真之行台子の免状をいただいてから初めての特別稽古です。

月1回特別稽古はあるのですが、真のは年3〜4回、あとは行之行台子や円草なので、貴重です。

ずっと不思議に思っているのですが、どうして真之行台子があるのに真之真台子ってお稽古がないのでしょうか?

聞くところによると、あるらしいのですが、それは家元宗家周辺だけに相伝されるものとか。

正確なところはわかりません。



Imgp4721

とりあえず、もう夏物も終わりで単衣の季節がくるので、早めに着てしまおう、と今回もゼンマイ織りの着物と、紗のひょうたんの帯。



Imgp4723

はじめてお目にかかる真塗りの真台子です。

上段が行より少し高く、行の乱れ飾りに対して、唐金の皆具。

はじめてお手前を見せていただく前に、真の炭点前をさせていただきました。

炭点前の真は、行台子を使ってなんどかやったので、なんとかこなせます。



Imgp4725

行とちがうところ。

茶筅、茶巾は楽などの筅台におき、唐物茶入れは堆朱などの唐物盆にのせ、茶碗は仕覆をかけ紐を真の結びに。

一応奥秘伝になっているので、書物などはいっさいありません。

見て覚えるだけです。(先生が間違って覚えていたら間違ったまま覚える、、というリスクはありますね^ ^;)


Imgp4727

まずはお菓子、お菓子。

本式には7種の菓子が出ますが、今日は5種で。

主菓子は青瓢箪、あら帯の柄といっしょだったわね[E:coldsweats01]

銘は「千成」。なるほど。






Imgp4730

床の花はヤマユリ、フウチソウ、シモツケ。小さ過ぎてわかりませんが、、、

ヤマユリうちの庭でも、風に乗ってきた種から芽を出し、今ではあちこちに生えてきて、この季節1輪、また1輪と白い清楚な花を咲かせ楽しませてくれています。

お点前は(年下の)先輩弟子がお二人、してみせてくれました。

基本的には濃茶点前そのものです。

見ていて感心したのが、いままで習ってきた点前のばらばらだった所作の要素が、この点前一つにたくさん含まれている事。

例えば茶碗を出した後の仕覆の整え方は、茶箱のときと同じ。

盆に載っている茶入れの扱いは四カ伝の盆点とほぼ同じ。

本当は逆に台子点前から派生して下のお点前ができたんでしょうけれど。

先輩方の言われる通り、真は使う道具こそ多いものの、点前自体は行之行台子よりやさしいような気がしました。

真だから、ようするに省略なしでやればいいわけで、行みたいにあっちは省略して、こっちはきちんとして、という乱れ飾りそのものというややこしさがありませんから。

仕覆を最後に茶碗に着せるために手にするとき、両手の親指と人差し指をくりくり(どう表現していいのかわからん!口ごもってものをいうときの仕草とでもいうか、、、)させるのに、どんな意味があるのか聞きそびれました。

茶入れをとるときの塗香は、仏様を拝むのに、清めのために手に香を塗る時の仕草、というのは聞きましたが。

こういう一見何の意味があるのか分からないような所作の、由来や意味がわかれば、きっともっとスムーズに頭に入ると思います。

Imgp4732

先生が骨董市で見つけはった堆朱の盆です。

なかなか手が込んでいて、持つとけっこうずっしりきます。

堆朱も少し時代がかって古くなったものは落ち着きのある色になって、すばらしいですね。

堆朱の香合とか、帯留めなんか、ほしいな〜。(今度骨董市でさがしてみよう)



Imgp4733

骨董収集家から無理をいって買い取ったという象牙の茶杓(真の茶杓)。

竹かとおもったでしょ?この飴色の象牙。象牙がここまでの色になるにはかなりの長い年月と、かなりの数の手に触れられてた歴史が必要です。

いったいいつの時代のものなのでしょう?どんなお茶人さんの手をわたってきたのでしょう?

そういう事を考える楽しみもありますね。

で、お点前おぼえたかって?

い〜え![E:wobbly]まだまだこれからでございます。


この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。