2011年05月15日

「春来在」〜大山崎山荘中國茶会

京都市内から阪急で30分足らず、大山崎にある大山崎山荘はこのところすっかりお気に入りの場所になっています。
別荘気分で、、、、ああ、こんな別荘が買えたらなあ、、、(遠い目)

この日は夢風庵様にごいっしょしていただきました。


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緑の道を行くもうるわしの皐月。

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こちらは植物の宝庫でもあるのですが、シャガがあちこちに咲いていました。

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入り口はいつもと違って「茶」の看板が。

そう、今日は春秋恒例の大山崎中國茶会がひらかれるのです。
ここの中國茶会は大阪の無茶空茶館の黄さんが監修されています。

今回のテーマは「春来在」。

(パンフレットより)

春の新茶は、再生の象徴。心身を浄化し、清新で新たなる気を呼び込むといわれます。
2008年に日本と同じく大震災に見舞われた中国四川省からも、2011年春、生命力にあふれた新茶の数々が到来しました。
破壊から再生へ、そして希望の祈りをこめた春茶会を催します。



受付をすませると、ぺたんと参加証代わりのシールをはってもらい、それぞれが用意した茶杯をもって逍遙するのです。

そう、広い山荘の敷地内あちこちに点在する茶席を思い思いに巡るという趣向です。
(規模こそ違え、秀吉の北野大茶会もそんな感じだったのかな)

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まずはこの竹の小径をのぼって、、、

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一番人気の彩月庵。
普段は非公開のお茶室です。


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かつてここに夢を結んだ加賀正太郎もここで茶会を楽しんだのでしょう。


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ちゃんと蹲居もありますが、ここは座敷ではなく、立礼の茶席なのです。

窓から見える緑が絶景。
秋もまたきっと燃えるような紅葉が楽しめるのでしょうねえ。



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一席8名で福建省の新茶、「白豪銀針」茶を。
お点前を拝見しながら。
中国茶は日本の茶道のような決まったお点前はないそうですが、その手の動きがとてもきれいでした。


ここでいただいたお茶はしいていうなら微発酵茶になるそうです。
日本の煎茶は摘んで直ぐ蒸すので、無発酵ということになりますが、このお茶は摘んだ芽をゆっくり自然に乾燥させるのだそうです。
茶も「植物」であることを思い出させる香りでした。
お茶としては最高級の部類だそうです。
ちなみに「白豪」とは茶葉の芽に白い産毛がびっしりと生えていることをさすとか。
その毛がその名のとおり「銀」色に見せるのです。



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このお茶室にあったアルコーブに生けられた蘭。
花器は中国のアンティークのお弁当箱、提籃。(いいですねえ、、、[E:lovely])

さてお次は彩月庵の小径の入り口にある僥倖席。

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こちらでいただけるのは白毛猴(福建省産)。

白茶(弱発酵)と緑茶(無発酵)の中間にあたるお茶だそうです。


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このお湯をそそいでいる茶葉の入った器にも惹かれるのよね。
右下の水指かな、と思った器には小さな中国菓子が入っていました。

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ゆっくり開いていく,茶葉。


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この日持参したのは現代の物ですが、染付の酒杯。
茶杯にもぴったり。(他の人のに比べるといささかでかいが、、、)


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緑に埋もれる山荘。
心地よい風を感じ、野鳥のさえずりを聞きながらお茶をいただく。
ああ、贅沢、、、


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次の席は山荘から下って庭園の方へ。

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いつきてもため息のでる別荘ですねえ。

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春先に来たときには枝垂れ桜が見事だった芝生の広場のあちらとこちらに山崎草堂席(あずまや席)が。

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こちらではグラスのお湯に直接茶葉を入れて供してくれました。


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入れていただいたお茶を持って,四阿で思い思いにいただく。


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木々の緑に茶の緑。


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開いた茶葉は煎茶と何ら変わらないように思えるのに、味や香りが異なるのは不思議ですね。

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ここでお茶をいれてくれたお姉さんの帽子に青楓。

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こちらではオトギリソウのお茶とか、竹葉茶など珍しいお茶をいただきました。


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こちら(記憶違いでなければ)蒙芽茶・四川省産。
緑色の柿の種(おかき)ってかんじですね。
葉っぱを噛むと、ぱりぱりしてこれもおいしい。

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あは。
やっぱり私の茶杯だけデカイ、、、

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これが一番煎茶に近かったような気がする。
茶葉ももちろんいっしょに食せます。


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最後はトチノ木亭にて希望席へ。

なぜトチノ木亭というかというと、、、


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小屋のとなりに立派な栃(とちのき)が植えられているからなんですね。
きれいな花を咲かせていました。

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こちらも彩月庵と同じく立礼席。


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福建省・坦洋村産、坦洋工夫茶。

発酵茶で、ようするに紅茶です。

このお茶は18世紀に英国王室特供茶の指定も受けたそうですが、清朝末期のどさくさで衰退してしまったそうです。
それを再び復活させようという気運が高まり、今まさに世界に向けて売り出し中の紅茶なんだそうです。

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これには震災で破壊された東北地方の産業復活へのエールの気持ちがこめられているのです。

とてもおいしい紅茶でした。

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この茶箱もいいわね。

一通りお茶をいただいた後は山荘内の二階テラスへ。

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ここに来たからにはこのパノラマを見ずして帰れましょうや。

桂川、木津川、宇治川を望む。

下を見ると、、、

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こわいような青楓の洪水。
秋にはまたどのような色を見せるのでしょう。

この二階テラスのカフェで、さわやかでゆったりとした一日のシメは、私たちにはやっぱりこれよね。

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やっぱり飲むんかい、、[E:coldsweats01]


posted by しぇる at 23:52| Comment(8) | TrackBack(1) | 京都めぐり1 | 更新情報をチェックする
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