2011年07月17日

注連縄切り、くじ改め、そして山鉾巡行2011

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四条麩屋町、斎竹(いみたけ)にはられた注連縄。
これより先は神の領域を意味するもの。


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この結界を切り落とし、山鉾巡行の開始をつげる注連縄切り。
さあ、長刀鉾がゆっくりゆらゆらと近づいてきます。


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この注連縄=結界を切るべく、神のお使いとなった稚児は刀をぬく。

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ほんの一瞬の動作でお見事、注連縄は切り落とされました。


くじ取らずの長刀鉾の後に続く山鉾は、四条堺町にてくじ改めを。
奉行役の京都市長に各山の町行司がくじを見せ、順番通りに巡行しているかを確認する古式にのっとった行事。

木賊山でみてみましょう。



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こちらの町行司はりりしい少年です。
くじ札のはいった漆の箱をもって奉行の前へ進みます。

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烏帽子姿の奉行の前で、作法通り扇を使って箱の紐を解きます。
かっこいい。


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箱の中の札を見せ、番号を確認。



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ふたを閉めると、片手だけで箱を上手に回してくるくるっと紐をまきつけます。
うまくいくと周りから拍手が。


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そのあと小さな町行司さんは扇で山鉾をまねきよせます。

そしてゆっくり東行する山鉾。
絵になる式です。


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ゆっくりと、そして次々と山鉾が四条通を進みます。

ここで先回りをして広い御池通りで待つことに。


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おお〜、東山をバックに背負って鉾がやってきます。


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ここではやや遠目ながら、長刀鉾のお稚児さんの太平の舞をみることができました。

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鉾の軌道を修正する裏方さん達。
むつかしそう、ご苦労様。

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快晴の空は青く、、、、、そして紫外線と熱線もいっぱい。
あづい、、、、、


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四条傘鉾の棒ふり踊りの面々。


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暑いけれど、がんばれ!綾傘鉾のちびっこ!

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菊水鉾に添う荷茶屋(にないちゃや)。
柄杓がみえるでしょうか。
菊水鉾は、町に菊水井という武野紹鷗ゆかりの名水の井戸があった縁で、お茶と関係が深いのです。


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ちょっとお休み、、、、のこんな場面も。


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蟷螂山はカマキリの腕や羽根を操ってうごかしながら巡行。
人気です。

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姿のユニークさでは船鉾。
神功皇后出征の出船。
祇園祭前祭(さきのまつり)のしんがりをつとめる、くじ取らずの鉾。

山鉾巡行は以前、神幸祭に先んじる前祭(17日)と還幸祭に先んじる後祭(あとのまつり・24日)の2回行っていたのを、交通事情などから昭和41年にひとつにまとめられたとか。

最近になって、この後祭を復活させようという動きがでてきているようで、吉田孝次郎(吉田家ご当主)山鉾連合会理事長が後祭の復活を願った文を京都新聞にのせておられましたね。

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ここからがその後祭だった山鉾です。

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だからトップの北観音山はくじ取らず。

しんがりは、(昨夜おおあばれした)南観音山。
やはりくじ取らず。

いやあ、山鉾巡行をこんなにまじめに見たのは、大学に入ったばかりの年以来だなあ。
そして祇園祭自体が20数年ぶり。

京都に帰ってきたんだなあ、、、、、


posted by しぇる at 23:59| Comment(8) | TrackBack(0) | 祇園祭2011 | 更新情報をチェックする

宵山・日和神楽〜あばれ観音

宵山のすごいであろう人混みをさけ、夜10時前に家を出発。

地下鉄をおりたところで、目の前に南観音山の日和神楽にであう。

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明日の巡行の好天を願って(願うまでもなくよさそうですが)お囃子のある各山から囃子屋台がでて、御旅所までいくのです。(長刀鉾のみ八坂神社まで)

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向こう側で菊水鉾の屋台とすれちがうところ。

まだ人出は多いものの、ピーク時をこえ、四条通にもゆっくりそぞろ歩きをするゆとりが出る時間、こんな祇園囃子をきくのも風情があります。

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屋台は御旅所から帰るところで、これから町内をまわって山鉾へ帰還します。

では、先回りをして南観音山で待ちましょう。


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日和神楽が帰ってくると、ご神体の楊柳観音を台にのせて町内を走り回る、という宵山のフィナーレ、「あばれ観音」。
それを一目見ようと、夜の11時というのにかなりの人出です。







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あ、お囃子の音が近づいてきました。


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日和神楽のお帰りです。

そこから待つこと約30分、11時半に山の北側でワッショイワッショイ!のかけ声があがります。
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おお!
すごいスピードで近づいてくる!

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布と紐でぐるぐるまきやん。

あばれ観音の伝来は不明らしいですが、一説に宵山で会所に座らせられたストレスを一気に発散していただき、明日の巡行におとなしくしていただく、、、とか。

このぐるぐるまきではかえってストレスため込みそうですが。

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こうして3回町内をまわり、Uターンのとき、はげしく台をゆさぶるので、「あばれ」観音だとか。
Uターンの場所を確認したので、来年はもっと近くで暴れるところをみられるかな。


観音様が会所にご帰還になり、三本締め。

おもわず拍手がおこりました。

これにて宵山は終了。

いよいよあすは山鉾巡行ですねえ。

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飾り付けをすべてはずし、明日に備える山鉾を数えながら、帰途につきました。

う〜む、京都帰還1年目にして、あばれ観音までみちゃうとは、わりとよく頑張っているわい、自分[E:coldsweats01]
posted by しぇる at 01:25| Comment(8) | TrackBack(0) | 祇園祭2011 | 更新情報をチェックする

2011年07月16日

白昼の鉾町2011

(スミマセン。このブログ管理人の個人的情熱で今夜も祇園祭が続きます。)

真昼に36度を超えたらしい、京都です。
暑いです。
でも時間があれば、いっちゃうんです。
鉾町へ、、、


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いつもの河原町四条のバス停を降りて、え???

ここは四条のお土産物センターのはず。
いともかんたんに、御旅所脇の詰め所に早変わりできるんですねえ。
(いつもとおるのは朝早くなので気づかなかった!)

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白昼の鉾の前をびゅんびゅん車が通る景色。
タクシーやバスのドライバーにはいたく評判悪い広範囲の交通規制ですが、こんなのできるのは日本広しといえど、祇園祭だけでしょう。


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菊水鉾では亀廣永さんの「したたり」を購入。
(まあ、最近は年中買えるんですけれど、ここで買うことに意義があるのよね)

菊水鉾のご神体、菊慈童は菊の露のしたたりを飲んで、700年も生きた、という言い伝えから、なにか祇園祭にふさわしいお菓子を、ということでつくられた黒糖の琥珀羹なんです。
(ちなみにこちらの会所では宵山期間中呈茶があります。菊水井という名水にちなんでお茶と関係が。)




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こちらです。
琥珀羹はかならずしも好きではないのですが、このしたたりは別物。
ほろほろした食感がまた絶妙。


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電柱にまいてある黄色いネットは山鉾の巡行時、ひっかからないように、という処置でしょうか。


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こちら放下鉾は会所にあがることができます。


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鉾の歴史や伝えてきたことの誇りを熱く語る役員さん。
普段は入れない町家の二階です。



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長刀鉾のような生稚児のかわりに乗られる人形のお稚児さん、三光丸クン。
かわいらしいなかにもやんごとない感じ。

禅語に「放下着(ほうげじゃく)」という有名な言葉がありますが、この鉾の名前はそこからきているのですね。
初めて知った。



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会所巡りの楽しさのひとつは普段あまり見られない、ほんものの町家の中をのぞけること。
町家フェチとしてはうれしい限りで。


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さすが着物の室町、なのでこういった着物関係の出店(ふだんは卸しだけで小売りはありません)が多いです。

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昼間なので、保育園児達もお祭り参加。
かわいいですね〜。


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こちらも特別公開の時にはなんどもお邪魔した重要文化財の杉本家
祇園祭の期間ははじめて。

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表の間が伯牙山の会所になっています。
琴もありますね。
古代中国の琴の名手であった伯牙が、親友の死を悼むあまり琴の弦を切った、というお話に基づいているので。



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有料にはなりますが、杉本家の中へはいって屏風や、夏の町家の室礼を見ることができます。
何度も来ていますが、夏はやはりすてきでしたよ〜。
町家は夏をむねとして作られているのですね。

座敷の真ん中に大きな氷柱がたてられ、これにさりげなく蔦をからませてあります。
氷柱用の専用の家具なんでしょうか、したが竹のすのこになっている台でした。

杉本家のお母さんが、溶けた氷の水を受ける容器をいれかえながら、「こうして手で触って、それを顔や体につけると涼しいんですよ。」と教えて下さいました。

実際の気温はそれほど変わらないでしょうが、目で涼しげな氷柱を見ているだけで気温が下がるような気がします。
昔暮らしの智恵ですねえ。
ちなみにこの暑さで直ぐ溶けるので、大きな氷柱が1日2本はいるそうです。



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最後に3年後の復活をめざす大船鉾。

(京都人にしたらついこないだの[E:coldsweats01])いくさ、禁門の変で焼失した大船鉾ですが、ご神体の神功皇后の面をはじめ、舳の金幣、刺繍の舵など大方の物が残って各家に大事に保存されてきたそうなのです。
ですから船さえできれば復活できるわけで、そのための資金集めがたいへんだそうです。


大船鉾は、神功皇后遠征のお帰り、凱旋の船鉾だそうで、出征の出船の鉾が今の船鉾とか。






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とばりの向こうからかすかにのぞく神功皇后像は(ちょっと不気味ですが)凱旋時、臨月だったそうで(赤子はのちの応神天皇)そういえばお腹がふっくらしてる??


さて、私もささやかながら資金協力を。



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3年後の勇姿が楽しみです。


さて、今年の厄除け粽は、、、、

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太子山町の秦家のめぐみさんのファンなので、太子山のにしました。

聖徳太子といえば、娘が通った学校が四天王寺だったので、在学中太子像の写真もたくさんもらったし、関係なくもないかな〜、、、と思って[E:coldsweats01]

今年一年、いろんな厄をよけられますように。
posted by しぇる at 00:29| Comment(10) | TrackBack(0) | 祇園祭2011 | 更新情報をチェックする
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