2012年04月05日

ひび割れ白磁


昨年咲いているのをみつけてうれしかったご近所の月光椿(別名:卜半:ぼくはん)
まだかまだかと楽しみにしていたのですが、やっと今年も咲きました。

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普通、茶花としては椿はつぼみをいれます。
でもこの唐子咲きの卜半だけは、開花したのをいれるわけ、わかりますね。

(あ、よそのお花をとったりはしてませんよ)


さて、もう先月の末になるんですが、毎回楽しみにしているパルスプラザの京都大アンティークフェア、物欲、物欲[E:coldsweats01]にひかれて行ってきました。

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広い場所に多種の骨董をあつかうブースがご覧のようにた〜くさん。


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はしからはしまで、ありとあらゆるジャンルのものを見たいのはやまやまなれど、それをすると時間がいくらあっても足りないし、足も疲れる、、、

なので、めざすモノをお茶に使えるモノ、と限定してまわります。

今回はいまいち心惹かれるモノが、、、、と思っていたら、最後の方で隅っこのお店でみつけたんですよねえ、李朝白磁の壺。

あったかい白い肌に、もう消えかけているほど薄い素朴な竹と菊の青花絵が描かれた八角壺。
よ〜く見ないと八角とはわからないくらいエッジがたっていないところが李朝っぽくていい。
手で触った感触もなんだかあたたかい。

花器として使いたいな、と思ったのですが気になったのはこれ。






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底のひびわれ。

花器として使うのなら水が漏れてはだめですものね。
それなりのお値段だったからそこは慎重に、中にお茶をいれてもらって確認。

まあ大丈夫かな、と連れて帰りました。

ところが水をたっぷり入れたらどこかから漏る漏る![E:coldsweats02]

で、よ〜くみたら底じゃなくて胴体のほんの小さな亀裂からぽたぽたと、、、



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あちゃ〜!

でもまあ、こんなところから漏るんだから100年以上はたっている李朝白磁の本物だよね、、、と自分をなぐさめるも、あきらめられる値段ぢゃないのよ![E:angry]

そこでない智恵をしぼる。

そうだ!
おとしを作ればいいんだ。

ただし、口径が15ミリもないので、そんなおとしってできるかしら、、、、

むふふふ、、、、見つけました。
ちょうど良いのを[E:smile]

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こんなプラのチューブ。
(出所と本来の使用目的はナイショです。[E:coldsweats01])


いれてみると、、、、

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ちと細いが、長さもぴったり!

結局一輪しかさせないんですけれどね。
でも、こうして生かして使えるのならば合格としよう。


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同じく李朝の枕側(枕のよこの布で、十長生の刺繍がしてある)とともに。

なんだか床の間の空間がしんと落ち着きました。


posted by しぇる at 20:00| Comment(12) | TrackBack(0) | お茶と着物3 | 更新情報をチェックする
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