました。楽しく読ませていただいています。
今度3月か4月に京都に出かけなくてはいけませんので、又吉さんに行かせていただきたいと思いました。ご縁はいただけるでしょうか?
しぇるさんのブログはとても勉強になります。楽しいです。有難うございます。
稽古とは一より習い十を知り、十より帰る元のその一。私もようやく形の上では十の真台子まで到着しました。
一からまた楽しみながら、お茶を学びたいです。
ただ、なかなかいろんな所に行けません。
しぇるさん、ブログでいろんなことお知らせください。よろしくお願いいたします。
Posted by koto at 2010年01月23日 12:13
ごめんなさい
ご主人と待ち合わせってのを
読み落としておりました
Posted by みゅう at 2010年01月23日 16:35
あーっ、又吉さんへ行ってきはったんですね。ずるいっ(笑)
葱のように常の食材を風雅にあしらわれるのは力量あってこそやと思います。なかひがしさんもそうですけど。どっちもミシュラン入りで、ますます入りにくい・・・

石鹸、私も食べたいです。
Posted by ぽん at 2010年01月23日 17:09
みゅう様

土曜日とかは少し予約が取りにくいかもしれませんが、他の日はそうでもない、とのことでしたよ。みゅう様のところは、いつもご主人様といっしょに仲良く外食されていますよね。夫婦で行かれるとまた違った感じで楽しいかも〜[E:happy01]でもまた女同士でまた食べてしゃべって、、、したいですよね。
Posted by しぇる at 2010年01月23日 21:03
koto様

はじめてのコメント、ありがとうございます。
お茶のお稽古について、日記風記録になるかな、とブログに書き始めました。人様に読んでもらうからには、間違いのないように、といろいろ調べてから書くようにして以来、知るべき事は山ほどある、、、ということに気付きました。奥が深いです。でも私の記憶力は下降線をたどっているので、一つ覚えたら二つ忘れて、、、、進歩がありません。[E:coldsweats01]
間違ったことなど書いておりましたら、よろしくご指摘下さいね〜。
茶の湯をされている同志が増えるのは心強いです。

良い季節に京都に来られるのですね。人出も多いと思いますが、美しい京都を楽しめますね。
もし又吉さんに行かれることがありましたら、また感想をお聞かせ下さい。
Posted by しぇる at 2010年01月23日 21:18
又吉さんは炭屋さんから独立されたとか。
本当にセンス良さそうなお店で行ってみたいです。
以前のブログを拝見しましたら、ご両親と炭屋さんや俵屋さんに泊まっておられましたね。
親孝行ですね。 なかなか出来ないことで偉いなぁと思います。
俵屋さんや炭屋さんにはこれぞ本当のおもてなしというのが感じられて憧れてます。
京都は新しい店も一杯できて古い文化とコラボして面白い所ですね。
Posted by さざんか at 2010年01月23日 21:20
ぽん様

おほほほ、、、、抜け駆けしちゃいました[E:bleah]
でも夜は、なかなかお仲間の皆様、お出かけされにくいですものね。
まただれか昼食会企画してくれないかなあ。
なかひがしさんもミシュランにのったんですね。一度は行きたいのですが、あそここそ、ほんまに予約とるのは離れ業ですものねえ。

あ、次回はこのおいしそうな石けん、お土産にしましょうか?、、ってあんた、京都のお人によそさんがいうせりふじゃあないですね。
Posted by しぇる at 2010年01月23日 21:24
さざんか様

はい、又吉さんは狭いお店ではありますが、それゆえに心配りが隅々までゆきとどいている、、、という感じです。機会がありましたら足を運んでみて下さいませ。お気に召すといいのですが。
俵屋では数寄屋を、炭屋では茶味を、それぞれ楽しみにしていきました。両親をダシにして、実は自分が楽しんでいるのです[E:coldsweats01]
炭屋さんはお茶事をよくされているので、お料理も懐石がベースです。ですから又吉さんのお料理は懐石の参考になるのですが、いかんせん、献立は参考にできても、味の方はまねできません。
Posted by しぇる at 2010年01月24日 00:57
お料理は美味しそうでもうあまりにもうらやましくてコメントなし![E:gawk]
おしゃれで可愛い石鹸ですね。こんな和風な石鹸、京都のホテルや旅館で使われていたらそれだけでそこのファンになっちゃうくらい。ところで香りはどんなのかなあ?と気になりました。
Posted by yuchi at 2010年01月24日 08:17
yuchi様

かわいい石けんでしょ?他にもいろんな形があったのですが、どうもピンクが人気らしく、思う形に思う色がなく、こんなコンビネーションになりました。これは普通サイズで手のひらサイズですが、もっと小さいミニミニ石けんもありました。こちらはもう使うと言うより飾って楽しむ、という感じですね。香りは昔の牛○石けん、に似たなつかしい石けんらしい香りです。
Posted by しぇる at 2010年01月24日 15:20
>しゃぼんや
あのへんはよくウロウロするのに、全然知りませんでした~。いつの間にこのようなお店が!!

しぇるさんがせっけん作りをされてるとは初耳でした。
私も手作り化粧水なんかは作りますが、せっけんはちょっと。苛性ソーダというものがおっそろしいです。
Posted by おかだあんの at 2010年01月24日 21:40
おはようございます、しぇる様

以前お話しました、棕櫚のたわし、私がほったらかしで緑青を出したのはこのコでございます・・・。
フライパンのみならず、お役立ちのこのコ、中々落ちない足袋の汚れも綺麗に落としてくれるのです!
わが家には、お台所用、衣裳用と二ついてはります(笑)。

友人のブログコメントで知りましたが、「福だるま」さん、製造会社がもう作らなくなってしまったらしく、売り切れ御免だそうなんですよぅ(泣)。
Posted by いけこ at 2010年01月25日 11:18
いけこ様
福だるま なくなるのですか!私はあれが大好きで人にも差し上げていました。どうして作らないのかしら?私が手伝いに行きたいくらいです。
あれってファンがいると思います。福 もよいですが 美味しいのです。
Posted by ひいらぎ at 2010年01月25日 20:50
あんのちゃん

しゃぼんやさんはひょんなことで情報を手に入れ、行ってみたのです。文博の斜め前ですので今度は見つけてね。
うちの石けんは台所用ですので、こんな繊細なかわいい物とは無縁なんですが、原理は同じ。苛性ソーダは薬局で、三文判さえあればだれでも買えます。500g入りのをいつも買っています。直接さわらないように注意すればそんなにおっそろしくないですよ〜。[E:happy01]
Posted by しぇる at 2010年01月25日 22:31
いけこ様

ええ〜っ!![E:coldsweats02]
福だるまなくなるんですか〜?そんなあ、、、、、[E:crying]
ショックです。今度上洛したときに買い占めしなければ。
なぜなんでしょうね。手間がかかるのはわかりますが、人気なのに。

そうそう、このコを見たとき、いけこ様のコメントを思い出しておりました。(有次さんの記事を書いたときですね)ちゃんと水切りしてますよ〜。そうか、足袋にもいいのですね。もう一つ、買いに行かなくちゃ!
Posted by しぇる at 2010年01月25日 22:36
ひいらぎ様

そうですよね、ショックですよね。[E:weep]
今度、舩はしやで福だるまを買い占めているおばさんをお見かけになったらわたくしかもしれません。
Posted by しぇる at 2010年01月25日 22:38
こんにちは、しぇる様、ひいらぎ様

そうなんですよ~!!
私もびっくりしてしまって。
愛嬌のあるお顔に、お味も優しいし、まさに口福というお菓子なんですけれど。(もちろん、お値段も笑)。
お店のネット販売でも、品薄につき取扱い不可になっているようです。
人気ですのに~。
Posted by いけこ at 2010年01月26日 13:21
いけこ様

次回、舩はしやに行ったときに、「なんでやめるの〜?!」と、ごねてみようかな[E:coldsweats01]
いや、いや冗談です。したい気持ちは本当だけど。
Posted by しぇる at 2010年01月27日 00:21
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