2011年12月10日

工房いろ絵やの器展〜ギャラリーカフェうめぞの

バスやタクシーにのって東山を見ると、いつもすごいと思う光景があります。
フロントガラスに切り取られて、山の稜線がみえない景色はまるで町が、そそりたつ東山の裾にすっぽり抱かれているようにみえます。
ちょっと画像を細工してそれを再現してみました。

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(是非クリックで拡大してみて下さい)どうです?
すごいでしょ。
京都という町は、都会でありながらこんなすごい東山がすぐそばにあるんです。

さて、先日町家ショップらりぃ(本日で終了!)で行った洛北の工藝百職さんで、工房いろ絵やさんの小さな花器を買った記事を書きましたが、そこでいろ絵やさんの展示が洛中である、との情報をゲット。

早速でかけてきました。





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会場は新町蛸薬師西入ルのギャラリーカフェうめぞのさん。

素敵な町家カフェですわ。
ここでは抹茶ホットケーキとか和風スイーツが評判のようです。
昨年できたばかりだそうですが、早くもスイーツ女子のたまり場になりつつあるようで[E:coldsweats01]


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こちらの2Fがギャラリーになっていて、いろ絵やさんのお二人(ご夫婦です)に初めてお目にかかりました。
あんな絵付けをされているのは、こんなお二人だったんだ、、、作品は人を表すというけれど、わかるような気がする。

実はいろ絵やさんの作品にであったのは昨年5月のこと。

西宮の某デパートの工芸品コーナーの一角で、なんともいえない味のある絵付けの小皿をみつけたのです。
絵は小指の先でかくれそうなくらい小さくて、そのモチーフが蟹だのイカだのカエルだの、、、しかもシンプルな筆でその特徴をよくつかんでいて、余白が美しいのです。(裏具さんの文具につながるようなものがあります)



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これはイカ。

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これは蟹。

展示会ではいままでに、このシリーズではなかったような大きさや形のものも見ることができました。
でも、いろ絵やさんの真骨頂は、大きめの器ではなく、小さい小皿だな、と思いました。



お手頃価格で購入したのはこちら。



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またまたうれしいコレクションが増えてしまいました。

13日までです。
和風スイーツとセットでおでかけいかがですか?




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寒くなって、紅葉が美しい、、、と思った瞬間、早くも落葉がはじまりましたね。


posted by しぇる at 23:34| Comment(6) | TrackBack(0) | くらし | 更新情報をチェックする

2011年12月08日

炉を開く

文字通り、茶室の炉開きです。
かなり遅めながら。

先月初め、重さにつぶされそうになりながら炉用の畳にかえたのですが、炉はからのままでした。
先日おそまきながら、はじめて炉に灰をいれました。

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まずは炉に使う炭を初炭2セット+α、洗いました。
(洗わずにつかうと、炭の粉がいっぱい付着しているので火の粉がとんであぶない)


そしていよいよ、灰入れの準備を。

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というとご大層ですが、風炉の灰型とちがって、五徳、釜の高さをあわせるだけなのではるかに楽です。
参考にした本は淡交社の「灰と灰型」。
使用後の炭の始末、シーズンオフの手入れ方法までのっていて、お役立ちの本です。

しかし、、、意外と灰がたくさん要りますね。
わが家の五徳は鬼爪なので、ごつくて重い。

ですから、このくらいでいいだろうと五徳を炉におろすと、、、ズブズブ、、、っと灰の中に沈んでしまって全然高さがたりなくなってしまいます。

結局10kgくらいは使いました。

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しかし、でかい爪だなあ。
四方の灰の掻き上げはまだ未完成。
これはいよいよ炭をおく段階になって、湿し灰をまいて完成させる予定。
ちなみにうちの炉は土壁。

釜をかけてみます。





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柄杓をおいてみて高さ調整して完成。
(ほ、、ほんとは柄杓の合は落とさないといけないことにあとから気づく。恥!!)

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木地の炉縁をいれてみます。
小間なので、木地。塗物、蒔絵などは使わない約束です。
(小間はもともと侘びた茶室ゆえ)

これに炭をいれるのはまだ先になりそうですが、とりあえず準備はOK。


今日、かんたんな盆点てでおもてなしを。

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盆点てといえども、軸を掛け、花をいけるとちょっと雰囲気があらたまりますね。


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白侘助はわが家の。
照り葉は桜、近所の某所から夜中にこっそりいただいたもの。[E:coldsweats01](よそのお家のじゃありませんよ)
posted by しぇる at 23:10| Comment(2) | TrackBack(0) | お茶と着物・2 | 更新情報をチェックする

京夕け 善哉(よきかな)〜ISO乙女会

ISOJIの乙女[E:coldsweats02]がつどいて、食べて飲んでしゃべって、、、、のISO乙女会、久々の開催でございます。

今回は残念ながら夢風庵様、風邪でダウンにつきご欠席。
(お大事に〜)

その代わり、といってはなんですが新しくおいでくださったのがkiremimi様。
今までにない希有な御人材でして、乙女会に新しい風を送ってくれそうです。
(他の方々にはお初でしたが、まったく自然にとけこんでいらっしゃいましたね)

さて、会場は夷川室町を少し上がったろうじの奥の町家です。



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こちらぽん様セレクトの京夕け・善哉(よきかな)さん。

先日、炉開きにいただく善哉は、一休禅師の「善哉此汁(よきかなこのしる)」の言葉から、という話をしていたので、「一休さんの言葉からとったお名前ですか?」と聞くと、そのとおりですとのこと。

しかし、知っていなければ入り口はさりげなさすぎて通り過ぎてしまいそうですね。




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すがすがしく水打ちされたろうじ。


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通されたお部屋は5名がおしゃべりするには、遠くもなく近くもなくちょうど良いサイズ(ホンダのCMじゃないわよ)。
籠の見立ての花入がすてき。
お軸は「松無古今色」。
今からお茶事の懐石をいただくような気分にさせてくれます。

しかも掘りごたつなので足もラクチン。
もてなしてくれた女将さんは若くてべっぴん。



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まずはそれぞれのお好みのお酒で乾杯。
私はこちらをセレクト。

「飯櫃(ぼんき)」という亀岡の丹山酒造のお酒。
ちょっぴりスイートで果実酒みたいなお酒です。
なんでもこちらの丹山酒造、社長が女性の杜氏さんなんだそうです。
いかにも女性らしいお酒で、私にぴったり[E:coldsweats01](おほほほ)


今回はメンバーにおめでたい話がいろいろあり、乾杯にも気合いが入ろうというもの。

お料理はとってもおいしくて、見た目もとても美しく、しっかり手間をかけている、という感じでした。
ただし、しゃべるのとアルコールとで、おいしかったという記憶はあるのですが、食材についてはちょっと記憶がとんでおります。[E:coldsweats01]
(どなたかおぼえていたら教えて〜)


全部ではありませんが、雪哉コースのいくつかを。

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こちら八寸。
海鼠、白和え、手鞠寿司、むかご、カラスミ、あとなにかの(←おいおい)ゼリーよせ。

目にもうれしい酒の肴じゃございませんこと。

むかごとカラスミは、茶事の八寸で山の物、海の物にすることができそうです。
参考になります。





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蒸し物。
なにかの(←[E:coldsweats02])真蒸(しんじょう)。
おだしがおいしくて、汁まで完食。

この蓋の裏、雪月花の意匠がいいですねえ。
ちなみにこちらのお店、コースは雪哉、月哉、花哉と名前がついています。

こちらのご主人は祗園の料亭、鳥居本で修行されたとか。
まだお店は新しいのですが、かのタイヤ男本で星一つ獲得されているそうです。





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焼き物。
これ、最高においしかったわ〜。
西京漬けと菊花大根。
器がまた、私好み。

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京野菜の炊き合わせ。
海老芋と、堀川牛蒡。
堀川牛蒡ってほんと、やわらかいんですね。
これはちょっと感動モノでした。

ご飯はお櫃をおいといてくれますので、ついつい三杯飯をしてしまうという、、、、


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デザートは柚子釜。
中味はなんと葛豆腐。
とろとろと口触り抜群。


新メンバー様の新鮮なお話しもうかがいつつ、例の如くわれわれの年代の者しかわからんやろ的な話題でもりあがったのでありました。

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最後に記念撮影。

kiremimi様、ぽん様、みゅう様、花咲おばさん様、ありがとうございました。
夢風庵様も次回は是非。
posted by しぇる at 00:32| Comment(10) | TrackBack(0) | 京のグルメ | 更新情報をチェックする
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