2012年08月29日

金繕いをしてみた

お気に入りの茶碗を欠いてしまった[E:shock]

そんなに高価なものではないし、普段使いしてはいたのですが、それでもお茶をのんだあとそのままにして貫入に色が入り込むのを楽しみにしていた萩の茶碗なので、かなり悔しい。

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粗忽者ゆえ、茶碗の上に物を落としてこうなってしまった[E:despair]


捨てるにはしのびないし、かといってプロの金継ぎにだすほどのものでなし、、、
ようし、一念発起、自分でやってみようぢゃないの、金繕い。

とはいえ、金繕いは何日も何日も日にちをかけてゆっくり、ゆっくりしないといけないと聞く。

はたしてイラチの私にできるでしょうか?

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とりあえずネットで画材屋さんから購入した本漆の金継ぎセット。


セットの中味は、、、


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ついた余分な漆をおとすガムテレピン(油絵描く時にも使ったな)までついています。
漆はかぶれるから作業用ゴム手もついています。

説明書に従ってまずは米粒を練り練り、漆と混ぜてペースト状のものを作って、欠けたところを埋めます。




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こんな感じ。

これが固まるのを待ちます。

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ところでふつう、接着剤などは乾燥させて固めますよね。
ところが漆は変わった特性をもっていて、湿気によって固まるのです。

なので茶碗は水で湿らせた新聞紙とともにプラケースにいれて、即席湿室をつくりました。


ここで1週間かけて固めます。


1週間後さわってみると固くなっているので、いよいよ純金泥でお化粧を。


固まった漆のうえに生漆を再び塗って、そのうえから筆先にとった金粉をふりかけます。


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ある程度乾いてから余分な金粉をふきとって完成。

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、、、、、、うぷぷぷ、、、ぶさいく、、、、


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欠けたままでは使いようがありませんが、これならまあ、やつれた道具が似合う10月に使えるかも[E:coldsweats01]


しかも、、、
あれだけ注意して手につけぬように気をつけていた漆にかぶれてしまいました。

あれはこわいですね。
遅延性アレルギーというか、しばらく日にちがたってから指の間が突然猛烈にかゆくなり、つぎつぎと水泡ができて手が真っ赤っか!

かさぶたがとれて、一皮むけておさまったのは実に10日くらいたってからでした。

結論。
やっぱり金継ぎはプロにまかそうね。[E:coldsweats01]


posted by しぇる at 22:41| Comment(14) | TrackBack(0) | お茶と着物3 | 更新情報をチェックする
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