2011年07月10日

高台寺・傘亭でお茶を

暑いです。
京都だけじゃあないんでしょうね。


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ノウゼンカズラはこの暑さにもまけず元気そうです。



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円山公園。
東山も暑さに煮えていそうです。

あら、でもこの階段を登ると、小高くなるためか、すこし涼しい。

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ここは高台寺。

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こちらには吉野太夫を身請けした灰屋紹益の愛したといわれるお茶室、遺芳庵があります。
明治時代の移築とか。
どういういきさつでここにきたのか、不明。

この大きな窓が、吉野窓といわれる窓。
吉野棚という、茶席で使われる棚には、この窓の意匠がいかされています。



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お向かいの茶室、鬼瓦席の前では、この暑い中、お庭のお手入れのかたが、、、
ご苦労様です。

それでも方丈の中は涼しい風がとおります。

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あら、ここから霊山観音が見えるのね。

いつも来るときはライトアップの時で、夜だったから気づかなかった。


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見えにくいですが、お庭にはネジ花がたくさん咲いていました。

御霊屋を通りすぎて、どんどん登ります。

一番高いところにあるのが、重要文化財の傘亭と時雨亭。

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時雨亭の二階を見上げたところ。

土間廊下でつながれている傘亭、時雨亭は、伏見城の遺構を移築したとか、利休のデザインであるといわれますが、ほんとうのところ、確証はないようです。


それでも、ねねさん(のちの高台院)と秀吉がふたりだけのプライベートをここですごした、と想像した方が楽しいですよね。


ふだんこちらは外からしかのぞけないのですが、今回の震災の被災者チャリティーとして、現在中に入ってお茶をいただくことができます。(〜7月18日まで)


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時雨亭の一階は待合いになっています。


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土間廊下をわたって、傘亭の中へ。

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傘亭の名の通り、傘の骨組みを内から見るような屋根の竹・葭組みです。
ここまでは普段でも外からのぞけますが、中の間に座ることができたのは感激です。



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右手の竹の跳ね上げ戸の向こうは、伏見城では池だった、ということになっており、池で水遊びした後、太閤さんが舟をつけて傘亭にはいり、ねねさんとお茶を楽しんだ、、、、というイメージ。


左手の奥にはかまどもみえています。



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お菓子は千成瓢箪の薯蕷。

ここではお点前をしたのではなく、奥のかまどでどなたかが(利休さんだとさらに面白い)点てたお茶を楽しんだようです。

一段高くなっている場所に秀吉がすわったであろう、といわれていますが、この日は「太閤出陣図」の軸がかかり、太閤の馬印、千成瓢箪の置物、堆朱の天目台にのった天目茶碗が飾られていました。

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われわれへのお茶も、天目台に載った天目茶碗なので、すっかり太閤気分(?)



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傘の部分は何度も張り替えたでしょうが、この木製の部分は当時のままだそうで、ちょっとなでてみて、往時を想像するもまた楽し。

建物の傷みがはげしいので、こういう特別な時しか中へは入れませんが、昔はこちらで実際お茶会をされたこともあったそうです。
それにしても貴重な体験をさせていただきました。

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傘亭を出ての帰り道、市内をみおろすこの竹林は、下界の暑さがうそのような涼しさでしたよ。


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おお、そういえば、この日偶然にも私が持っていた扇子は瓢箪でしたわ。(by 宮脇売扇庵)


下界に降りると、、、、やっぱりあち〜〜[E:shock]

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なので、高台寺都路里で、こんなものを、、、、

これがまたでかいかき氷で、さすがの私も完食できず半分でギブアップ。

その足で祇園さんまで。



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能舞台で、アルバイトとおぼしき若者が傘に造花を取り付けているところをみかけました。
祇園祭グッズとは思いましたが、「これ、なににするん?」とたずねたところ、「さあ???」

おいおい、、、、、

思うにお迎え提灯(7月10日)の時に使う傘の飾りかと。
左手の黒いタイヤのような物はみんな提灯でしたし。

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私の中の、祇園祭ムードももりあがってきましたよ〜。


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さて、この日わざわざこちらへ来たのは、、、、


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これこれ。

移住前から、京都に引っ越したら是非手に入れよう、と思っていた祇園守(白い木槿)の苗。
茶花としてもこの季節、とても涼しげだし。


問題は、、、、ちゃんと育てられるかどうか、、、なんですが[E:coldsweats01]


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地植えにすべきか鉢植えにすべきか、、、それが問題にて候。(←アニメ「へうげもの」風に)


posted by しぇる at 22:14| Comment(5) | TrackBack(0) | お茶と着物・2 | 更新情報をチェックする
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