2012年06月29日

青山点描

行くたびに東京駅、工事工事でかわってるんだもん。

駅ナカで迷うとは思わなかった。(完璧におのぼりさんやん[E:sad])
私は出口に行きたいだけなのに、気がついたらどこかのホームにでちゃってるし、、、

まあ、そんなこんなで野暮用で東京へいきましたの。
いつか東京1日弾丸ツアーで茶の湯関係の美術館巡りを企てようと思っているのですが、この日は時間もなければ致命的なのは月曜日なので美術館はのきなみ休館ってこと。

それでも来るべき日のために、いきたい筆頭のひとつ、根津美術館の場所を下見に。

青山の駅を降りてこれも一度はいってみたかった骨董通りを歩いてみたのですが、京都の新門前・古門前通りのイメージでいくと全然ちがう。
骨董店よりもファッションのお店のほうが多いような、、、

そしてmeet Kyoto in Aoyama、、、なんつって。



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京都市と京都の和装産業が運営する、きものKYOTOアンテナショップ白イ烏

着物を買う時の敷居の高さを感じさせず、手頃なお値段で提供、というコンセプト。
やるじゃん、京都市。
南青山ってとこがいい。
これが銀座なんかだと、呉服の老舗もたくさんあるし全然目立たないと思う。

もうひとつのmeet Kyoto in Aoyama。



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先日行った花遊小路のsou・souさんに青山でであうとは。


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京都産業、がんばってるね。


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さあ、着いた、根津美術館。

実業家・根津嘉一郎の厖大なコレクション。
国宝7件、重要文化財87件、重要美術品94件[E:coldsweats02]

当時の実業家のご多分にもれず、茶道具の名物蒐集もすごいので、一度は行きたいとかねがね。

昨年建物をリニューアルされたので、これも見たかったのだけれど、本日は外観を拝見するのみ。



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今期の展示にはいたくひかれるのだけれど、会期末までに再上京は無理だろうなあ。


せっかくなので、おしゃれな南青山を時間が許すかぎりぶらぶら。




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お店もなんだかおしゃれだな。

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お散歩中、この日のナンバー1の建物は、このカフェ。

残念ながら営業時間まもなく終了なので入れませんでした。


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このおされなお花+カフェのお店は Nicolai Bergmann Nomu

ここに入るまで知らなかったんですがニコライ・バーグマンというのはデンマーク出身のフラワーアーティストなんだそうな。

ボックスにみっしりお花がはいったアレンジはこの方の発想とか。



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カフェの方はお姉さん方もデンマーク人?
カタコトの日本語で注文をとってくれる。

キャロットケーキを頼むと、1カットがはんぱなくデカイ!
しかも生クリームたっぷり添えのウイーンスタイル。

これだけで今日の許容カロリーは軽くオーバー。
おいしかったけれどね。




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レストルームのお花を撮ってみる。

あと、ガラステーブルの下に本物の蘭の花、苔が敷き詰めてあったのは、さすがフラワーショップ。



さて、もう東京駅に帰らなければ、、、

急ぐ道、青山一丁目の駅の近くでこんな看板を発見。

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塩月弥栄子さん。
言わずとしれた裏千家大宗匠のお姉さん。
(私の世代ではNHK「私の秘密」の解答者←古〜)

こんなところに教場があったとは!
posted by しぇる at 21:53| Comment(15) | TrackBack(0) | 東京散歩 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年06月27日

お釜の話

1年半ほど前の話になります。

以前からたいへんお世話になっている方が、新築なったばかりの当家へお越しになりました。
手に風呂敷包みを携えて。

「茶室を建てたそうだから、これ新築祝いに。茶をたしなんでいた祖父のもっていたものだけれど、何に使うのか自分にはわからないし、お茶をしている人のところにあった方がいいと思って。」


箱には「肩衝筒釜」と書かれているので、ああ、お釜をくださったんだな、となにげに蓋を開けて、蓋裏をひっくりかえして、、、、、思わず蓋を閉め直しました。

大西清右衛門の極めがあって、そこには浄○の名前が、、、、[E:coldsweats02][E:coldsweats02][E:coldsweats02]

寛永年間、今から350年ほど前の釜、、、

これはさすがにただでいただくわけいはいかないでしょう。
その旨を言うと、「え?これ湯をわかすものだったの?うちにあってもしょうがないしなあ、、、」[E:coldsweats02]

で、いただいてしまいました。(胸中→[E:happy02])

地方の旧家のご出身なので、こういうものがころがってお蔵にあっても不思議はありませんが、おじいさま、ごめんなさい。でも大切に大切に使わせていただきます。

長い間使われていなかったので、なかの錆も気になったし、底が漏れたりしないかも気になったので、道具屋さんを通じて大西さんのところへ繕いをお願いしたところ、これは繕うとかえって風情が失われるので、漏りませんからそのままお使い下さい、とのこと。

使うとなるとたいそうだし、見た目古ぼけて「小汚い」(浄○さん、ゴメン!)ので、ながらくお蔵いりしていました。

このたび社中内での茶会があり、お当番にあたったため、出せる釜があれば、、、といわれ、茶道具は使ってナンボだしなあ、と出してみることに。

その前に、とりあえず火にかけてみて大丈夫かどうか家で試してみました。

釜を初めて濡らしてみると、、、、!!


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まあああ、、、、

あの古ぼけて煤けた釜がなんて生き生き。
濡れた鉄肌の美しいこと。

茶事で席入りの時に、ぬれ釜をなぜ見せるのか、理由がわかったような気がしました。
釜は濡れているときが一番美しいのね。


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濡らしてみて初めてひび割れのような筋にも気づく。
これが疵にはならず、かえって景色になっているのには感動しました。

釜底は時代がつけたものか、もともとの意匠だったのか、ざらざら荒れた感じがまた侘びています。

鐶付きは鉦鼓。(仏具:半分に割って左右につけた感じ)

さすが浄○、、、、とひれ伏したのでありました。


さて、その社中内の茶会、灰型係も仰せつかりまして、日ごろの練習の成果を、、、、[E:coldsweats01]



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まあ、こんなもので。
さらに修練が必要ですな。


茶会はつつがなく、お釜がご馳走だったとおっしゃる方もおいでで、とりあえず釜デビュー成功です。

下さった方に、声を大にしてふたたび「ありがと〜[E:happy02]」
また次の世代にも伝えていきますね。


おまけの画像です。

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先日見てきた、紫陽花と半夏生を。


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お菓子は二條若狭屋さんの「螢」。
posted by しぇる at 22:43| Comment(6) | TrackBack(0) | お茶と着物3 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年06月25日

初宮参り

平安神宮にはもう夏越の祓えの茅の輪がこしらえられています。

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せっかくなので作法通り茅輪くぐりを。
(左ー右ー左)

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あと6月30日に水無月(和菓子)を食べれば完璧!

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今日は初宮参り。
京町家染工房・遊さんで、誂えをお願いした手描きの初着。

前日どうやって着るのかああでもないこうでもない、と検討したのですが、、、
はい、いまいちうまく着せておりません[E:coldsweats01]


白羽二重の着物も仕立てていただいたのですが、この暑さ、上の一枚だけにしました。
あとは七五三の三才の時に着てもらうとしよう。

本来は祖母が抱いて着るものですが、二人(私と娘)着物を着るとなるとおおごとなので、娘に着物を着せて抱かせました。


P1160655

神様の庇護をうけたあかしに五色の飾り紐と鈴を。



私が赤子の時はまだ世間は貧しかったので、
娘が赤子の時は私が忙しすぎて、
初着どころではありませんでした。

どうかこの子が心身共に健やかに育ちますように。
しあわせな人生をおくりますように。

たくさんの親や祖父母が願った思いを今私も。
posted by しぇる at 22:18| Comment(24) | TrackBack(0) | くらし | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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