2011年06月07日

古川町商店街

先日わが家においでくださった花咲様にいただいたお花です。

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なんと、手ずから育てられた茶花です。
まあ、すてき!

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いくつか抜粋して玄関にも。
ガーデニングには敗北(?)して、あきらめた私ですが、自宅の庭の茶花をそのつど切って、生けることができたら、、、と思うとまた懲りずに挑戦しようかな、、、なんて。(やっぱり時間的に無理無理!)

さて、この日は地下鉄東山駅の近く、江戸の昔より東の錦といわれた古川町商店街へ。
町歩きの趣味と、お買い物の実用を兼ねて。

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ここはTVドラマ「京都地検の女」のヒロインのホームグランドという設定なので有名になったみたいです。
再放送をみたところ、ああ、ここ知ってる知ってる、というお店がけっこうでてきます。
そのあといきなり遠いところへ舞台が瞬間移動するのは京都ドラマのお約束かも。
なにしろ短時間に名所をもりこまないといけないですから。

ただし、すこうしさびれた感がなきにしもあらず、なのはどこの商店街でもかかえる問題なのでしょう。
錦のようにほとんどが観光客、、、というところとはちがいます。
でも、お店の人と会話をかわしながらする買い物はやはり楽しいです。
パックしていない野菜やお魚も、スーパーに慣れた身にはなんだかなつかしい。

おまんやさんもあるし、とてもレトロな薬屋さん(浪花千栄子のオロナインの看板でもでてそうな)(←古〜っ!)もあるし、意外といろんな雑貨も手にはいるのね。





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ぽん様お気に入りの熊野神社の「十両」じゃなくて、いきなり1000倍の「万両」さん。
お惣菜と日替わり定食のお店。
ほんまに手作りでお値段もリーズナブルなので、ダンナのご愛用。
昨年までは私のお気に入りのランチカフェ、「六花」さんもここにあったんだけどな。(東大路に移転されました)

そして商店街を通り抜けるともう知恩院はすぐそこです。


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ここは「京都地検の女」のヒロインが毎回最後に(脈絡なく)浴衣で登場する白川べりどすえ。

商店街でのお買いもの、晩飯のタネと、こちら。



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やめられないとまらない、の大好きな福だるまと、お茶のお干菓子にでもなりそうな団扇の麩の焼き。

それから、花屋さんで買った茶花。

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ここの花屋さんはご主人がいい人で大好き。
茶花もけっこうおいてあるし。(←育てずに買う派です[E:coldsweats01])



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こちらで買った大好きなチンシバイ、2日たっただけで暑さのせいか花が開ききってしまいました。
それもまたきれいなんですがね。

この古川町商店街、日曜日はお休みなんです(一部除く)。
お間違えなく。


posted by しぇる at 21:07| Comment(24) | TrackBack(0) | 京都めぐり1 | 更新情報をチェックする

2011年06月05日

建具の夏支度

町家の生活で、六月になると夏の支度のひとつとして建具替えがあります。

襖や障子を片付けて夏の建具に替える。
大きなお屋敷では全部の建具を替えるとなると、さぞや重労働だったことでしょう。

家の中を風が通り抜けるが視界はしっかりさえぎる、そのすぐれものが葭戸(よしど)です。

家中の建具をとりかえる、、、というのは経済的にも、使わない障子や襖の収納場所からいっても(蔵なんてないもんね〜)わが家では無理なんですが、せめて一部屋だけでも葭戸にかえようと。

入れ替えて、この家での最初の夏をのりきる工夫を。

この葭戸、○河なんかの新品のカタログをみると、すごいお値段なんです。

でも!

これが古建具だと、はなはだしいものになると10分の1くらいの値段で手に入るのです。

そこで、わが家の建具のほとんどでお世話になった、夷川の○川古建具さん。
こちらで葭戸をお願いしました。




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早速もってきていただき、その場でノコギリやカンナで調整を。

ちょっとあわせただけで、ぴったりスムーズに開閉ができるように調整終了。
さすが、プロのお仕事。

そしてこの家は昔の家の寸法で建ててあるからでしょう。

最近の新しい家は、障子や引き戸も背が高いですから、昔の建具を使おうと思うと、おもいきり下駄をはかせないといけません。(でも、○川さんではそれもやってくださるんです)

昔の町家は建具はほぼ同じ規格、リサイクル、リユースが簡単にできるんです。

そこらへんはエコですが、ただ、新しい物を作る技術者がへってくるかも、、、という懸念はあります。




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ちなみに入れていただいた葭戸は京式(というらしい)。

葭の節を竹の縁でかくさずに、リズムよく見せて模様にしているものをいうのだそうです。
京町家ではよく使われるものだとか。

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腰板の意匠もなかなか凝っていて、おさえの棒の中に煤竹が埋め込んであるんです。

材質は赤杉。
40〜50年くらいの年季はいってます。

さあ、できあがり。
これで夏を迎える支度ができました。

(あとお金があれば畳に敷く網代とかもほしいなあ、、、、、)




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(鴨居の上の小障子までは手が回りませんでした〜!)
posted by しぇる at 20:07| Comment(10) | TrackBack(0) | くらし | 更新情報をチェックする

2011年06月03日

青時雨〜黒谷・真如堂・何有荘周辺

青時雨、もしくは青葉時雨は夏の季語ですが、二つの意味があるそうです。

ひとつは青葉の頃にぱらつく雨、もう一つは青葉にたまった水滴がぱらぱらと落ちてくるさま。
いずれにしても美しい言葉です。

この日は雨の中、青葉麗しい道を散策して、「青時雨」という言葉がうかんできたのでタイトルにしてみました。

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スタートは黒谷さん(金戒光明寺)の門前のお家のバラから。
日本家屋にも意外とバラって合いますね。
雑誌で読んだところによると、日本原産のバラ(薔薇:しょうび)もあるそうですから、ヨーロッパだけのものぢゃなかったんだ。



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黒谷さんの猫。

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紫陽花の花はまだ青いです。
こちらも境内広いので、あちこちにいろいろな花が見られます。


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こういう崩れた壁フェチ[E:lovely]

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本堂の前の階段の大きな桜、花の時はきれいなんですが、こんなサクランボができていました。

かわいい。

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墓地へ向かう道の石畳。
このリズム感が美しい。

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蓮の花はまだ早い墓地への橋をわたり、、、

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真如堂へぬけるこの裏道は大好きなのですが、小雨模様ゆえ、ほかに人っ子一人いません。
薄暗いし、さすがの私も若干、、、、恐かった〜[E:shock]

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真如堂にもだ〜れもいなくて、コワイながらも独り占め。


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紅葉が美しいここは、青楓だって美しいんです。


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いつも観光シーズンには人をあてこんで店をひらく(?)真如堂猫もいないなあ。
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と、思ったら、茶所にたたずむ黒猫ちゃん。

じっと丸まって、雨をしのぐのでしょう。

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ふと気になって、野村碧雲荘の花菖蒲を見に行くことに。
すると、、、ありゃ〜、、、

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「柵の内側に入らないで下さい」

けち〜!けちけち![E:pout]

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しかたがないので、思いっきり拡大で。
ただし、花はまだ少し早かったようです。

ここから南禅寺境内に入り、金地院の前をまっすぐ行くと、大寧軒とか智水庵などの非公開のお屋敷の門が続きます。



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こちら智水庵の入り口。
もと北陸の鉱山王といわれた横山男爵家の京都の別邸だとか。

一時短期間公開されたこともあるらしいですが、一度は入ってみたいですねえ。
やはり東山を借景とし、琵琶湖の水を引き込んだ池泉回遊式庭園のはず。

それにしても今はどなたが維持しておられるのかな。(莫大な資産が要るでしょうねえ)



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そしてアメリカの某大資産家が入手したことで有名な何有荘(かいうそう)。
こちらも一時は公開したり、イベントが行われていたらしいですが、個人の所有となった今、公開はあまりのぞめそうもない。


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残念なので、生け垣越しに東山の借景だけ拝んで、想像をふくらませましょう。


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うわあ〜、、、りっぱな巨石!

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うわあ〜うわあ〜(←興奮している)

これでもか、の石垣!

数年前、この石垣のところにスズメバチが巣を作って大騒動というニュースがあったなあ。

その先には蹴上名物、「ねじりまんぽ」。


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インクラインの下をくぐるトンネルで、インクラインと同じ時にできたそうですからこれも明治の建築物。

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中はこのように見事にねじれております。
強度を高くするための力学的意義があるんだそうな。

くぐった先はツツジで有名な蹴上浄水場。
ここからまた南禅寺にに引き返す途中、こんなそそられる道しるべが。

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「豆の子いなり」。
そもそも豆の子ってなに?

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なにがあるのかしら。どきどきわくわく。

あれ?


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工事中!

なので、豆の子が何なのか、解決されないまま家路についたのでありました。

** 後日さる筋から情報をいただきまして、豆の子=メノコ=女の子、だそうです。
   祀ってあるのはヒンドゥーの伎芸天、荼枳尼天(だきにてん)なんだそうです!
posted by しぇる at 23:38| Comment(16) | TrackBack(0) | 京都めぐり1 | 更新情報をチェックする
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