2012年04月19日

桜・松ヶ崎疏水〜観桜私見

まずはいきなりとっておきの画像をお見せします。

とくと、見よ〜!![E:happy02]


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なんじゃ?これは、、、コンクリートの道?

、、、と思われた、あなた、違います。


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水面が花びらびっしり。

こうなるともう花筏ではなくて、花筵というべきか。


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場所は松ヶ崎浄水場に近い、松ヶ崎疏水(第2疏水分線)。
哲学の道をたどってきた疏水分線は北白川を北上し、高野川の下をくぐって松ヶ崎にでます。

このあたり、水の流れがとてもゆるやかなので、筏にならずに筵になるんですね。

昨年、桜に遅れること一ヶ月、新緑の季節にここを訪れ、あまりに多くの桜の木に(もちろん葉っぱだけ)、これは桜の頃にこなくては、と思っていました。


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ここらへんは洛北だから、少しゆっくり見に行ってもいいかな、と思っていましたが、岸の桜はほとんど盛りをすぎて、少しがっかりしていたところです。

でもこんな、どこまでも続きそうな花びらの道を、文字通りふりそそぐ雪のような花吹雪の中で見ることができ、もう満足満足。

むしろ花の盛りのときよりも、よいかも。
「花は盛りに 月は隈なきをのみ みるものかは」の心で。





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はらはらと、風に乗ってとぶ花びら。

  桜散る その下風は寒からで 空にしられぬ 雪ぞふりける  (紀貫之)


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このあたりは高級住宅地なので、とても静か。
多分花の盛りの頃は、見に来る人もそれなりに多かったでしょうが、もともと観光地ではまったくありませんので、すれ違ったのは地元の方数人のみ。


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花びらをしきつめたような道を独り占め。

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疏水べりは桜だけでなく、実に豊かな季節の花も楽しめます。
このあたりに住まわれる方々が植えられたものから自生した野の花まで。





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一重の山吹。
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ヒメオドリコソウ、実は帰化植物。

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シャガ。

あと名前を知らない花々。


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次に来る、新緑の季節到来を告げる青楓。


これであと遅咲きの八重桜を残して今年の桜の季節は終わりですね。


さて、、、、
桜の花の見頃は長くて2週間、リタイヤ後の時間をもてあましている人でも京洛の桜全部を一シーズンに見て回るのは不可能です。
ましてや自由時間の限られている身では、あれもこれもと欲張っては、一つ一つの桜をゆっくり愛でることもできない。


日本人ならだれでも桜を見るとつい内省的になって、自分の来し方、行く末をふと思うものではないかしら。
また、自分の人生で、あと何回桜の花を見ることができるのだろう、と考えるのはある年齢以上の人ならだれでもあるのでは。

春になって、違えることなく咲く桜に、自分も1年無事にすごして会うことができる、それがありがたいと思う。
自分の人生が終わって後も、年々歳々桜は同じように咲くのだろうな、と少し感傷的になる。

そんなふうにじっくり桜と対峙するには、駆け足では時間がたりませぬ。

そこで私は花見の仕方のMy ruleを決めました。

1)身内の桜(←勝手に命名。徒歩圏内で行けるか、いつもの通り道にあるかの桜)を優先的に見る。
2)桜の名所といわれるところは1年に1つか2つだけにしぼる。


身内の桜:岡崎疏水、哲学の道、白川、清流亭、黒谷、平安神宮、インクライン〜蹴上
やや身内の桜:鴨川、高野川、祗園白川、錦林車庫裏
ぎりぎり身内:御所、松ヶ崎疏水
ちょっと遠いが気持ち的身内:大山崎山荘から見る八幡の背割り桜

以上、追加変更もありうる。

と、(勝手に)認定。

、、、、と書きつつもまた来年もかけずり回っているかも[E:coldsweats01]
そのときは諭してね。



<おまけ>

岡崎疏水、花筏。





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posted by しぇる at 00:13| Comment(18) | TrackBack(0) | 京都めぐり2012 | 更新情報をチェックする
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