2011年05月22日

南座・「猿之助歌舞伎の魅力」展

じつは猿之助の歌舞伎は見たことがありません。(普通の歌舞伎もそれほど見てません)
ましてやスーパー歌舞伎など全然。

でも、派手な衣装や宙づりなど、なにかと話題にはでるし、たまにTVでチラ見するので、南座の中へ入れることもあって、のこのこ出かけてみました。

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あ、いきなり「猿之助」の名前が切れててごめんなさい[E:sweat01]

南座はウン十年ぶり。
でも改修後ははじめてです。



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いやあ、レトロな雰囲気も残しつつ、舞台、天井、真っ赤が基調の座席、天井桟敷、華やかやなあ、、、、

客席は2階、3階とあるのですが、そこにずらっとスーパー歌舞伎の豪華絢爛、派手な誇張の衣装がすらっとならんで、われわれを見下ろしているが如くで、迫力あります。

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舞台の前の方、天井からはかの有名な宙づり場面を、衣装だけ吊って再現。

「ヤマトタケル」の衣装でした。
思うに死後、白鳥になって飛び去った、、、という伝説の場面でしょう。

2,3階席は通路が狭く、1階にむかって急斜面でおちているので、転がり落ちそうでこわかった。(←高所恐怖症)
なのにこんな高いところに宙づりされるなんて、まさに命がけの芸ですね。

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ワダエミさんもビックリのすごい衣装をデザインしたのは、空間芸術家・毛利臣男さんというかた。

近くで見るとおどろおどろしいような衣装も、舞台で強いスポットを浴びて遠くから見ると、すごく映えると思います。

そして、衣装の色や柄でこの人が悪役か、善玉かわかる仕組み。
たとえば「南総里見八犬伝」では里見の兵士は真っ赤な鎧兜、敵の軍団は黒い鎧兜でおどろおどろしい。

3階にならんだ主に打ちかけシリーズは、金糸銀糸の刺繍も華やかで、意匠もすてきに面白い。

髑髏や,蜘蛛の巣など、まあ日常着る着物にはない意匠も当然ながらあって、これがまたすばらしい。
少なくとも歌舞伎が衣装を必要とする間は、日本の着物の伝統工芸はすたれないんじゃないかと思うくらい。

昨今、とくにヨーロッパなどではオペラにクラシックな衣装をつかわず、モダンでシンプルな(というか手抜き?)衣装を使うのがはやっているようですが、これが全然、見てて楽しくない。
衣装も大事な舞台装置だと私は思うのですが。

あと1日に数回、大道具の組み立て、バラシの実演ショーがあって、組み立てを見ることができました。
殺風景な舞台の上にたくさんの大道具さんがでてくると、あっというまに寝殿造り風のお屋敷ができ、桜の花まで満開ではありませんか。(「義経千本桜」の川連法眼館の場)
これもなかなかお見事。

う〜ん、また歌舞伎、見に行きたくなりました。
せっかく南座も近くになったことだし。

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さて、最後にお茶席でお茶をいただく。
実はこの茶席も舞台セットのひとつだとか。

このお菓子は南座オリジナルの「夕霧」。
ようするに餡入り生八つ橋なんですが、形が編み笠。

歌舞伎・浄瑠璃の演目「夕霧(太夫)」(「吉田屋」とも)のなかから、尾羽うち枯らした伊左衛門が、夕霧太夫をたずねてお茶屋、吉田屋へ編み笠をかぶって来るところからとったものかと思われます。

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お茶碗は当然ながら、定式幕ですね。

さて、先のお菓子、夕霧のご製菓は井筒八つ橋なんですが、これが南座の北、真向かいに建っていまして、、、




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ななな〜んと、「北座」!

江戸時代、京都にはかつて7つの芝居小屋があったそうですが、明治まで残ったのは南座、北座だけだったそうです。

その北座も明治26年に廃止されたそうで、それがあった場所がこちら、井筒八つ橋さんところだったそうなんです。

いや、南座は30年以上前からしっているけれど、そんな歴史があるなんて、しらなんだなあ。
京都に住んで、知らんことばっかり、というのがようわかりました。
これから先はずっといろいろ京都の勉強ができそうですわ。
死ぬまで退屈しそうもありません。



   *     *     *


*「猿之助歌舞伎の魅力」展
京都四条 南座  〜5月30日まで



<おまけ>

梅雨もまだというのに、デパートからお中元のカタログが届く季節です。

お中元にこんなのいかがでしょう。
みっちりつまってますから、上げ底包装なんてことはありません。

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ありゃりゃ、、、、



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詰め込みすぎてはみ出るのはいただけませんね。

(ちなみに同じ箱です。縮尺サイズがかわっているだけで)


posted by しぇる at 19:17| Comment(8) | TrackBack(0) | 京都めぐり1 | 更新情報をチェックする
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