2008年07月23日

丸福珈琲〜北浜散歩

はじまりはお中元にもらったこのアイスコーヒーの小瓶。

こんなのを20本ばかりいただいた。で、冷蔵庫を占拠している。


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はて、このレトロなカフェの女給さんっぽい姉ちゃんはどこかで見たことがある、、、、。

と、ちょっと苦めの珈琲を小瓶からじかにグビグビ飲みながら考えた。

このコーヒーには、それぞれコーヒーフレッシュのパックがついているが、ガムシロップがついていないのは片手落ちかも。

だってかなり苦め、、、、。

おおっ|この姉ちゃん、そういえば大阪、北浜のレトロビル群の中にあるカフェの姉ちゃんだ!雑誌で何度か見たことある!

(行ったことはないけれど)



で、とっとと出かけてみるあたり、われながらいいフットワーク![E:happy01]


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大阪はビジネスの心臓部、北浜、近代的な高層ビルの間にありました。

丸福珈琲北浜店。この蔦でおおわれたところがたまらない。



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そう、この姉ちゃんだったのです。ぶあいそににっこりお出迎え。




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大正14年にできた当時のままのビルのファサードです。

丸福さん自体も昭和4年創業とかで、いくつか支店をもってはりますが、やっぱりほんまもんのレトロビルのここがいいですねぇ。


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コーヒーをいただく。

香りがすごくいい。さすが珈琲専門店だけあるわ。

でも、やっぱり、例の小瓶の珈琲と同じくやや苦い!コーヒー好きの私でも、苦いと感じる。

慣れるとクセになりそうなところがみそですな。


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店内は天井やステンドグラスなど当時のままの意匠がみられるのですが、お客さんたくさんいてたので、残念ながら写真はなし。

唯一とれたのがこの飾り棚。これも当時のものらしい。

今、われわれがレトロ趣味でええわ〜と思う物は、当時はモダンでならしてたことを考えるとおもしろい。

モダンとレトロが入れ替わった時点はどこだったのだろう。多分戦後タケノコみたいに建てられたチープな建物がたくさんできてしまったあたりかしら?


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このビルの入り口にはこんなプレートが。

おお、京都の古い町家と同等の価値があるんですな。



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こんな装飾もありました。あんまりパシャパシャ写真をとってはいけないようです。



〒541-0044
大阪市中央区伏見町2-22 青山ビル
丸福珈琲 北浜店



一歩外に出ると高層ビルを背景にした町ながら、こんな町家や



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こりゃなんじゃ〜というようなごつい和風レトロな建物が。


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まるで巨大な蔵のようでもあり、昔の銀行みたいでもあり、、、、


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表にまわってみると、『コニシ株式会社』

現役の会社のようですが、いったい何を商っているのかはどこにもかいていませんねぇ。

なんとなくケミカル系の会社っぽいけど。

なんせこのあたり、町名が道修町(どしょうまち)、知る人ぞ知る、メジャーな製薬会社本社が集まってるところ。


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周辺は、歩いていると、すぐにレトロビル(『ビルヂング』という表記が似合う)にあたる。



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北浜周辺に集まるこのレトロビルを訪ねて歩くツアーもあるらしい。



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どれもカフェやレストランに活用されているが、いつのまにか壊されて新しい高層ビルになったところも多いらしい。

あれ、どっかで良く聞く話、、、。京町家と同じやねえ、、、。


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さて、レトロビルのきわめつけはこれ、大阪市公会堂でしょう!

ここに入っているレストランでコースを食べたことあり。

でも前回のNHK朝ドラ『ちりとてちん』で、ここのオムライスが絶品、というシーンを見て、あ、オムライス食べそこなった、と。


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最後になんの脈絡もないが、たまたま近くに行ったので、大阪市立東洋陶磁美術館へ。(ここはいい茶道具がよく展示される)

鼻煙壺(びえんこ:中国清朝ではやったかぎ煙草入れ)1000展の特別展開催中。

素材も玉から石から、象牙、ガラス、陶器さまざまな手のひらサイズの芸術品ばかり。こういう日用品に芸術の粋を適用する人間のエネルギーとは、洋の東西、時代にかかわらずすごいものがあるな、とうなる。

そういえば、お気に入りの中崎町の中国雑貨・家具のお店シノワズリーモダンさんに、この鼻煙壺、売ってたわ。

熱心なコレクターがいるらしい。

この展示会そのものが沖正一郎という人の個人のコレクションなんだから。

日本の根付けコレクターみたいなもんでしょうか。



ずいぶん、当初の目的からはずれたこと。

でもまあ、半日楽しんで、お家に帰って、、、、、ちゃんとコーヒーで締めましたよ。


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空き瓶の有効利用!


posted by しぇる at 23:27| Comment(8) | TrackBack(0) | 大阪さんぽ | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
どこもステキ[E:heart01] お供したかったくらい!

ところで、コニシ株式会社って、ボンドの会社とちがいましたっけ?
個人的には試薬用エタノールの製造元やったような気がしますが。 [E:moon3]
Posted by あまね at 2008年07月24日 14:17
この珈琲店知っていまーす。
でも珈琲だけに行くなら本町と淀屋橋の中間(本町よりかなー)にある平野珈琲店が美味しいよー(私の好み)
そこのご主人が目の前で揚げているドーナツもお勧めであのあたりでは格安です。
アーヨダレがおっととー
Posted by ヘルブラウ at 2008年07月24日 18:08
あまね様

そうです、そうです。ボンドの会社でした!ウィキペディアを見るとこの壮大なお屋敷の(これも文化財らしい)空からの写真も載ってました。
ボンドって実はセロテープと同じで固有名詞だったのが一般名詞になった、、というのもはじめて知りましたわ。
エタノール部門というのもありました〜。
京都もいいですが、大阪の古い町並みもなかなかいいですよ。いつか是非おこしください。
Posted by しぇる at 2008年07月24日 22:08
ヘルブラウ様

も、ここへおいででしたか。
いまどき軽いコーヒーを出す店が多い中、どっしりと苦めのコーヒーをだしてくれる、というのは本物の珈琲党にはたまらないでしょうねぇ。
平岡珈琲店でしょうか?地図を見ると意外とここと近いですね。クラシックドーナツは好きなので、これにあうコーヒーのお店ですか?
それはそれは私もじゅるっ、、、、あ、よだれが、、、、
Posted by しぇる at 2008年07月24日 22:17
この辺り・・・散策を始めると首が・・・見上げる事の連続で・・・
事故に遭いそうで要注意~~!笑
丸福珈琲店。雑誌で見てました!
珈琲はしっかり苦めなんですね!
こ~~いうお店の珈琲はお砂糖とクリーム(牛乳)をたっぷりと入れる京都珈琲風な頂き方が良いのかもしれませんね~~!
平野珈琲も気になってきました・・・2軒回ったらきっと私、珈琲により・・・ダウンしそうです~~!実は・・・珈琲苦手だったんです・・・美味しい濃い珈琲を飲むと一日中・・・病気かも?な具合!
今は・・・お砂糖たっぷりで・・・一杯だけは克服です!
Posted by nnya at 2008年07月25日 00:45
nnya様も

このあたりはよくお出かけになります?
コーヒー苦手な方にはちょっと苦いコーヒーはツライかもしれませんが、あま〜いケーキやチーズトーストなども人気らしいので、雰囲気を味わうだけでも行く価値ありますよ。お向かいのコニシ株式会社のお屋敷社屋もお見逃し無く!

話は変わりますが、教えていただいた空堀のサリーマクレナンさんのブログをあれからちょくちょくのぞいています。おもしろそうなお店です。これから空堀へいく楽しみが増えました。
なんとサリーどん(本人自称)、黒猫の子猫をつい最近ひろって養子にしたそうですよ。名前は小熊ちゃん。会いにいかなくちゃ〜。
Posted by しぇる at 2008年07月25日 11:43
コーヒーのビンと、レトロなビルが素敵です☆
大阪にもこういった雰囲気のある建物が残っているのですね〜。

今のところ私が行ったことのある場所は梅田と心斎橋周辺なので、随分イメージが違うのですね。
Posted by 熊五郎 at 2008年07月25日 22:03
熊五郎様、コメントありがとうございます!

大阪というと、猥雑なイメージがありますが、実は戦前の大阪の大商人はすごく進歩的かつ文化的だったのです。(今はもうそんな商人はいないらしい)
北浜〜中之島(京阪北浜駅、淀屋橋駅周辺)あたりは特に彼らが活躍していた時代の建物がわりと残っていますが、これも時代の流れとともに一つ、また一つと消えていくようです。中には文化財に指定されて生き延びている物も、、、(ねっ、京町家と同じ運命でしょ?)
京阪に乗ったら京都からもすぐです。一度これらの歴史的ビルを見におでましくださいね。
Posted by しぇる at 2008年07月25日 22:27
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