2011年06月21日

吉田山大茶会

日曜の朝、ゆるゆると朝刊をゆっくり読む。
平日には味わえない楽しみ。



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そこ、どいてくださる?[E:angry]

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[E:cat]「いやどす。ここがええのどす。」

ムッカ〜!

、、、、な、ゆるい朝でしたが、先日パンフレットをいただいたのでいってみようかと、、、、
吉田山大茶会。今年第2回目の開催だとか。


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大学の頃はうちの庭っ!というくらいだった吉田神社です。チャリを秘密の場所(撤去されない)にとめていざ。


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境内にはあちこちにお茶のブースがたくさん。

事務局が中国茶の岩茶房さんなので、中国茶のブースが圧倒的に多いです。



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一部有料ですが、ほとんどのブースが無料で試飲できるので、これはどこからまわるべきか、悩むわ。

ふと、妙なる調べが聞こえてきたので、そちらの方へいくと(多分若宮神社という摂社の前だと思う)、まあ!


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セザンヌの書簡を朗読しながら能管を吹く、というパフォーマンスをやっておられるのは野島久美子さん。

神社の聖域に響く能管の音はなんともいえませんねえ。
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境内に隣接する吉田幼稚園では中国茶のお点前が披露されるようなので、いってみましょう。

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この時間、されているお点前は鉄観音烏龍茶の工夫茶です。

工夫茶というのは明〜清時代に福建省でおこなわれていた烏龍茶(青茶:半発酵茶)をいれるための所作に、日本の茶道の影響もうけつつ作られた点前だそうです。

茶道のお点前のように、ルールが厳しいわけではなく、むしろお茶をおいしくいれるための手続きのようですね。

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茶壺(チャフー)に茶葉を入れ、一煎目は捨てる(細かいゴミをとるため)、煎じる間にチャフーにもお湯を掛けて、茶杯を温める、、、、、青茶にむく入れ方で、緑茶、白茶(無発酵、微発酵茶:ちなみに煎茶は究極の無発酵)にはむいていないそうで。

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工夫茶につかわれる道具は、かつての中国の文人達が、水差しや墨ばさみ、道具を乾かすためのすのこ、筆をほぐすための楊枝など、手身近にあった書道道具で茶を淹れようとしたのが始まり、という説があるそうで、むしろ煎茶道にちかいかもしれませんね。(煎茶道はようしらんけど)


P1110273(ちなみにこの手は私ではありません。提供下さった方、ありがとう)

開ききった鉄観音茶葉。
大きいですね。
お聞きすると、煎茶などはお茶の新芽の一芯二葉をつむのですが、烏龍茶の場合は三〜四葉まで使うそうです。



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こちらは岩茶房さんのブース。
新しくいれてもらったのは白瑞香というお茶。


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さわやかな香気にみちたお茶です。



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中国茶はたくさん種類があって、産地、茶樹の種類、製茶法によって味、香りが全く違うのですが、面白いとおもったのは東方美人茶(青茶:烏龍茶の一種)。

こちら台湾茶の浅黄屋津右衛門商店さんのブースでいただきました。
わざと茶葉をウンカに食べさせて、その分泌物で茶葉の中で化学変化がおこるとかなんとか、、、(詳しくはようわかりませんが)それによって芳醇な味わいがでるそうなんです。
よって、無農薬!
手間かかってますね。



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またまた若宮神社から神秘的な楽の音が、、、

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今度は以前、秦家で演奏をきいた、笙の田島和枝さんでした。3本の笙と能管の奏でる音色はこれまた圧倒的な迫力で神秘的な調べ。


さて、中国茶だけでなく、日本茶も、その他のお茶もがんばっています。

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ここは熊野神社のそばで、昔からよく知っている竹村玉翠園さん。
こちらでいつもは店に置いていない、京田辺にある300年の茶樹の古木からだけとった抹茶というのを販売されていたので、即買い。

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享保時代くらいの茶の味かしら〜?

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あ、宇治茶だ〜。

他にも、、、


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トルコチャイ、インドチャイのお店や、


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アフリカのルイボスティーなども。



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黄金の茶釜?と思ったらチタン釜だそう。
(純鉄とチタンがむすびつかないような気がするのだが??)
雑金属のイオンが溶けださないので雑味のないお茶になるとか。
(試さなかったのでわかりません)


さて、最後に優雅な中国茶のお茶席を。




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奈良の出張茶館囍茶(きちゃ)さん主催。


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茶器もこだわりの品々で。
手前はもちろん茶の枝。

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いただくお茶は白龍珠。(微発酵の白茶)
茶葉に一晩で7回、茉莉花(ジャスミン)の香りを吸収させるという、これも手間のかかったお茶なのです。


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囍茶さんのお点前は所作がとても美しくて、無駄がない。



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お湯を直接注ぎます。
先ほどの工夫茶とまた違いますね。


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茶菓子はローストココナッツとレーズン。
これがまた,一緒に食べるとめちゃくちゃおいしくて、ついおかわりをしてしまいました。

お茶はジャスミンの香りですが、そんじょそこらのジャスミンティーとは一線を画しています。


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ゆっくり開いた茶葉を楽しみ、お菓子をつまみ、5〜6煎目までいけるお茶を飲みながら、楽しいことを一日中語り合えたら、それはまた素敵な人生のひとときではありませんか。

(たまにはね、そんなふうにゆっくりすごしてみたい)


posted by しぇる at 00:02| Comment(13) | TrackBack(0) | 京あそび | 更新情報をチェックする
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