2012年02月27日

如月の瓢亭

ご存じ、南禅寺畔瓢亭

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前回は初夏の候でした。
ちがう季節の室礼・懐石を見てみたいと思っていましたので今回、早春というにはまだ寒い如月の瓢亭へ。

前回は創業当時(400年前)からある「くずや」というお茶室でしたが、今回は襖をとりはらえば宴会もできる、(多分)「広間」というお部屋をたった4人で贅沢に使わせてもらいました。

瓢亭は庭につかず離れずの距離で4棟の茶室があり、ここで贅沢にも食事をいただけるのです。
食事だけでなく、数寄屋の室礼も楽しまなくては。

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寄り付きに使わせてもらった六畳ですが、ここも立派なお茶室になっています。

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こちら本席。


こちらの床にも瓢箪の絵。

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床のお花は黒椿でしょうか?

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最初これがなにかわからなかった。

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おお!
これは!
足がおろせるようになっていたんですねえ。
外人さんによろこばれそうです。
実際足がとても楽でした。

さて、待ち合わせのあいだ、お部屋の撮影大会。[E:coldsweats01]


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襖の引き手がまたまた瓢箪。


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こんな瓢箪も[E:lovely]
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さらにさらにこんな瓢箪も。

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天井も数寄屋やなあ。

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照明もすてき。

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今日はシックなお召し物の女将さん。

さあ、ここからは眼福、口福の時間です。

(ブログでは全部の献立をアップすることはあまりしないのですが、こちらさんだけは別ですの。)

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向付は明石の鯛。
例によってトマト醤油(しょっつるみたいで大好き!)でいただきます。

左手には珍味のくちこ(ナマコの卵巣)。説明を聞く前においしくて完食。
右手のは魚介のぬた。



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懐石仕立てなので、これは白味噌の汁、蓬餅入り。
梅のお椀の塗りもまた眼福。



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これが絶妙なとろりぐあいの、一子相伝・瓢亭卵。

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ぐじの蒸し物、湯葉となんとからすみ添え。
からすみも大好物ゆえ、「酒持ってこ〜い!」モードになりそうなのを、ぐっとこらえる。



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焼き物は鱒。
この染付、ええなあ。


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アワビと大根の炊き合わせ。





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穴子の蒸し寿司に、しんじょうのお汁。

懐石で云えば湯桶になるのでしょうか。
出汁はぎりぎりの薄味で、箸洗いと言った感じでコースの組み立てに隙がありません。







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(これもかなり古い蒔絵の椀だそうですよ)


ほんとうにこちらのお料理は(と、講釈たれるほどいってないんですけれど[E:coldsweats01])ケレン味なく、素直においしい。王道を行く、という感じでしょうか。



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ここらでもうお腹いっぱい、、、、


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と、いいつつ別腹の甘いもん。
嘯月さんの雪餅。
つくね芋のお味がしっかり。

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お薄は永楽さんの椿の茶碗で。



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胃も心も満ち足りて、お庭をとおりぬけて帰路へつきます。

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こちらが前回とおされた400年前の茶室、くずや。

できればまたちがう残りの2棟もいってみたいですね。
季節もまたまた変えて。


posted by しぇる at 20:00| Comment(6) | TrackBack(0) | 京のグルメ | 更新情報をチェックする
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