2007年08月10日

キューバネタその3:el CHE~チェ・ゲバラ 伝説になった英雄

Ei9xcopf はい、このおっさんは誰でしょう?
最近でもこの顔のついたTシャツ着てる若者よく見るけれど。そう、昨日ご紹介したcafe calienteの壁にかかってたポスターのチェ=ゲバラですよ。


彼が銃殺されたというニュースは当時(1967)中学生だった私も微かに覚えてる。私の年代の人にはかっこいいヒーローとして記憶されているのでは?

しかしっ!私の廻りの若いもんに聞くと、
”えっ?げまら?げばら?何ですか、それ?”
[E:coldsweats02]
これはジェネレーションギャップ?それとも私の廻りは世界史いいかげんに勉強した奴ばっかり?

チェ・ゲバラを知らんのか?おまえら!

ジョン=レノンをして”世界一かっこいい男”と言わしめたゲバラを!
って、そのうちジョン=レノンって誰?っていわれそう。処置なし。


Hvsatrgb この映画、
キューバ革命をカストロとともに成功させた革命家、ゲリラの親玉、政治家 etcの現実の映像や、当時の彼の廻りにいた関係者のインタビューからなるドキュメンタリーです。



う〜ん。カストロって誰?キューバ革命ってなに?って聞かないでね。
詳しくはWikipediaでも読んでみて。


彼に興味を持ったのは、だいすきなメキシコの俳優、ガエル=ガルシア=ベルナル(guapo=スペイン語で超男前)が、若き日のゲバラを演じたこの映画を見てから。


Qshlb6xa モーターサイクルダイアリーズ


アルゼンチンの中流家庭に生まれ当時22歳の喘息持ちの医学生だったエルネスト(ゲバラの本名)が友人と2人、おんぼろバイクに乗って南アメリカ12000kmを縦断。

南米社会の現実を知り、のちに革命家となる彼に強い影響を与えたと言われる若き日のエピソード。
まあ、卒業を前にしてこういう無茶な旅を企画する段階からもう普通の人ではなかったわけね。
おとなしく医者になって中流の平凡な人生はどっちにしても歩んでなかっただろうな。

その後、つい最近、NHKの番組でゲバラの最後についてのドキュメンタリーを見て、さらに興味が。

彼の最期の状況は長い間ボリビア政府に隠蔽されていて、銃殺されたとか、銃撃戦で死んだとか憶測が飛び交っていたのです。彼を最期に世話した当時若かった小学校の女教師のインタビューが印象的でした。


Qbi7udno 収容された小学校の校舎の中で銃殺された彼は、それでも最期まで生き延びることを信じ、年若い教師に理想をやさしく語っていたそうです。


う〜ん。それにしてもGUAPO!

そしてこの映画を見て、当時よくわからなかったキューバ革命やゲバラの果たした役割、どうしてカストロと別れ、キューバを去ったのかなどがやっと理解できました。

わたしも若いもんのことはいえませんな。かっこいいというだけで、たいしてよく知ってなかったんだなあ。


Uvcs4jdn 手を縛られた彼を前に、銃を撃てないでいるボリビア人兵士に”構えよ!よく狙え!”と言ったという壮絶な最期。彼の死体はヘリで運ばれ、民衆のさらし者になった。(この死体の写真は有名)享年39歳。
”ボリビア人を殺した悪者の顔を見てやる”と息巻いて来たある婦人が、死体を見るなり、”おお、なんということ!彼はイエス=キリストにそっくりだ。”とかえって泪をながしたとも。


数奇な運命をたどった最期のヒーローらしいヒーローではないかと思う。
冷酷な面もありながら、基本は貧しい南米の人々へのあたたかいヒューマニズム、高い理想、冷徹な戦略、果断な行動力を持ち、おまけに男前!とくれば惚れるわ、そりゃ。


その後ボリビア政府により、その埋葬地が聖地になるのをおそれ、30年来どこにかれの遺体が埋められているのか謎であったが、1997年、遺骨のある場所判明。30年ぶりにキューバに帰還。いまは静かにサンタ=クララの町に眠っていると言う。

一人でヒーローになり得る男、この先もういないだろうなあ。世界情勢が複雑になりすぎて、、、。
そして、危篤とも伝えられるカストロ将軍、確かに一つの時代が終わろうとしている。キューバはこれからどこへいくのか?アメリカみたいにはならないで欲しい、、と思うのだけれど、、、、。




posted by しぇる at 22:46| Comment(0) | TrackBack(0) | 本・映画 | 更新情報をチェックする
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