2012年07月16日

山賊の会 in 好日居

ご近所になる前から通っている、お気に入り中国茶房好日居さん。



P1020537
いつもはお茶をいただくだけですが、この日はスペシャルイベントでお食事がいただける、、、しかも食事担当があの(やはり大好きな)李青さん、というのを聞いて速攻申し込み。
(ちなみに李青の鄭さんは高麗美術館の創始者のお嬢さん)

P1020541



京都に居をかまえる雑貨の企画、製造、販売の会社三角波さんがこの秋、でミセされるセレクトショップkit.

そのプレ企画としての[Kit plays in 好日居]第2弾。


P1020539

好日居の表の間にならべられた韓国の日用品、雑貨、国の干し菜を中心とする安全・美味な食材シリーズ「三食」(サムシク)。
これも販売。

P1020540

これが干し菜シリーズ。
乾燥させた茄子、ズッキーニ、芋蔓、桔梗の根などなど。

これらをどう調理すればいいのか、そのプレゼンテーションもかねたお食事会です。

P1020543

中の間ではそろそろ準備が整ったようです。

P1020544

おお〜!
これが本日の山賊料理!

すなわち、冷蔵庫の余り物をなんでもいっしょくたに調理するので、鄭さんのお家では「山賊料理」とよんでいるとか。


真ん中が生のズッキーニ、あと先ほどの干し菜を調理した物と、コンニャクのように見えるのが「ムッ」というドングリの粉でつくった寄せ物(ほろ苦い胡麻豆腐みたいな感じか)、それに山賊チヂミ。

右手にチャプチェ、水キムチ(さわやかでおいしい!)、左手の飲み物は五味子茶。



P1020547

かつては韓国料理を食べるためだけにソウルへいっていたものですから、ここで本格的、かつヘルシーな韓国料理がいただけるなんて感激ですわ。
なかでも一番人気なのはキムチ色の桔梗の根の和え物。
沢庵のような歯ごたえにコチュジャン風の味付けがあとをひきます。

P1020548

マッコリを注文。
昼から良いきげんに、、、、[E:coldsweats01]


P1020549

キムパプ。(韓国風海苔巻き)
ここらへんでもうお腹いっぱい。

P1020553

デザートの禅食。
精進しか口にしない禅僧が食べていたという、木の実や蓬、桑の葉などをすりつぶしたペースト状のもの。
見た目はナンですが、かすかに甘くて、ナッツ類の油分がエネルギーを与えてくれそうです。



P1020551

最後に好日居さんの中国茶、この日はアイス仕立て。
黄山毛峰茶。
わあ、この器、4月にやはりここで個展をされた市川 孝さんのだ〜。


瓢箪スプーンですくっていただきます。
つめたくて、さわやかでおいしい。

楽しかったのは、この日たまたま東京からこられた目の前にすわられたかたが中国茶に造詣が深い方だったこと。
なんと、中国茶の本まで上梓されているかただとは!
(しかも、本職は別[E:coldsweats02])


日本で中国茶の店を出している人はほとんど知り合い、というくらいで中国茶の蘊蓄をたくさんきかせていただきました。
こういう方を招き寄せる不思議な雰囲気があるのですねえ、ここは。

しかもお隣の方はあの裏具さんだったんです。


さて、食事の後はさきほどの表の間でお買い物。



P1030696

かつて韓国で衣装箪笥などもてなかった庶民が、衣類などをたたんでいれていたという籠。

これに里芋の葉を敷いて、ご飯をいれれば朝茶事に使えそうでしょ?
ちなみに大きさをみるためにわが家の梶の葉(分葉しないの[E:weep])をいれてみました。

P1030697

そしてあの料理に挑戦しようともとめたのは、桔梗の根、胡麻の葉(?)、あまどころ。

あの味が再現できますやらどうやら[E:coldsweats01]


posted by しぇる at 00:43| Comment(0) | TrackBack(0) | くらし | 更新情報をチェックする

2012年07月13日

長刀鉾稚児社参〜祇園祭2012

四条河原町のいつもの四条お土産物センタ−。

P1020512

まもなく八坂神社の神輿三基の御旅所になるので、あっというまにお店は撤去、こんなになってます。
まあ、御旅所が土産物店というのが不思議なんだけどね。

さて、四条通り。
長刀鉾の会所を朝10時出立したお稚児さんの行列が近づいてきます。

P1030468

先触れの鉄杖の音がじゃらん、じゃらんと。


P1030470

まずはかわいい二人の禿ちゃん。

P1030472

そして、


P1030474

白馬に乗った正装姿のお稚児さん。
孔雀の羽根飾りのついた帽子は蝶とんぼとよばれるそうな。

P1030475

うだるように蒸し暑いこの日、この正装はさぞや暑かろうと思いますが、ちゃんと背筋をのばして。
お付きの人たちもけんめいに団扇であおいでいますが、まあ、焼け石に水だろうな。


13日、長刀鉾のお稚児さんは八坂神社に社参し、「正五位少将十万石大名」の位を授かるのです。(なので「お位もらい」とも)
この日から稚児は巡行まで、精進潔斎の生活に入ります。
なにしろ、山鉾巡行の日、このお稚児さんが注連縄切りをしなければ、山鉾は神の領域に入ることができないのですから、いわば神様のお使いになるんです。


では先回りして八坂神社へ行きましょう。

P1030481

この日の昼からは、久世駒形稚児の社参もあるので、これも見たかったのですが、所用にて断念[E:sad]




P1030489

境内に並んで待ち構える、清々講社(氏子の募金組織のようなもの)のおえらいさん達。




P1030494

さあ、南の正門から禿さん。


P1030496

正門前で下馬して境内にはいるお稚児さん。

(ちなみに久世駒形稚児は、神の依り代=神様そのものになるので、神幸祭以降の祭礼では、下馬せず、境内へ騎馬のまま本殿に乗りつけるんですよ)

まわりに報道関係者やら長刀鉾関係者やらが十重二十重にとりまいているので、ちらっとしか見えず。[E:wobbly]


P1030499

社参の前にすべての関係者が手を清めます。



P1030508

こんな感じ。
この方はお稚児さんのお祖母様かな。(某茶補の大女将?)

P1030503

本殿に入って、これから稚児のしるしとなる「杉守り」を授かるのです。

P1030509

その間約30分、中は見えないので待ちぼうけ。

その時の天候にもよりますが、行かれるならタオル2本(汗拭き用と日よけ用)、ペットボトル持参は必須です。
待ってる途中で私、一瞬気を失いそうになった[E:coldsweats01](熱中症?)



P1030524

無事お位もらいがおわって、記念撮影。


P1030527

これ以後、神の使いとなった稚児の世話は、一切女人禁制、男性がしなくてはなりません。
母親ですら食事を作れず、同席することすらができなくなります。

さらに地面に足をつけることもできなくなります。



P1030546

なので強力(ごうりき)さんにかつがれて馬まで。



P1030549

その横でふたりの禿さん。(ひとりはお稚児さんの弟でしたよね)


P1030533

どんな話をしているんでしょうねえ。
(それにしても、見事なお稚児さんカット[E:happy02])

お稚児さんたちが帰られた後、
P1030552

祇園祭の花、ヒオウギが飾られた舞殿には、神幸祭を待つ、三基の神輿が鎮座されていました。
posted by しぇる at 22:49| Comment(8) | TrackBack(0) | 祇園祭2012 | 更新情報をチェックする

山・鉾建て〜曳初め〜杉本家屏風飾り〜祇園祭2012

長刀鉾は人が多いのでスルーして、室町通りへ。

P1030374

菊水鉾ではもう曳初めが始まっているようです。

P1030378

曳初めは女性でもお子たちでも参加できます。(もちろん観光客もね!)

私もちょいと手を伸ばして参加。
大人数で引くせいか、意外と楽々ひけるのですね。
おまけにすごいスピード。



P1030380

このまま室町を南下して四条通りの真ん中まで。



P1030388

コンチキチンのお囃子もにぎやかに。


P1030391


いってらっしゃ〜い!


P1030401

あとから四条通りに出て振り返ってみると、菊水鉾は室町通りにご帰還中。
あっというまにビルの谷間(室町通り)にすいこまれていきました。
都会にあって、このシュールな景色!


P1030408
新町通りでは放下鉾が。

三光丸君(稚児舞をみせてくれる稚児人形)がのる鉾ね。



P1030409_2

これを後ろに見送って北上すると、、、



P1030413

南観音山の真松。

毎年、北観音山と南観音山で松選びのくじがひかれ、くじに当たった方が先に選ぶ権利があるのですって。
今年はどちらが良い松を選んだでしょうね。(どちらも松も遜色ないのですけれど)

P1030415

その松を真木に取り付けているところのようです。

大工仕事のようだなあ。
重量のある松を支えるわけだから、しっかり丈夫につけないと危ないですものね。

P1030447

後刻また来てみると、こんなんなってました。
初めて見たわ〜、この接合部。
巡行の時は赤い網隠しに隠れていますものね。



P1030418

釘を一本も使わない、縄で支えるこの巧の技。
いままでもず〜っと伝承されてきて、これからも伝えられていくのね。
そうあってほしいわ。






P1030420

会所でなごむお町内、氏子のかたがた。
こういう姿が好き。

さて、北観音山の真松立てを見ることができました。
動画じゃないけど、雰囲気伝わるかな。

P1030423

垂直に立っているのは実は引き手。
そう、この曳き山は90度ひっくりかえっているのです。[E:coldsweats02]

(ちなみに左端の鴇色のシャツの方は吉田孝二郎・山鉾連合会理事長さんです。)



P1030424

かけ声とともに向こう側で引っ張る人たち。
滑車の原理ね。



P1030428
P1030429
P1030431
P1030432
P1030433

おお!
立った立った!

おもわず拍手がおこりました。

こんなにして立てるのか〜、知らんかったわ。


P1030444

こちらはさきほどの理事長のお家、吉田家。
はや、屏風飾りがされています。



P1030446

坪庭をはさんで奥庭まで風がぬける京町家。
うっとり[E:lovely]


さて今度は新町通りを四条から南下。

P1030449

こちらは船鉾。
独特の形ですね。
神功皇后出陣の鉾。(新羅に攻め込んだそうです)

2年後には大船鉾が巡行復活予定ですが、こちらは凱旋の鉾。

(ちなみに神功皇后は身重だったという伝説。)






P1030451

左手の重厚な町家は3年前和菓子の会でおじゃました最大級の京町家、長江家。(京都市登録文化財)


P1030457_2

さて、石畳を新しく敷き詰めたという膏薬図子。(四条〜綾小路への抜け道)
P1030459

ほ〜、、、こんなになったのね。
石がまだ新しすぎておちつかない。
もう少し時代色がついたら良い感じになるでしょう。





P1030460

図子をぬけてやってきたのは重文杉本家
屏風飾りの特別公開。

こちらの季節ごとの特別公開はもう何度もいっていますが、今回あまね様から一般公開にさきだつ維持会員特別公開の券を拝領。


会員限定とあって、大きな町家の夏の室礼をゆっくり堪能できました。
何度見ても、この町家はほんと、すごい。
維持も掃除もたいへんだろうなあ、、とは思いつつ、期間限定でちょっと住んでみたい。やっぱり夏に。


俵屋宗達「秋草屏風」が拝見できます。
これもすごい。

会員限定の日には茶菓接待があるのがうれしい。
あれは三女の歌子さんかな、つめたいお茶をみなさんに配ってくださる。
渋い夏着物すがたが、あの町家にとても似つかわしくて(当然ながら)すてきでした。







P1030465

大事にお持ち帰りしたお菓子。
懐紙の模様は琴柱。

なにせ杉本家は琴の名手伯牙にちなむ伯牙山の飾り場所ですから。
posted by しぇる at 00:06| Comment(12) | TrackBack(0) | 祇園祭2012 | 更新情報をチェックする
×

この広告は180日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。