2009年01月24日

「秘密の花園」

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寒いです。

寒いので、つい庭の作業がとどこおります。外出たくない〜[E:bearing]

でもこの時期、忘れてはならない作業が寒肥。

園芸店のHPによると、、、

木々が寝ている(=活動をストップしている)冬期に与えるのが寒肥。気温の低い時期に施しておけば、土中でゆっくりと分解され、新芽が動き始める春先には、ちょうど植物が吸収しやすいように分解されます。また、休眠期なので、根を傷めてしまう心配もありません。寒肥は12月から2月までの間に1回与えるのが一般的です。

というので、油かすや米ぬか主体の寒肥を庭の木の回りを掘って、入れてやります。

ついでにバラの肥料も。


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雪柳の芽はもうこんなにふくらんでいます。

来年にはもうこの庭とはお別れなので、できるあいだはちゃんと世話してやらないと、いけません。


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ドウダンツツジの芽はきれいな紅色です。

私たちが去ったあとは、しばらく放りっぱなしになるので、木々が生き残れるかどうかはわかりません。

植木屋さんには1年に1回は来てもらって枝の整理や雑草の処理はしてもらうつもりですが、、、


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ヤマボウシの芽。

この中にあの緑色のきれいな葉の素がつまっているのです。この不思議。

強い木は生き残ってくれるでしょうが、突然枯れてしまう木もあるでしょうね。


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ハナミズキ。

3〜4年前に小さい苗木で植えたのが、少しずつ背が伸びてきました。

小学生の頃、大好きで何度も読み直した、バーネットの「秘密の花園」。

あれは庭の花をこよなく愛した奥さんを失って、その庭を封印した男の物語でもありました。

あの庭は荒れ果てて、生きている物はなにもないような灰色の世界になったのです。

そんなかっこいいものではありませんが、この庭もそんなイメージになるのかなあ、、、

(と、いうより、雑草だらけのジャングルになりそうな気がするが、、、、、)

あの話の庭はその後、メアリーというかんしゃくもちのインド帰りの女の子の手によってみごとによみがえり、同時に男の家族も再生するのです。

よみがえった庭の描写がすばらしくて、ガーデニング好きの原点はこの本にあったのかもしれません。

そして、発見!


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なんと!この寒空にバラのピエール・ドゥ・ロンサール、重たい蕾をつけているのです!

なんてけなげな、、、おもわず涙がでそうでした。

私たちが去っても、こうやって、このバラは咲くのかな、、、

人のためではなく、ただ花として、無心に、、、、

         百花、春至って誰がためにか開く  (碧巌録)


posted by しぇる at 22:01| Comment(10) | TrackBack(0) | my garden | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
お庭・・お家・・・なんだか「去る」「去っても」という文字がとても重寂しく感じてしまいました・・・
たくさんの丹精ですもの・・・
種の保存・・・逞しく残ってほしい・・いつの日にかしぇるさんの思いを受けついで下さる方に・・・
ですね♪
ピエール・ドゥ・サンロール!いえ!ロンサール!笑
蕾の重さ・・・感触としてわかります・・
バラですが・・・どの季節にも美しく花をつけるのですね。葉っぱの色もなんとも素敵・・・あと少しで開きますね・・・
Posted by nnya at 2009年01月25日 22:18
nnya様

憎々しいほど強い雑草の侵略に耐えてどれだけの植木がサバイバルできるか、、、ちょっと厳しいかな〜。[E:despair]
はじめこの庭を手に入れたとき、イングリッシュガーデンを目指したものの、日本のきびしい湿度と暑さに、これは無理!と簡単にギブアップしてしまいました。
それからはいいかげんにガーデニングやってたので、植木たちにはかわいそうなことをしたと思っています。
この庭の運命はまだ決まっていません。将来子供たちのどちらかが住んでくれればいいのですが、さあ、どうだか、、、、。
このバラですが、いままで冬にこんな大きな蕾をつけたことはありません。びっくりしていましたら、今日、御近所を散歩の折り、白いバラがたくさん咲いたお庭を発見したのです。(あ〜カメラ忘れた〜)冬なので、葉っぱは散ってしまってありません。花だけが咲いているのです。なのではじめなんの花なのかわからなかったけれど、よく見るとどうみてもバラなのです。なんだかすごい、、と感動したのでした。
Posted by しぇる at 2009年01月26日 00:36
京都のしぇるさんの夢の家が待ってはいるのですが、
それでもとても淋しい気がしますよね・・・
丹精込めておられる様子が昨年1年間でもよくわかりました。
木を移植される予定とかないんでしょうか?
でも植物は土地につくものでできるだけ動かさないほうがいいといいますよね。

できるだけ今の状態で保存できることを願っています。
Posted by ヘルブラウ at 2009年01月26日 06:04
子供のとき何度か読みかけて挫折した「秘密の花園」の結末がやっと分かりました。
庭仕事をするときはなんだか植物や土に話しかけたりしてしまいますよね。好きな花や木を少しずつ増やしていった「私の庭」と別れるしぇるさんの寂しい気持ち、お庭も分かってくれているように思います。お子さんのどちらか、お庭に興味を持ってくれるといいですね。
Posted by yuchi at 2009年01月26日 13:33
お庭の木々草花も家族です。大事に育ててこられたんですね。
京都に住まいを移されるとやはり気になりますね。草花木々もお引越しは出来ないのですか?
Posted by フェアレディ at 2009年01月26日 18:58
ヘルブラウ様

京都の家では自分のキャパシティを考えて、手間のかからない庭を、、、と思っております。だんだん体力も落ちていきますしね、淋しいけど。
今の家に移り住んだ16年前、父が実家から運んできて、移植してくれた梅の木があるのですが、これだけは京都にもっていこうと思います。今でもそれほどたくさんの実をつけるわけではありませんが、移植したすぐはきっと実、つけないでしょうね。毎年、市販の梅とまぜて梅ジュースを楽しんでいましたが。でも梅の花はやはり好きですね。
Posted by しぇる at 2009年01月26日 21:45
yuchi様

子供へ託す、、というのはどうも無理っぽいです[E:sad]が、まだあきらめたわけではありません。関西へ帰ってこい、と、ことあるごとにささやいております。
「秘密の花園」何回か映画にもなっています。この結末が見たくて何度も何度も読みました。大人になってから読むと、視点が主人公の少年少女から、父親の方へ移動しました。未読でしたら、是非。ここちよいカタルシスが味わえること、保証します!
Posted by しぇる at 2009年01月26日 21:50
フェアレディ様

今度の家は純正(?)和の家なのと、庭に費やす時間、体力を考えて、移植するのは梅の木だけにします。
バラはほんとにむつかしくて、黒星病との闘いで、すでに2本ほど、ダメにして抜根しました。だからバラはすっぱりあきらめようと思っています。それでも時が来たら蕾をつけるなら、、、きっと細々でもサバイバルできるかもしれません。
Posted by しぇる at 2009年01月26日 21:58
今のお宅に16年、思い出がたくさん詰まった場所ですね。そして愈々、京都のおお家の建築が始まるのですね。いいなあ。純和風建築に憧れます。我家は木造、土壁、コンクリートと混在しているんですが、今、築17年で少しだけ改築しました。やって良かったです!念願の薪ストーブも入れて、これからの10年、20年が楽しみになりました。体力の維持が課題ですが。。。
Posted by そらいろつばめ at 2009年01月27日 18:22
そらいろつばめ様

いよいよ去る時期が近づくと(といってもまだ1年はありますが、、)なんだかあれもこれもと思い出して、つい湿っぽくなってしまいます。京都の新生活も楽しみなのですが、今は思い出をなでなでしてやっているときのほうが多いかな。(少し後ろ向きです)
健康はこれからの年代、一番大切ですね。ある意味、人生で一番楽しめる時期、お互い元気で過ごせますように。[E:happy02]
Posted by しぇる at 2009年01月27日 21:05
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