2012年06月20日

紫陽花Days〜三室戸寺〜sou・sou

若い頃は季節の花をしみじみ愛でる、なんてことはしませんでしたねえ。

人生の先の時間はまだまだ長いから、うつろう季節の花なんて、いつでも何回でも見ることができる、、、とでも思っていたのでしょうか。

今は花の盛りをおいかけるのに忙しい。
あと何回この季節を迎えられるのか、という焦りにも似た気持ちがどこかにあるような気がするお年頃[E:coldsweats01]なんです。


この季節はやはり紫陽花です。

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紫陽花で有名な、宇治の三室戸寺

ブログのお友達、こまちさんが、関東からわざわざこの紫陽花をご覧になりに日帰りでお越しになったとのこと。[E:coldsweats02]すごい!

こ、、これは、京都に住んでいるのに遅れをとってはイカン![E:coldsweats02]
と、時間をやりくりしまして。


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参道の両脇にはライトアップ(19時〜)用の灯りがセットアップされています。
ひとつひとつに源氏物語の各巻の絵が描かれていて、さすが、「宇治十帖」のお土地柄。
(来年はライトアップねらおうかな)



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おお〜!
紫陽花の群生!


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ご覧のようにほどほどの雨で、紫陽花を愛でるのにはベストコンディション。
紫陽花ほど雨が似合う花はないですものね。


この庭園は5000坪、紫陽花は50種、一万株もあるそうです。




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私はこのブルーがやはり好き。



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紫陽花の色を司るのは土壌のPHだと一般にはいわれているけれど、それだけではない複雑な要因があるらしい。

だって同じエリアにこれだけの色のヴァリエーションがあるのですもの。


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一輪だけでもゴージャスな紫陽花がこんなに群生しても牡丹のようにうるさくないのは、葉っぱの緑の分量が多いからでしょうか。


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茶室にあいそうなガクアジサイ、、、多分。
なにしろ紫陽花の種類を調べていたら、あまりにもたくさんで、なかには違いがよくわからない分類もあって、自信がありません。


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これなんかは、特徴的なのでわかりやすいカシワバアジサイですが、、、


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これって、甘茶?ヤマアジサイ?



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この種類は画面の下右寄りに一群れ咲いていて、回りのアジサイと葉の色がちがうし、咲き方も違うのでめだっていました。

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これはコアジサイ。

独特ですね。



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白いのはお茶室なんかでも似合いそうですが、、、



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乙女のようなこんな色が人気でしたよ。


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三室戸寺は蓮の花もきれいなので、花が咲く季節にまた。


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雨の日は、はちすの上に小宇宙、、、もしくは宝珠。



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ふたたび紫陽花園にもどって細い小径を行こうとしたら、雨でしだれた枝に道をふさがれる。

         紫陽花に  行く手はばまれ  雨に濡る

紫陽花は花びら(実はガク)が一般的に4枚なので、雅名を四葩(よひら)という、と最近知りました。


さて、紫陽花つながりで、こちら。



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ようく見てくださいね。
紫陽花の花の上にカタツムリがいるでしょ?


実はこれ、和菓子なんです。
求肥の殻に中味はメロンピューレの餡がはいった雪餅。

日本の伝統デザインをベースにしたオリジナルテキスタイルのsou・souさんと、和菓子の老舗、亀屋良長さんのコラボ。



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お菓子も月替わり、下に敷いてある絵はがきも季節によってかわるし、お持ち帰りできるんです。
これも1年12種類、集めたくなりますね。
なにより、毎月の創作和菓子が楽しみ!


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お抹茶をいっしょに頼むと、sou・souのテキスタイルでつくった浴衣風作務衣のお兄さんが、背筋をぴっとのばして、きれいなお点前で点ててくれました。

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お釜もテキスタイルしてるわね[E:coldsweats01]



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お軸だってあります。
「一語一絵(一期一会のもじり)」ですもの〜[E:happy02]



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申し遅れました。
場所は四条新京極近く、花遊小路の「sou・sou着衣」の2F、「しつらい」です。


(sou・souは多種の店舗があるので要注意)


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さて、最後の紫陽花をお見せします。

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ちょうど1年前、御所の拾翠亭チャリティ茶会でデビューした紫陽花蒔絵の大雪吹茶器。

1年ぶりにお社中内の茶会で使いました。
幕末くらいの時代です。

植木職の方が、江戸時代はガクアジサイしかなかったのでは?
といぶかっておられましたが、調べますと葛飾北斎なども、この西洋紫陽花みたいな紫陽花の花を描いています。
すでに江戸時代から日本にあったんですね。


posted by しぇる at 23:50| Comment(18) | TrackBack(0) | 京都めぐり2012 | 更新情報をチェックする
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