2011年07月29日

京の奥座敷〜貴船で川床料理

学生の頃、郷里の友人が尋ねてくるといつも強引につれていっていたコースが、鞍馬寺〜木の根道〜魔王殿・奥の院〜貴船神社でした。

けっこう険しい山越えになりますので、ほんに当時の友人達にはありがた迷惑だったかもしれません[E:coldsweats01]

それでも一山越えて、清冽な水の貴船にたどりつくと、すがすがしい気持ちになったものです。


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教養学部のころ、生物実習で貴船の植生観察というので、でかけたこともありましたね。

でも、、、、

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いつのまにこんなに人がわさわさ来る場所になったのだろう?

真夏でもたま〜に人にすれ違うくらいだったように記憶しているのですが、今の貴船は川床料理めあてのひとがいっぱいで、貴船銀座とでもよびたいくらい。

実はかくいう私も川床めあてなんですけれど、、、、[E:coldsweats01]

市内から車で小1時間、京の奥座敷といわれる貴船では川床は「かわどこ」と読むようです。
なぜなら座敷には床の間がつきものですから。
対して鴨川の川床は「かわゆか」。高床からきているらしいので。
なるほど、そういわれれば覚えやすい。



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貴船川に沿って、川床を売り物にしているお店がぎゅうぎゅうに軒をならべていますが、この日はこちらにお邪魔しました。
鳥居茶屋真々庵さん。
貴船神社の鳥居のほんちかく。


貴船と市内は気温が7℃違う、ということですが、入り口ではそれほど涼しいとは思いませんでしたが、、、

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川へおりていくと、ひんやり。むしろ肌寒いくらい。
この日京都市内は30℃は軽く越えていたはずです。




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水があって、さらにそれが流れていると空冷作用はたいしたものです。
加えて、この視覚的な効果。


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こんな感じで席と席の間に水が流れています。



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お約束の(?)足つけ。
(お見苦しい足はスルーしてください)

つけたときはそれほど冷たいとは思わなかったのですが、ずっとつけているとだんだん痛いほどの冷たさを感じるように。
この水は鴨川の水源のひとつでもあります。



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お昼時なので、お客さんはいっぱいでしたが、ぎゅうぎゅう詰めではないので、良い感じ。

川床料理のコースをいただきました。

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添えられた山野草はなんでしょう?
お店の方は山紫陽花といっておられましたが、ちょっと違うような、、、

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清流とくればやはり鮎で。

けっこうお腹がいっぱいになるボリュームでした。


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シメの鯛茶漬けがおいしかったわ。
これといって特徴があるわけではないのですが、この場所でいただくことに意義があります。

それを特に感じたのは本館のお手洗いに行ったとき。
水洗なんですが、ジェット機のトイレ仕様。
つまり下水がなく、水を汚してはいけないので(たぶん)タンクにためているのでしょう。

険しいこの場所に食材を運んできた手間と、美しい水への配慮がこもったお料理です。
ごちそうさまでした。



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お腹がいっぱいになったあとは、ここでごろりと横になって、お昼寝でもしてみたいなあ。


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こんな団扇もいただいたし。
(阿以波、、とまではいかないにしても、けっこう良い団扇ですよ)

さりとて、行儀悪いのでそれは断念して、せっかくなので貴船神社にお参りを。

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高いところからみると川の岸辺の青楓の美しいこと。

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神武天皇の母・玉依姫が黄船(黄色い船?一節には黄泉と通じるとも)に乗って川を遡り、この地に祠を建てたのがその始まりとかや。キフネが貴船に。

水を司る神様で、雨乞いの時にも勧請される神様。
かつては上賀茂神社と本社、摂社の格をめぐる壮絶なたたかいもあったとか。




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こちら水の神様らしく、有名な水占みくじ。
霊験あらたかな水につけると文字がうかびあがってくるしくみ。
(これってミョウバンでしたっけね)(←不信心者)

学生の頃、よりによって正月なのに、八坂神社でひいたおみくじが大凶だったとき以来、私はおみくじはひかないことにしていますので、スルーしましたが。[E:gawk]


posted by しぇる at 00:32| Comment(12) | TrackBack(0) | 京のグルメ | 更新情報をチェックする
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