2012年11月23日

御土居の紅葉と茶室・梅交軒

北野天満宮の境内西側、梅林の奥には、秀吉が洛中洛外の境界として築いた御土居の一部が残っており史跡となっています。

ここがもみじ苑として、また意外と穴場の紅葉の名所。

以前からここには梅交軒という茶室があったのですが、その由緒や、いつごろからここにあったのか全くわからないそうです。
天満宮の古文書をしらべてもわからないくらい古いらしい。

それが今年、有職菓子御調達所・老松さんの肝いりで使える茶室に再建なりました。



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こちらでは薄茶ではなく、濃茶がいただけるのです。
(明日までです!おいそぎを!)

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紅葉を楽しみながら、まずはこちらでお茶をいただきましょう。



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梅交軒からみた見事な紅葉。



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建具の額縁付で。

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貴人口からの眺め。

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残念ながら、お点前は見られませんが、お道具は拝見できます。

この風炉先は天満宮の古材でできたもの。
お軸は牛に乗った天神さんの画賛。扶桑(=日本)の文字の祖、、云々(仮名文字のことね、たぶん)
茶杓は妙喜庵袖摺り松からできためずらしい松の茶杓、銘も「老松」。


桂窯・檜垣青子さんのお茶碗で濃茶をいただく。


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そうそう、お菓子はもちろん老松さん。

銘を「手向山」。

   このたびは幣もとりあえず手向山 もみじの錦神のまにまに


これは天神さん(菅公)のお歌でしたね。


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点前座から見える正面のまだ青いもみじが一番最後に紅葉するのだとか。


さて、お茶もおいしくいただいたし、紅葉を愛でに御土居周辺をそぞろ歩きいたすことに。


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おお〜[E:coldsweats02]


底を流れるのは紙屋川。
かつては紙を漉いていた川だったとか。


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真っ赤ではなく、この微妙な色がなんとも美しい。


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これがその御土居本体。

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もう、説明なしでいいですね。


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青紅葉襲。


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爪紅。

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青竹の結界には結び目ひとつひとつに照葉がくくりつけられているにくい演出。





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ちなみに早春の頃、花を楽しませてくれた梅林はもうすでに葉を落としたあとでした。



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天満宮の境内にも見事な銀杏が。


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少し足をのばしたところの千本釈迦堂のあの阿亀桜!
春は花の瀧でしたが、今はこんな紅葉の瀧がなだれうっていましたよ。


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      龍田川もみぢみだれて流るめり
              わたらば錦なかや絶えなむ
  (詠み人知らず)


posted by しぇる at 22:06| Comment(4) | TrackBack(0) | 京都めぐり2012 | 更新情報をチェックする
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