2011年08月30日

灰型と茶壺飾結び

さてさて、灰型の二文字押し切りもいよいよ一応のおしまい。

あくまで一応。
だって完璧、、、になんてあと10年はできないもの。


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とりあえず、茶事に使えそうなくらいにできればいいか。

今回新たな灰型作りアイテムに30cmプラスチック定規が加わりました。
エッジを五徳の爪にあわせて直線に切るのに、定規を上からあててみるとどこがゆがんでるかよくわかります。

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あ〜れ〜、、、
細かいところはスルーですよ、見なかったことにしてね。
時間は確かに短縮しましたけれどね。

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こちらは上級のひいらぎ様の、向一文字前谷灰。

大風炉に小振りな釜をかけたときに火が見えすぎないようにと考えられた灰型だそうです。
この曲線のエッジがむつかしそ〜[E:coldsweats02]

しかし、私が持っている釜は切り掛け風炉なので、丸灰はマスターしないといけないんです。

次回はいよいよ丸灰、五徳なし、曲線エッジに挑戦!です。



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最後にお楽しみの手作りお菓子をいただき、お茶を点てあって一服。
涼しげな葛のお菓子も、そろそろおしまいでしょうか。

秋の到来とともに、そろそろ茶壺の飾り結びの予習をしておかねば、、、



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まああと最低10年は口切りの茶事(茶家の正月といわれる11月に、その年の茶壺の口を切り、主客ともども祝う、数ある茶事の中でも、最も格式の高い茶事)なんてできないでしょうから、茶壺はよう買いません。
でも紐はついに買っちゃった!

いままでは真田紐なんかで練習していましたが、どうも長さとか、太さとか感覚が違うので。


この飾り結びはいったん口切りをした壺にほどこすもので、正面は真(両ワナ結び)、上座は行(総角【あげまき】結び)、下座は草(淡路結び)にむすんで床に飾るためのものです。


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ちなみに完成品はこんな感じになります。
(あ、私が結んだわけではありません)




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茶壺のかわりは玄関においてあった備前焼の花器[E:coldsweats01]


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いったん、結び方をおぼえると、真が一番形作りやすい。
紐の配分とか考えなくてよいので。

(、、、、と大口をたたいて、後日お稽古の壺飾付花月の真で立ち往生したのは私です、、、、[E:shock])



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これは行。
壺に紐を掛ける耳(乳)がないので、下で結びました。
これ最後の端っこの長さあわせがとってもむつかしい。
壺によって、淡路の部分の大きさも調整しないといけないし。


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草。
あはは〜、、、最後がやっぱり、長さあってません。

わらわらよってきているのは、紐をみたら遊ぶ道具と思っている方達。迷惑です!



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ついでに口紐結びも。

これもけっこう特殊な結び方です。
端っこをもって反時計回りにくるくるまわすと、するっとぬけるような結び方です。


毎年、「これで完璧!」と思うのですが、次の年のシーズンになるとまた0からのスタートになるのはなぜ???


<おまけ1>
南座前の井澤屋さんで買った水色の絽の帯揚げと、夏用の帯締め。


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着物と帯、帯と帯締め、、、、あんまりあってませんね。
コーディネイトミス!
だって、とにかく締めたかったんだもの。



<おまけ2>

社中をこえて開催されている某・花月の会へ参加させていただいています。

そこで茶歌舞伎之式(花月のひとつで、3種の濃茶を喫して種類をあてる)をされ、そのときの執筆さんの「茶歌舞伎之記」がすばらしく達筆なので、コピーを頂戴いたしました。

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これは一番正解をだした人に与えられる記録なんです。

いやあ、、、自分が執筆(記録係)になったら、すごいカナクギ流なので、だれも欲しがられないんじゃないかと思います[E:despair]おはずかしい、、、
posted by しぇる at 21:00| Comment(12) | TrackBack(0) | お茶と着物・2 | 更新情報をチェックする

2011年08月28日

おぢさんと猫のファンタジー(?)

とある大きな古い京町家におぢさんが猫と暮らしている。
猫は白黒のブチで、おん歳24歳。
人間ならばとうに100歳越え。
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数年前、おぢさんは奥さんを急な病で亡くした。
奥さんのかわいがっていた猫はしばらく遺影の前をはなれなかった、という。

ある朝、おぢさんの枕元で「おとうさん。」と奥さんの声が。

びっくりしてとびおきてよく見ると、朝ご飯の催促をする猫だった。

歯もいささか抜けて、鳴き声も明瞭ではないので、
またおぢさんの奥さんへの思いからの空耳であろうが、猫も
10年生きると猫又になるというし、もしかしたらうっかり人語を話してしまったのかもしれない。

目も薄く濁って、爪も引っ込めることができす出しっぱなし。
顎の毛がよごれているのも毛づくろいに熱心でなくなったせいだろう。

それでも、風のよく通る町家の通り庭、三和土の上を歩き、バケツにたまった水を飲み、
扇風機がつくる陰の中でまるまったり、時折お客さんがくればチェックにでてくる。

ゆるゆると、残り少ない、いとしい時間を生きている。

おぢさんが外出から帰ってくると玄関にちんまりすわって、きっと「おかえり」と言うにちがいない。

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え?
24歳?!
じゃあ、14歳のうちはまだ、ぴちぴちやん!
posted by しぇる at 21:33| Comment(6) | TrackBack(0) | cats | 更新情報をチェックする

2011年08月26日

東寺さんの弘法市

  ♪ 姉三六角蛸錦、、、、、十条東寺でとどめさす


の東寺です。

ここの五重塔は新幹線からよく見えるので、学生の頃、実家の岡山からの帰りこれを見ると、ああ、京都へ帰ってきた、、、とおもっていたものです。

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毎月21日は弘法市がたちます。
やっと日曜日にあたったので、でかけてきました。



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境内の蓮池には名残の蓮が。

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蓮の古名「はちす(蓮、蜂巣)」とはよくいったものだと、種をいれた花托を見て思います。

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あいにくの雨と、でかけるのが昼過ぎと出遅れたため、もう店じまいしているお店も多くて、ちょっと残念。


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弘法市のはじまりは、弘法大師入寂の旧暦3月21日にちなんで、毎月21日に御影堂で行われる御影供の縁日。
それにあわせて初めは茶屋が、のちにいろんな生活用品を売る店が出だしてかれこれ700年、という実はすごく長い歴史のある市なんですねえ。




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お天気のよい日などは1000以上のお店がでるそうです。

少しのぞいてみましょう。




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うわ〜、、、なんだかよくわからないけれど、昭和のにほひがするものがたくさん。



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こちらは古伊万里や茶道具が。
腰をすえてさがしたら、掘り出し物がけっこうありそう。

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ここの市はとにかく着物関係のお店が多いですね。

このお店は反物まで売っていますが、多くはアンティーク着物のお店。
状態のよいものが、え?というお安いお値段ででています。
昔の着物の意匠、色づかいはかえって斬新ですね。
もう20も若かったら着たいなあ、、、、

外人さんもたくさん買ってはりましたが、どうやって着るつもりだろう?

雨なので、商品がぬれるとこまる着物屋さんは早々に店じまい。
もう少しみたかったし、凡蔵母さん様のアンティークきもの凡蔵さんをさがしたのですが、お目にかかれず。

雨模様なのでこの日はお休みだったとか。
残念!


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こちらは濡れても全然大丈夫な古伊万里のお店。
でも、ぬれすぎとちがう?


あと、この市では梅干しやら、昆布やら、豆やら、、、食料品が豊富なのも楽しいですね。

もう一つ目をひいたのが植木の店コーナーがあって、(かつての)ガーデナーとしては心がさわぎます。





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ああ!
苔玉もええなあ〜。

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茶花の苗がこんなにあるなんて、やっぱり京都だわ。
買いたくてウズウズ、、、、でしたが、(今の生活では)ガーデニングは無理無理と言い聞かせてガマン。


で、結局買ったのはこちら。
農作業ウエアのお店で。

もんぺや、手甲などといっしょに売られていました。
夏の庭の雑草とりや落ち葉とりなどの作業時の必需品。
これひとつで蚊も日焼けも防げるすぐれもの!


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妙に似合ってる、、、、、

これをつけて作業中、お客さんが来られたら、
「奥様はおでかけです。」

、、、と言おうと思っている[E:coldsweats01]
posted by しぇる at 22:40| Comment(16) | TrackBack(0) | 京都めぐり1 | 更新情報をチェックする