この5月で御年15歳にならせられましたシェル様。

[E:cat]「口の調子がようない。」

突如口をかきむしって、あががが、、、、[E:coldsweats02]
あわてて獣医さんへお連れすると、歯肉炎をおこしていなさる。
抜歯が根治治療だが、なにせご高齢のため([E:cat]失礼な!)麻酔によるダメージがあるかも、とのこと。
でもこのままでは、お食事も満足におできにならないので、ここは下僕としては腹をくくって「抜いちゃってください!」。
幸い血液検査では、この御年にしてはどこも悪くない、とのことで全身麻酔下に抜歯。

(気持ちワルイと思われる方もおられると思うので、ノイズフィルターかけときました)
上下2本。
どちらも歯根がほぼとけちゃってたので、簡単にぬけた、とのこと。

点滴のため、毛を剃られた前足にいたくご立腹の様子で、なめなめ。

まだ麻酔があとをひいて、こ〜んなお顔になっておられます。
え?
術後経過はって?

はい、このとおり、今までの分を取りもどさんばかりの勢いで、お食事おめしあがりになっとられます。
(しかし、居候中のフレディ、でかいね)
ご高齢ゆえ、これからますます獣医さんのお世話にならないといけないとは思いますが、できるならどうかお元気でずっとおすごし下さいね。
<その2> みったんをみた
なんのこっちゃ?のタイトルですね。
正確に書けば「密庵を見た」。

ところは大徳寺龍光院。
非公開寺院です。
こちらでさるお茶会のお手伝いに。
(実際はほとんどお役に立てませんでしたが〜〜[E:coldsweats01])
こちらには国宝の茶室・密庵席(みったんせき:四畳半台目)があるのです。
なんと、これを拝見できるとは!
(ちなみに国宝の茶室はこれに如庵・待庵をくわえた3つだけです)
伝・小堀遠州作。
中へは当然は入れないものの、竹の結界越しに頭だけつっこめば、それなりに雰囲気が十分味わえるというもの。
見所はなんといっても、宋代の禅僧・密庵咸傑(みったんかんけつ)の現存唯一とされる墨蹟一幅のみを飾るための床・密庵床であります。
この日はその墨蹟はかかっていませんでしたので、想像で補うしかないのですが、思ったより狭い、床も小さい、、という印象。
たった一本の軸のために床、、、いや茶室を作っちゃうなんて、当時の茶人さんが墨蹟を宝物と思う心情の深さを感じます。
こんなにまぢかに密庵を拝見できる日が来るとは!
しかもここのお寺の厨(くりや)がまたすごいんです。(おくどさんあり、現役の井戸あり、高い天井、煙抜きあり、、)
ここを使わせていただけるとは、、
京都でお茶をする醍醐味、御利益[E:happy02]をかみしめましたの。
<その3> たまにはイタリアン
祗園は四条縄手上ルのイタリアレストラン、Ristorante dei CACCIATORIさんへ行って参りました。

このあたりで食事するのはずいぶん久しぶり。
同じビルに、かつて京都住まいだったころよく行っていたスペイン料理のフィゲラスがはいっていて、懐かしかった。
まだあるのね。昔は地下だったような気がするけど。

イタリア北部ピエモンテ州(トリノのあるところ)の料理、ということですが、日本料理でいえば関西風と関東風くらいのちがいなんでしょうか。

お料理はちょびっとずつ、何皿もでてきて、しかももりつけが美しい。
これはまさに京料理のイタリア版とでもいいましょうか。

どちらかといえばあっさり系。

目と舌で楽しませていただきました。
難をいえば、、、、量がたら〜〜〜ん[E:bearing]
<その4> 久々のキルト
数ヶ月前からちびちび縫っていたのですが、実用本位なもので、せっぱつまってなんとかぎりぎりに完成。

ほんとに最後は夜討ち朝駆けでキルトしたので、ちょっと粗造ですの、、、[E:coldsweats01]
デザインも凝った物を作る余裕がなくて。

まあ、これはこれでよいか。
洗濯をよくしないといけないものなので、このくらいで。(←エクスキューズ[E:coldsweats01])
<その5> 金環日食
小学生の時、日食はまだガラス板に煤をつけて鼻を真っ黒にして見たものです。
(これがわかるアナタはりっぱな昭和の子です。あ、地域差もあるようですが)

京都できれいなリングがみられる7:30AMごろ、私は通勤で家をでないといけないんです。
なのでかろうじてとらえた金環は映る影にて。

減少した日光に照らされた通りは、いつもの通りではないような不思議な感じでしたね。
デ・キリコの絵を連想しました。
<その6> 真如堂〜真古館

お気に入りでしょっちゅう通っている黒谷さんから真如堂へぬける「墓場コース」です。
紅葉の頃が美しいなら緑の季節も美しいはず、、、と真如堂まで。

やっぱりね、とてもきれい。

お堂を背景にするとなお美しい。

紅葉の頃はすごい人で賑わうのですが、新緑の頃はちらほらとしか人をみかけません。
もったいないですね、この緑をご存じないなんて。

表門から吉田山のほうへ向かう道でこんなお家を発見。
これはえびすさんでしょうか。
それに、花がまだ咲いていない時期だったので、同定できませんが定家葛?
とても風情があります。

その足で旧・東伏見宮別邸吉田山荘敷地内のカフェ真古館へ。

こちらのご馳走はなんといっても三方見通せる窓からの景色なんです。

今日は比叡山にするかな〜、後一条天皇、陽成天皇の陵にするかな〜、、

でもやっぱり大文字がいいわね。

そして名物蝙蝠ビスケットのついたコーヒーを。