2011年12月25日

こんなクリスマス2011

今年のクリスマスはいかがおすごしだったでしょうか。


10月から月イチ、○交社でひらかれていたランディ先生の「Teaは楽しい〜英語でお茶を」の講座もクリスマスで最終回。

今回は先生がクリスマスをテーマにした茶席を用意して下さったとのこと。

まず寄り付きの戸をあけてビックリ!

なんと大きなツリーとサンタさんに扮装したランディ先生が「Merry Christmas!」と迎えてくれたではありませんか。








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うれしいサプライズです。
ごいっしょした受講生のみなさまと。

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待合いもクリスマス。


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キャンドルの下に敷いてあるのは、古帛紗かと思ったらナプキンぺーパーなんですよ。
こんな楽しみ方もできるんですね。

「formalな茶会はそれなりに厳粛さが必要だが、友達ととにかく楽しくすごす茶会というのもありです。」

今回はその楽しいほうの茶会です。
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香合は先生にそっくりな布袋さん。(先生のお店の名前も「らん布袋」だし)
実は大樋なんですって。

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熱心にご指導下さるランちゃんランディ先生。

英語のプレゼンテーションの仕方だけでなく、お茶そのもののご指導もいただきました。

今回は半東のロールプレイングをさせてもらいまして、道具の説明をあれこれと添削されながらなんとかこなしました。
英語で自国の文化を説明するのはつい力がはいりますが、なにより楽しいです。
いつか外人さん相手に実地でやってみたいですね〜。



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更にうれしかったのは11月に植物園でおこなわれた大茶会でランディ先生のブースでだされた絶品スイーツを再び味わえたこと。
きなこ、メープルシロップ、ホワイトチョコの未知との遭遇とでもいうべきか、と〜ってもおいしいサプライズなお菓子です。
(欠点はころころころがりやすいことか)


いずれ、らん布袋でも定番スイーツになるかもしれません。
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楽しい茶会を終えたあとは、○交社にほどちかいスガマチ食堂でランチを。



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こちらのランチはヘルシーでとてもおいしいのです。
スパイスの使い方が上手なのかな、手を抜かずにきちっと作ってあって、機会があれば利用しています。


クリスマスの日最後に訪れたのは、今日が年内最終日の岡崎・好日居
さん。

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ちなみに右にたてかけてあるのは、お正月に飾ろうと古川町市場で調達した結び柳。

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こちらも今日まではクリスマス仕様。
奥に飾られているのはグレゴリアンシャント(賛美歌の古い楽譜)


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丁寧にスパイスから挽いて作られたチャイに、ほっと心も体もあったまる〜。

で、私のはこんなクリスマスでした。


最後に、、、、にわかクリスチャンではありますが、今、普通の生活をおくることができることに感謝し、遠方の困難な状況の中にいるたくさんの方々に思いをよせお祈りを。


posted by しぇる at 20:00| Comment(6) | TrackBack(0) | くらし | 更新情報をチェックする

2011年12月22日

Deutscher Weihnachtsmarkt 2011

子どもたちが小さかった頃はそれなりに毎年この季節にはクリスマスツリーなどを飾ったものでしたが、今ではもう飾らなくなりましたね〜。
だれも喜ぶ人がいないし、今の家は和風なのでどうも似合わない。

そのかわりといってはなんですが、毎年梅田スカイビルのDeutscher Weihnachtsmarkt(ドイツのクリスマスマーケット)に行くのが恒例となりました。

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11月末から12月26日まで、その期間が長いのもいいですね。
スカイビルにはドイツ総領事館が入っているので、そのバックアップのもとドイツ観光協会などが主な主催者。

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毎年この100年まえのメリーゴーランドがでます。
ドイツからはこんだもの。

この日は仕事が終わってからの遅い参加になったのですが、今までの中で一番の混み具合。

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たくさんの人が家族連れ、カップルでそれぞれのクリスマスを楽しんでいます。

時間帯によってはミニライブも聴けますよ。

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ヒュッテ(屋台)もたくさん出ています。
こちらはドイツビールの。


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ドイツなのにマトリョーシカ、、、??


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だいたい毎年同じ店が出ています。
ここはキラキラきれいなクリスマスオーナメント。
うちにツリーがあれば是非ひとつもとめたいものですが、買っても飾る場所がないので断念。


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こちらも毎年出ているシュヴァルツゲベックシュマルツゲベック(ヘル様ありがと)のお店。
沖縄のサータアンダギーに似てるかも。


さて、腹ごしらえ、腹ごしらえ。[E:happy01]



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ドイツソーセージと、、、、


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あったかいグリューワイン!
これで体もぽかぽか、寒さもなんのその。


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以前はグラーシュスープがでていたのですが、ことしはザウワークラウトスープ。

これもぽかぽか。



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耳をすますとドイツ語もよくとびかっていて、今年の夏いったベルリンを思い出します。
楽しかったなあ。

大学であれほどドイツ語勉強したのに、きれいさっぱり忘れているのはちょっともの悲しいです。[E:despair]






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こちらヘンゼルとグレーテル、、、のようなお菓子の家。


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アイシング中のドイツのお菓子マイスター(、、、かどうかは不明)



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できあがりのクッキーがたくさんぶら下がっています。
あま〜いバニラの香りにさそわれて、一枚クッキーを買いました。


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お家に帰って、わが家のクリスマスはこんなささやかなものです。

みなさま、よいクリスマスをおすごしください。

Frohe Weihnachten!

Feliz Navidades!

Merry Christmas!
posted by しぇる at 22:41| Comment(14) | TrackBack(0) | 大阪さんぽ | 更新情報をチェックする

2011年12月20日

松浦の太鼓〜弘道館月釜

古川町市場にて迎春の風景を。

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結び柳。
(茶人の家では正月にこれを床の上から下までたらして飾る)

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そして棒鱈。
京都人のお正月に欠かせない棒鱈と海老芋の「いもぼう」。
(私はいまいち、、、[E:coldsweats01])

さて、そんな慌ただしい中、弘道館の月釜へ。(会員ですの)

いつも御所の駐車場に車をとめているのですが、この日は隣国の大統領がおこしとのことで、駐車場の入り口で免許の提示を求められました。(こんなおばさん、みただけで、テロリストでも右翼でもないってわかるやろ![E:pout])

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弘道館の月釜は毎回テーマがあって、それをさがすのが、また博覧強記の席主、太田さん(有職菓子御調進所老松さん)の蘊蓄をあれこれ聞くのがとても楽しい。


12月のテーマは「松浦の太鼓」、忠臣蔵をめぐる歌舞伎の演目です。

なので入り口にはこんな槍と「討入」の文字が。


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おおまかな歌舞伎のストーリーは、、、

子葉という俳号まで持つ、赤穂浪士きっての俳人であった大高源吾(享年31)が笹売りに身をやつしているところに行き会った俳句の師匠、宝井其角は上の句を「年の瀬や 水の流れと 人の身は」と読みます。

これに答えて源吾は「明日待たるゝ その宝船」と詠みます。
其角はこの句の意味を測りかねるのですが、同じく其角の俳句の弟子であった風流大名、松浦候はそれを聞いて、これはまさしく明日こそ討ち入りじゃ、と解釈するのです。

松浦候(モデルは平戸藩主松浦鎮信とか)は実は吉良上野介の屋敷のとなりに屋敷をかまえていて、なかなか大石内藏助が討ち入りをしないことに業をにやしていたのです。

まさしくその夜半、突然ひびく陣太鼓に松浦候、指をたてて数をかぞえ、「三丁陸六つ、一鼓六足、天地人の乱拍子、この山鹿流の妙伝を心得ている者は、上杉の千坂兵部と、今一人は赤穂の大石、そしてこの松浦じゃ」と大喜び。

本懐をとげ、松浦屋敷へやってきた源吾は句の隠した意味をわかってくれたことを喜び、松浦候は「忠義に厚き者どもよ。浅野殿はよいご家来を持たれたものよのう」と感激するのでした、、、、


と、まあこういうお話し。

その松浦鎮信の数代後世の子孫、松浦静山(「甲子夜話」の作者で明治天皇の曾祖父になる)は弘道館をひらいた皆川淇園とよくつるんで遊んでいたとか。



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待合いには大石内藏助の消息。

本席:

花器は桂籠。(吉良上野介の首級を奪われないために、首に似せてこの桂籠を槍の先にくくりつけた)
花は四十七士への手向けの菊。

床は大高源吾の消息(内容不明)

この方、ほんとうにすぐれた俳人だったようで、武士としての生き様を選んだのは惜しいことかもしれません。

本懐をとげたあと、泉岳寺にて
    「山を抜く 刀も折れて 松の雪」

辞世   「梅で呑む茶屋もあるべし死出の山」

師匠の其角、源吾切腹の知らせをうけて 「うぐいすに此芥子酢はなみだかな」

また彼は茶道も山田宗偏を師匠としており、討ち入りの夜の吉良邸の半東は宗偏。
本懐をとげるために師匠を利用したことをわびる手紙があるそうです。

香合は大石神社の陣太鼓の形の土鈴。

炉縁の蒔絵は細川家の九曜紋。(大石内藏助は討ち入り後、細川家のお預かりとなった)

正客のお茶碗が松浦家伝来の茶碗。(何焼なのかは不明。唐津っぽい?)

真塗り小棗は宗旦。(吉良上野介は宗旦の教えを受けていた。山田宗偏もね)




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お菓子は食籠に入ったあつあつの薯蕷。
これも陣太鼓。

あとも茶杓の伝来とかいろいろお話しあったのですが、まわりがざわつくので全部はとらえきれず。
討ち入りを陣太鼓で知った大名が(松浦候?)それを聞きながら削った茶杓とか?真偽はわからないそうで。

確かにすごいお道具もでるのですが、ここではそれをありがたがるより、テーマにそったものを見て「なるほど〜」と合点するのが楽しいです。
太田さんのお話を聞きに来ているようなもの。(大高源吾の孫が池田屋事件で勤王方として落命した、、、なんて蘊蓄も聞けますのよ。)


そうか、こんな道具のとりあわせで遊べるのか、と感心することも多くて。

おもしろかったのは、お正客が上野介の旧領地(多分三河)出身で、大の吉良びいき。
歌舞伎の仮名手本忠臣蔵ですっかり悪役になってしまったことに憤慨しておられました。
実際主君としては名君だったらしいです。
しかも風流大名で、茶道も宗旦にまなんだあと、卜一(「上」の字をばらした)流という流派の家元だったんですって。

そうして考えてみると、辛抱ができずにキレちゃって、家臣を路頭にまよわせた浅野内匠頭が一番アカンかったんではないかと思えるわね。


今回も弘道館・月釜、堪能いたしました。[E:happy01]
posted by しぇる at 20:00| Comment(4) | TrackBack(0) | お茶と着物3 | 更新情報をチェックする
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